映画『砂の器』シネマ・コンサート、開催決定!

砂の器 シネマ・コンサート メイン1

松本清張の同名小説を映画化した1974年の作品『砂の器』を、フル・オーケストラによる全曲生演奏付きで上映するシネマ・コンサートが、東京・渋谷にて今夏開催されることが決定した。

『砂の器』シネマ・コンサート開催決定

シネマ・コンサートは、名作映画のセリフや効果音はそのままに音楽パートを生演奏する、映画をライブ感覚で楽しむ形式の公演スタイルで、欧米を中心にブームとなっており、日本でも『ゴッドファーザー』や、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『タイタニック』「ハリー・ポッター」シリーズなど、数々の洋画でシネマ・コンサートが開催され、先月には最新作『美女と野獣』が日本で初演されるなど人気を博している。

今回、シネマ・コンサートによる上映が決定した『砂の器』は、松本清張の同名社会派ミステリーを、野村芳太郎監督のメガホンで映画化した作品。

砂の器 シネマ・コンサート メイン2

前半は、殺害事件の手がかりを求め、丹波哲郎演じる今西栄太郎警部と、森田健作演じる吉村弘刑事が日本各地を巡る推理劇となっており、各地の証言者として笠智衆、殿山泰司、渥美清といった名優が随所に登場するのも見どころだが、後半のクライマックスの40分では音楽が重要な位置を占めている、まさにシネマ・コンサート向けの作品。

砂の器 シネマ・コンサート サブ1

加藤剛が演じる気鋭の音楽家・和賀英良が作曲した「宿命」を東京交響楽団と共に初演するシーンをはじめ、緊迫した捜査会議シーン、和賀の回想として描かれるお遍路姿の親子が四季折々の全国を旅するシーンの、3つのシーンを交互に織り交ぜながら、バックには本作のために作曲された組曲「宿命」がクライマックス・シーン全編を通じて劇的に流れる。セリフは極力抑えられ、40分のあいだに綴られる音楽と映像の融合のカタルシスが、本映画の真骨頂となっている。

今回のシネマ・コンサートで演奏を担うのは、オーケストラは公開時の映画音楽を演奏した東京交響楽団が担当、本公演では現在の楽団員によって演奏される。

そしてピアノ演奏は、1992年ミュンヘン交響楽団との共演でデビュー以来、数多くの国内外のオーケストラで客演をはたす国内屈指のピアニスト近藤嘉宏。原作者・松本清張をして「原作を超えた」と言わしめたという日本映画界に燦然と輝く傑作が、オーケストラの生演奏によって時を越えて甦る。

公演は2017年8月12日・13日の2日間で、東京・渋谷Bunkamura オーチャードホールにて開催される。チケットは先行受付が本日5月18日より、一般発売が6月10日からとなっている。

映画『砂の器』シネマ・コンサート 公演概要

日時:2017年8月12日(土) 開場16:30/開演17:00
8月13日(日) 開場13:30/開演14:00
会場:Bunkamura オーチャードホール(東京都渋谷区道玄坂2-24-1)

上映作品:砂の器(松竹・橋本プロ=提携作品/1974年10月19日劇場公開)
上演時間:2時間23分(途中休憩:20分あり)/上映作は2005年リマスター版)

原作:松本清張
脚本:橋本忍、山田洋次
監督:野村芳太郎
音楽監督:芥川也寸志/作曲:菅野光亮
演奏:東京交響楽団/ピアノ:近藤嘉宏
企画・制作:松竹・松竹音楽出版・PROMAX
制作協力:東京音楽工房

公演詳細
http://promax.co.jp/sunanoutsuwa/

 

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(C)1974・2005 松竹株式会社/橋本プロダクション

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