ニューシネマ・アナリティクス

映画コラム

『ラーヤと龍の王国』レビュー:「信じる」ことを訴えるディズニー3DCGアニメの傑作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTコロナ禍の影響でなかなか新作映画の劇場公開が滞りがちな中、ようやくディズニーが新作を映画館でお披露目(ディズニープラスのプレミアアクセスと同時公開)。それだけでもありがたいところなのに...
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『ARIA The CREPUSCOLO』レビュー:伝説的癒し系アニメの最新作が、ついに映画館にお目見え!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」2021年3月5日からアニメーション中編映画『ARIA The CREPUSCOLO』の全国劇場公開が始まりました。天野こずえの同名漫画を原作とする伝説的な癒し系TVアニメーション・シリーズの後...
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『ラスト・フル・メジャー』レビュー:オールスター・キャストによるヴェトナム戦争秘話

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTふと気がつくと、ヴェトナム戦争も終結からまもなく半世紀を迎えようとしています。この間に数限りなく、アメリカは初の大敗を喫した戦争を題材にした映画を作り続けてきました。そしてここにまた新...
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『カポネ』レビュー:暗黒街の帝王アル・カポネ、その堕ちて壊れた最晩年の衝撃と悲哀

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTアル・カポネ(1899~1947年)といえば、20世紀前半、禁酒法時代を含むアメリカ暗黒街を代表する大ボスであり、犯罪映画いおいては悪役の代名詞ともいえる存在でもあります。ブライアン・...
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『レンブラントは誰の手に』レビュー:芸術を巡る人間の欲望とケタ外れの金銭感覚を笑え!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTネーデルランド連邦共和国(現オランダ)の出身で、バロック絵画を代表する画家のひとりレンブラント・ファン・レイン(1606~1669年)。俗に「光と影の画家」とも「光の魔術師」とも謳われ...
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『夏時間』レビュー:ノスタルジックな空間になじめない少女の繊細な“夏の時間”

田舎に住む祖父ヨンムク(キム・サンドン)の大きな家で夏を過ごすことになった10代の少女オクジュ(チェ・ジョンウン)と弟(パク・スンジュン)、そして父ビョンギ(ヤン・フンジュ)。まもなくしてそこに父の妹ミジョン(パク・ヒョニン)も加わり、三世...
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『ナタ転生』レビュー:中国3DCGアニメの飛躍を示唆する伝奇バトル・ファンタジー!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORT日本では2019年の初秋に限定上映された「白蛇:縁起」(19/今夏、日本語吹替版が劇場公開予定)の中国スタジオ追光動画が4年の歳月を費やして制作した振る3DCGアニメーション伝奇バトル...
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『ガンズ・アキンボ』レビュー:“ハリー・ポッター”がデスゲームに強制参加!?

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」最初に申しておきますと、これは2021年早々にして、映画ファン発狂&歓喜&喝采もののカルトティックな一大快作です!題材はネット配信されて大人気の“殺し合いゲーム”という実に物騒なもの。しかも、そ...
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『あのこは貴族』レビュー:現代女性の自立を軽やかに綴る本年度屈指の秀作!

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」現代社会の中で女性の自立を促す映画やドラマは今に始まったわけではありませんが、本作『あのこは貴族』は従来のものを優に超越した魅力に満ちた作品です。先ごろ終了したばかりのNHK大河ドラマ「麒麟がく...
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『モンテッソーリ 子どもの家』レビュー:斬新な教育メソッドの本質を探るドキュメント

■増當竜也連載「ニューシネマ・アナリティクス」SHORTイタリア出身のマリア・モンテッソーリが20世紀初頭に考案し、今では世界中に普及している《モンテッソーリ教育》。日本では棋士の藤井聡太王位も受けていたという、このメソッドの本質を探るべく...