ジブリの世界

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2021年08月13日

『もののけ姫』が公開された1997年、こんな<ヤバい>年だった

『もののけ姫』が公開された1997年、こんな<ヤバい>年だった


(C)1997 Studio Ghibli・ND

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1997年、あなたは何をしていただろうか? 24歳の人ならば生まれたて、34歳の人であれば当時10歳で小学生、44歳だと成人式の年になる。

1997年はけっこう激動の年だった。さらっと書いてみるだけでも凄い。


・正月早々から日本海に重油が流出

・消費税は3%から5%に

・酒鬼薔薇聖斗による「神戸連続児童殺傷事件」

・フジロックが初開催

・ダイアナ妃が交通事故死

・山一證券が破綻

・ポケモンショック事件(光過敏性発作)

・川島なお美は「私の体はワインで出来ている」と語る


全国の小中学生が「オレタチ、ニンゲンクウ」と猩久のモノマネに明け暮れたかどうかは定かではないが、とにかく『もののけ姫』もまた、1997年に公開された。

本コラムはその『もののけ姫』公開当時(1997年)にどのような映画や音楽などがあったのかを考え、懐かしがろうという趣旨である。当時を知っている人には「あったあった笑」と、知らない方には「こんなことが(ものが)あったのね」と公開当時の雰囲気を感じてもらえたら嬉しい。


(C)1997 Studio Ghibli・ND


さて、当時の空気をもう少し補足してみると、流行語大賞は「失楽園(する)」で、創世記以来の失楽園ブームが訪れた。その他ノミネートされたものだと「たまごっち」「透明な存在」「マイブーム」などがある。ダイアナ妃交通事故で盛んに報道され、今やすっかり浸透した「パパラッチ」もランクインしている。

ファッションでいえば、ジャンニ・ヴェルサーチが射殺されたのもこの年だ。日本では女子高生はルーズソックスを履き、シノラーアムラーも量産された。女子高生はコギャルになり、一部は進化してガングロギャルになった。

その一方で96年には雑誌「FRUiTS」が創刊されている。「個性派」という言葉は今や死語かもしれないが、自由でフレッシュなスタイリングがストリートで流行した。また「GOODENOGH」「A BATHING APE」「UNDERCOVER」なども90年代前中盤から引き続き盛況であり、「NOWHERE」に吊るされていた商品が高すぎて買えず、怪しい露天商から偽物を買った人もいるのではないだろうか。

他にも「20471120」「beauty:beast」「SUPER LOVERS」「MILKBOY」「TRANS CONTINENTS」「HYSTERIC GLAMOUR」「OZONE ROCKS」「Christopher Nemeth」「W.&L.T.」と、まるで往年のバンド名のようなブランド名をタイプしているだけでも懐かしくて涙が出そうになる。時代が少々前後しているような気がするが、書きたくなってしまったのでご容赦願いたい。

純粋なファッション以外にも、前年96年には『トレイン・スポッティング』が公開されているので、レントンやベグビーのファッションを真似していた人もいるだろう。ビニール素材でポケットのたくさんついた「壁にかける良くわからないアレ」にポストカードを入れていた人もいるだろう。部屋でチャンダンを焚いていた人もいるだろう。何を隠そう筆者である。今タイプしているだけでも懐かしさと恥ずかしさが寄せては返す波のように押し寄せる。

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