乃木坂46 能條愛未、主演ミュージカル「少女革命ウテナ」を振り返る
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今週の乃木坂週刊映画は、2018年3月8日より16公演行われた能條さん主演のミュージカル「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」について。千秋楽を迎えたばかりの能條さん、今の率直なお気持ちを語って頂きました。
■前回までの記事
・乃木坂46 能條愛未、主演ミュージカル「少女革命ウテナ」を語るVol.2
・乃木坂46 能條愛未、映画『神さまの言うとおり』を語る!
・乃木坂46 能條愛未、演技や映画の価値観を語る!
・乃木坂46 能條愛未、主演ミュージカル「少女革命ウテナ」を語るVol.2
・乃木坂46 能條愛未、映画の価値観のターニングポイントとなった『ヒミズ』を語る
→それ以前の記事はこちらから
■今の率直な気持ち
始まる前は16公演は凄く長いなと思っていたのですが、実際始まってみるとあっという間でした。みるみるうちに公演数が少なくなっていきあっという間に千秋楽を迎えました。
公演を終えて寂しい気持ちはもちろんありますが、達成感の方が強いです。私としては毎公演120%の力を出し切って、大きなトラブルもなく無事終わったということ、そして何よりも舞台が原作ファンの方にも好評であったので、ホッとしているのかもしれません。
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■主演としての緊張
今回は初めての主演・座長ということで始まる前は今まで感じたことのないような緊張や不安に襲われました。
何かトラブルは起きないか、台詞が飛んだりしないか、酷評の嵐にならないかなど考えなくても良いことまで考えてしまっていたところがあります。
しかし、実際に始まってみるといつもの冷静な自分がいました。プレッシャーや不安に押し潰されなかったのは1つ自信になりましたね。
もちろん小さなミスだったり、改善しないといけないことだったりはいくつもありました。そういう部分を直して、より良い女優として120%の力を出し切って、お客さんと自分の満足度120%になれるよう今後努力を重ねていきたいです。
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■仲良しがチームワークに繋がった
キャストのみんなとは本当に仲が良かったです。皆さんでご飯を食べに行ったり、他愛もない話を楽屋でしたり。
それでいながらリハーサルや本番ではきっちり切り替えて演技を通してお互いぶつかっていく感じでした。演技についての議論などはあまりしていなかったのですが、仲の良さから発生した空気感自体を活かした演技が結果的に舞台全体を構成するパワーになったのかなと思いました。
アドリブも非常に多く取り入れられていたのですが、作品自体を変えてしまうものでもなく適度に笑えて好評だったようです。こういったことができるのも心の底から信頼し合っているメンバー同士だからこそできたのかなと思っています。
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■座長としての喋りについて
今回は初座長ということで、毎公演終了後に挨拶をする役目がありました。
これに関しては公演前から心配していた通り…何とも言えない感じでしたね(笑)
正直途中から開き直ったんです(笑)
最初の方は座長っぽくしないといけないと思い真面目に喋っていたのですが、どうもうまく喋れなくて。
冷静に考えたら、私自身はそんな真面目な感じはきっと求められてないし、求められていても素の能條愛未としてはできないなと悟りました(笑)
私は私らしくの仕切りをやれば良いと思って、最後の方とか「夜の渋谷は本当に危ないので、一目散に帰ってください」とか話して皆さん笑ってくださっていました(笑)
でもそれがウケていたみたいなのでこれで良いのかなって思って。無理しないことも大切だと今回の舞台を通して学びましたね(笑)
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■編集長による編集後記
舞台の千秋楽、そして京都での握手会と休みのない中で今回行われた対談の機会ですが、疲れよりも安堵の表情を見せていたのが印象的でした。
初主演・座長の舞台ということで、舞台の裏話やファンのみなさんから募った質問にもさまざまお答え頂いています。
それらは次週の「乃木坂週刊映画」で。どうぞお楽しみに!!
(取材・構成:柳下修平/撮影:生熊友博)
能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)
能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー
月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。
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