『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』に学ぶ恋愛婚活テク、アナケンの「けものフレンズ」姿にキュン!

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート

(C)2016 Right Productions, LLC

『ピッチ・パーフェクト』シリーズで、日本中にアナ・ケンドリック(長いので、通称アナケンと呼ぶ人が多い)信者を増殖させた彼女の、待望のラブコメアクション映画!それがこの新作、『バッド・バデイ!私とカレの暗殺デート』だ。

都内では僅か2館での公開となった本作を、今回は公開1週目の日曜日、『ジェーン・ドウの解剖』と同じ日に鑑賞して来た。

恥ずかしながら、実はかなりのアナケン信者である自分。彼女の待望の新作に期待して鑑賞に臨んだ結果は、果たしてどうだったのか?

予告編

ストーリー

好きになるのがダメ男ばかりで、二股をかけられるなど失恋ばかりを繰り返すマーサ(アナ・ケンドリック)の前に、彼女が考える理想の男フランシス(サム・ロックウェル)が現れる。ヒットマンでありながら、人殺しが許せず、依頼人を殺してしまうという一風変わった変わったフランシスとマーサは急速に惹かれあっていく。

そして、世界中の殺し屋から命を狙われているフランシスと行動をともにしていく中で、マーサはこれまで自分が気づくことのなかった「最強の殺し屋」の素質に目覚めていくのだが……。

ラブストーリーだけじゃ無い、予想外に本格的なアクション!

面白かった!そして、「殺せよ、乙女」の宣伝文句通り、殺人的にアナケンが可愛かった!

鑑賞前は、ちょっと変わったラブコメ映画だと思っていたのだが、意外にも本格的なアクションが全編に登場する本作。
サム・ロックウェル扮する殺し屋フランシスの、随所で披露する近接格闘の技のキレはもちろん、踊るように相手の攻撃をかわしながら、一人ずつ確実にしとめて行く華麗な銃撃戦は見事!

もちろん、アナ・ケンドリック自身も捕まって殴られたり、血を流したりするなど、いつもと違って体を張ったアクションに挑んでいる。
この様に、万が一アナケンに興味が無い男性でも、本格的アクション映画として無条件に楽しめるので、是非劇場へ!

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート サブ5

(C)2016 Right Productions, LLC

実は婚活にも役立つ、意外に真面目な二人の恋愛アプローチ!

独自のモラルに従って仕事を請け負う殺し屋と、ちょっとエキセントリックなこじらせ女子との恋愛を描く本作。
その出逢いから接近、そして恋愛へと発展するまでのエピソードの積み重ねは、本格的アクションと並ぶ、本作のもう一つの見所だと言える。

世間の常識から見ると、かなり非常識で逸脱した行動を取る二人だが、意外にも恋愛のアプローチに関しては、非常に真摯で学ぶべき点が多いのに気が付いた。
やっと巡り合えた理想のカレ氏が殺し屋だと知り、距離を置こうとするマーサに対し、フランシスは決してあきらめず何度も彼女の心のドアを開こうと粘るのだ。

何度も断られながらも、とにかく話をしてもらうために彼女の元を訪れるフランシス。その真摯な態度に撃たれたマーサは、頭で考えたり色々理屈を付けること無く、ただ己の感情に従い自分の素直な気持ちのまま行動に移す=ハグ&キスするのだ。

相手の条件や仕事の内容・外見などに惑わされず、時には自分の正直な心のままに、相手の胸に飛び込む勇気。これこそ、現代の恋愛&婚活に一番必要な要素なのではないか?そんな大事なことをさりげなく教えてくれる本作!

カップルでのデートムービーとしても、将来のために一人で恋愛の勉強に行くにも、正に最適のエンタメ映画だと言える。

バッド・バディ!私とカレの暗殺デート サブ1

(C)2016 Right Productions, LLC

最後に

鑑賞後、劇場ロビーで目にした印象的な出来事があった。
男女のカップルが、ロビーに掲示してあった本作のあるシーンの写真を、自分のスマホで撮影していたのだ。
それは、何故かネコ耳のカチューシャを着けたアナ・ケンドリックが、銃を構えているシーン。

思わず、「判るぞ、その気持ち!自分も同じだ!」と、肩の一つも叩いてあげようかと思ったほど、それほど本作鑑賞後の後味は爽やかで気持ちがいい。
しかし後で良く考えたら、ネコ耳姿のアナケンって、今話題の「けものフレンズ」その物じゃないか!

そのあまりにキュート過ぎる彼女の姿に出会うためにも、今すぐ劇場に駆けつけるのがオススメです!

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(文:滝口アキラ)

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    滝口アキラ

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    滝口アキラ
    映画ライターにしてブルース・リー研究家。主な著書に、「ブルースリー超全集」「俺たちのジャッキーチェン」「俺たちの007」などがある。映画のコミカライズや、日本オリジナル映画主題歌などの、「失われた映画カルチャー」にも造詣が深く、TBSラジオ「ウイークエンドシャッフル」へのゲスト出演、今関あきよし監督作品への声優出演、更には「実際に映画に出演する映画ライター」として、現在「毎月1本必ず映画に出る」をノルマに活動中。その抜群の企画力と、交友関係の広さには定評がある。

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