インタビュー

2017年07月03日

イケメン風ブサイク井上(NON STYLE)の乱入で出演者タジタジ?!「兄こま」公開記念舞台挨拶レポート

イケメン風ブサイク井上(NON STYLE)の乱入で出演者タジタジ?!「兄こま」公開記念舞台挨拶レポート




7月1日(土)、前日に公開初日を迎えたばかりの土屋太鳳さん主演映画『兄に愛されすぎて困ってます』の公開記念舞台挨拶が東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の土屋太鳳さんのほか、共演の片寄涼太さん、千葉雄大さん、杉野遥亮さんという兄系イケメンが揃って登壇されました。


美男美女兄妹と遅れて来たイケメン?



6月30日(金)に全国公開された本作は小学館『Sho-Comi』に連載中の同名漫画(夜神里奈作)の実写化で、現実世界ではそう滅多にお目に掛かれない美男美女兄妹、その妹・橘せとかが年上の兄系イケメンたちに愛されまくるといったラブストーリーです。
舞台挨拶はそんな美男美女兄妹を演じた二人の挨拶から始まります。




主人公・橘せとかを演じた土屋さんは「昨日、見て頂いた皆様に温かく、この『兄こま』の世界を迎えて頂き、そしてまた今日、こういう風に皆様に作品をお届けする事が出来て本当に嬉しく思っています」と満員のお客さんに感謝の気持ちを表しました。




一方、兄・橘はるか役の片寄さんは「昨日、公開初日を迎え、そして2日目という事で、少しずつ自分の元にも色んな感想を頂く事もあるのですが、そんな感想が自分のパワーにもなっていますし、そんな素敵な言葉を沢山頂ける様に、引き続き沢山の人に知って頂ける様に頑張りたいなと思います」と今後のプロモーションについてもその意気込みを語っていました。




一通り登壇者の挨拶が終わり、司会の方が進行しようとした瞬間「ちょっと待ったぁー!」と大きな声が響き、イケメン風セクシーブサイク・教育実習生の矢高北斗役を演じたお笑い芸人の井上裕介さん(NON STYLE)が乱入?してきて会場をざわつかせると「引いてんじゃねぇよ!」「お前は違うだろって顔してんじゃねぇよ!」と悪態をついて観客の笑いを誘い会場を沸かせると、会場は一気に和やかな雰囲気に。

和気藹々としたフリートーク





フリートークではお題の入った質問BOXから出演者がカードを引いて答えていく形で進行しましたが、『好きな子に対して15分の持ち時間でどうアプローチする?』というお題に対しノンスタイル井上さんは「僕は、もう、強引に抱きつくんじゃないっすか。15分間ずっと抱きつくんじゃないすっか」と答えて客席からは「うわ〜」と声が上がるなど、会場中の女子をドン引きさせて「ああ、引けばイイさ、朝から!(舞台挨拶は9:00スタート)」と逆ギレ(笑)




同じ質問に対し、ヘタレ系塩顔男子・芹川国光役を演じた杉野さんは「友達の状態っていうことですもんね。どうしよっかな。取り敢えず二人きりになって、いちゃ…」と言葉を詰まらせ、すかさずノンスタイル井上さんが「二人きりになってイチャイチャって言おうとしたやろ!で、あ、ヤベ客いるんだってなって、止めたやん!」と突っ込みを入れ、会場の笑いを誘います。
改めて「いやあ、そんな、でも、出来るだけ触りたい」と、ある意味エッチな回答をするも会場からは好意的に受け止められている様子で、これには片寄さんも「これでも引かれて無いですからね」とイケメンがイケメンに嫉妬する一幕も。




一方、同じ質問をされたセレブ研修医・芹川高嶺役の千葉さんは「やっぱ、でも、会話をしたいから、カップラーメン5個食べ比べみたいので、お互い感想言い合うみたいな感じ...」と答え、思わずノンスタイル井上さんが「可愛い!あの可愛さ欲しい〜!」と声を上げると、「おあげ出来なくて、残念です」と千葉さんが切り返し、会場中の爆笑を誘う息のあった掛け合いを見せてくれました。




更に、『次にこの中で違う役をやれるのなら何の役がいい?』という質問には、ノンスタイル井上さんが「大勢から求愛される役だから、タオちゃんの役がいい」とか「やっぱり、タオちゃんとキスしたいから片寄くんの役がいい」などと発言し、またしても会場中はドン引き(笑)




その後、話の流れで劇中での壁ドンシーンが話題に上がると、ノンスタイル井上さんが土屋さんに壁ドンする際になるべく上の方で壁ドンしなくてはならず、頑張って背伸びして壁ドンしていたというエピソードを紹介。「多分、映画で使われてないと思うけど、監督がふざけてココ(伸びた足首)のヨリ(アップ)撮ってんねん」と、その様子を再現すると会場は笑いに包まれていました。

今回が初めての舞台挨拶という事で気合の入ったノンスタイル井上さんが、終始盛り上げ役に徹して独壇場と化した感のある舞台挨拶でしたが、そのおかげで笑いが絶えず非常に楽しく、会場にいたお客さんたちもあっという間に終わってしまったといった印象を持ったのではないでしょうか。

どんな大作映画にも負けない






最後に挨拶に立った土屋さんは「映画『兄こま』は、本当にアットホームで暖かい現場で育まれて、すごく愛らしいラブストーリーになりました。誰かを大切に思う事であったり、大切な何かを探そうとする気持ち、守ろうとする気持ち、そういった真っ直ぐな愛情を、エンドロールに入りきらない程沢山の方に支えて頂いて、どんな大作にも負けない程の熱い真っ直ぐなエネルギーを込めて表現しました。誇りを持って皆さんに送り届けたいと思います。本日は本当にありがとうございました」と、可愛らしくもしっかりとした言葉で締めくくりました。

中高生に人気の少女漫画が原作で、主演の土屋太鳳さんをはじめ出演者の方々も若い子たちに人気絶頂の方々なので、今回の舞台挨拶の会場も若い女子でいっぱいでしたね。
登場するのは美男美女ばかりで、しかも恋愛模様を繰り広げるなど、私のようなオジさんにはファンタジーの世界にしか思えませんが、もしも自分がまだ十代で、土屋太鳳さん演じる橘せとかの兄だったら…とか、もしも自分がせとかの初恋の相手となる研修医だったら…とか、妄想してみると過ぎ去った青春の日々が蘇ってちょっとドキッとしちゃいました。これはもう、現役バリバリの中高生の皆さんには妄想が止まらないドッキドキの映画なのでしょうね。

そして、そんな本作の舞台挨拶は笑顔が絶えず、共演した皆さんの仲の良さ、土屋さんの言うところの『アットホームで暖かい現場』というのが伝わる実に楽しい舞台挨拶でした。




映画『兄に愛されすぎて困ってます』は絶賛公開中です。

(写真・取材・文:いぢま)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!