乃木坂46 能條愛未、映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』を語る!

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今週の乃木坂週刊映画は、大政絢さん・染谷将太さん共演の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』について。印象的なタイトルの本作を能條さんはどのようにご覧になられたのでしょうか。

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■『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』概要

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

『桃まつりpresents kiss!/あとのまつり』の瀬田なつきがメガホンを取り、入間人間原作の累計100万部突破の人気小説を映画化。かつて誘拐監禁事件の被害に遭った幼なじみの男女の、どこか壊れた愛情をシニカルにつづる。この物語の核となる主人公を演じるのは、『パラダイス・キス』の大政絢と『パンドラの匣』の染谷将太。フレッシュな二人の演技の端々に時折見え隠れする、純粋さと狂気が入り交じる瞬間に息をのむ。

ある日、みーくんは暴力的でわがままだけれど、かわいくて憎めない幼なじみのまーちゃんと再会する。二人は10年前に起きた誘拐監禁事件の被害者同士で、いまだに心に癒えない深いキズを抱えていた。不気味な連続殺人事件が世間を騒がせている中、精神科医のもとを訪れたみーくんの前に刑事が姿を現し……。

■タイトルが気になっていた

この作品はタイトルが非常に印象的だったので観てみようと思いました。どのような内容なのかなど何も知らない状態での鑑賞でした。

どこか普通のラブストーリーっぽくはないけれど、見ていて憧れの心すら伴う素敵なカップルの日常も描かれているなと思いました。

しかし物語が進むに連れて徐々に「これは本当にカップルの日常なのか…?」と疑問を持つように。

物語の途中で明かされた二人の過去は壮絶なもので、断片的に感じていた違和感について「そういうことなのか」と徐々に思うように。

それでもどこか引っかかるものがあり、今の二人(厳密にはそのうちの片方)の今の真実を知って、腑に落ちました。

そしてその真実に胸が締め付けられる思いがしました。

人の心とは脆いものであると思いながらも、人の持つ優しさとは偉大なものだと。本作を見てそう思いました。

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■真実がわかった状態で観るとまったく異なるものに映る

しっかりと二度目を鑑賞できたわけではないのですが、物語(真実)を知った状態で観ると冒頭からまったく異なる印象を持つ映画だと思いました。

たとえばまーちゃんの「絶対にどこにも行っちゃダメだよ。」ときつめにいうシーンなど。

最初観た時は「なんで?」と思うのですが、二度目だと「そうだよなあ…」と複雑な気持ちになります。またみーくんの立ち振舞いに関しても「そうするしかないのかなあ…」とこちらも複雑な気持ちになります。

ネタバレになるので細かく語れないのですが…うん…複雑な気持ちになる映画です。

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■染谷将太さんの演技はいつも凄い

『ヒミズ』でも語ったのですが、染谷将太さんの演技は作品問わず本当に素晴らしいです。

20代で演技のうまい役者さんはたくさんいらっしゃって、女優を目指す私にとって尊敬する方々ばかりなのですが、染谷さんはその中でも異色というか…独特の魅力があり、演技がうまいのだけれど、完全に自分のものとしているというか、演じているのではなく完全になりきって役の人そのものとしてそこに存在しているように毎回思うのです。

とくに本作では隠された真実があるので、それをより強く感じます。

染谷さんの演技は、片隅でも演技をしているものとして本当に感心してしまい、憧れでもあるなと思いました。

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■最後に

本作はなかなか衝撃的な展開を辿る映画で、「楽しかったです!」とかそういう映画ではありません。バッドエンドの映画というわけではありませんが、観た後でさまざま考えを巡らせる映画です。

そういった映画はなかなか多くの方にご覧頂けないこともあったりするのですが、さまざまな考えを巡らせるからこそ映画の余韻はいつまでも続き、身体の中に溶け込むような魅力があるのかなと思います。

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ぜひご覧になってみてください。

(取材・構成:柳下修平/撮影:生熊友博

能條愛未 プロフィール(Ami Noujo Profile)

能條愛未
1994年10月18日 神奈川県生まれ 血液型 A型
乃木坂46 一期生メンバー

月に10本は必ず見るというほどの映画好き。
映画、舞台と女優としての活動の場をひろげるほか、バラエティーでも持ち前のセンスで活躍中。

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