『ちえりとチェリー』の「5つ」の魅力!星野源ファン、「若おかみ」ファンも必見!

(C)「ちえりとチェリー」製作委員会 

本日2月15日より、全国のイオンシネマ(一部の劇場を除く)にて映画『ちえりとチェリー』が2週間限定で公開されます。本作は2016年より“スローシネマ”という独自の上映活動がスタートした以降、3年をかけて全国各地で上映会が行われており、チケットの完売が相次いだだけでなく、「もっと多くの方に観て欲しい」などの絶賛の声が数多く届いていたのだそうです。

先に結論を申し上げておきますと、『ちえりとチェリー』は今のこの時代で絶対に親子で観るべき、もっと多くの方どころか、全ての日本人に観て欲しいと心から願える、素晴らしい作品でした! その魅力を以下にたっぷりとお伝えします。

1:1日につき作られるのはたったの8秒!
尋常ではない労力があった!

本作の最大の特徴は、“パペットアニメーション”であると同時に“ストップモーションアニメ”であるということ。その名の通り人形(パペット)を用いており、それを動いているように見せるために「ちょっと人形を動かして、撮影して、また人形を動かして、撮影して……」という気が遠くなる作業を繰り返して、やっとの思いで作られているのです。

人形の腕や脚の動きはもちろん、髪の毛の動きから服のしわに至るまで1コマずつ変化をさせ、それこそ「生きている」と感じさせるまでに細やかな動きを作り出すため、1秒間につき24コマを撮影しています。そのため、どう頑張っても1日に(作品内の時間において)8秒ほどしか撮影できなかったそうです。さらには、世界の“広がり”を感じさせる田舎の大きなジオラマ、屋敷内の家具や窓、庭に植えられた木などの小道具も、妥協することなく1つ1つがとても丁寧に作られていました。

企画は2010年の終わりごろにスタートし、完成したのは2015年のこと。およそ5年という歳月をかけて、この『ちえりとチェリー』は作られているのです。CGで作られるアニメの質感とは異なる“アナログ”ならではのキャラクターの“実在感”、瞬きすることも惜しいほどにこだわり抜かれた映像の魅力が、短い上映時間に詰め込まれていました。尋常ではない労力をかけ、1秒1秒に至るまでにどれほどの熱意を込めているかということは……スクリーンからも大いに伝わってくるでしょう。

2:想像の力を鼓舞する物語!
イマジナリーフレンドを描いていた!

本作の主人公の“ちえり”は、幼い頃に父親を亡くし、母親と2人暮しをしている小学6年生の女の子です。母親は仕事が忙しくてちえりになかなか構ってあげられず、ぬいぐるみの“チェリー”がちえりの唯一の友だちになっています。物語は、ちえりと母親が父親の法事のために、久し振りに祖母の家にやってきたところから始まります。

重要なのは、このぬいぐるみのチェリーが明らかに“イマジナリーフレンド”として描かれていることです。イマジナリーフレンドとはその名の通り“空想の友だち”、子どもが会話をしたり一緒に遊んだりする存在で、欧米では小さな子どもの半数ほどがイマジナリーフレンドを持っているという研究もあるそうです。イマジナリーフレンドは子どもを主人公にした作品にたびたび登場しており、例えば『となりのトトロ』のトトロもイマジナリーフレンドであるとも解釈できますし、『インサイド・ヘッド』の“ビンボン”はイマジナリーフレンドそのものとして描かれたキャラクターになっていました。

※『インサイド・ヘッド』のビンボンについてはこちらの記事でも紹介しています↓
□『インサイド・ヘッド』から読み解く「リーダー論」とは?もっと面白くなる5つのポイント!

『ちえりとチェリー』の物語においては、ちえりはイマジナリーフレンドのチェリー、カッコいい黒猫と愛らしいネズミという仲間と共に冒険に旅立つことになります。それは幼い子どもの“想像の力”を鼓舞する物語でもあり、そこには(詳しくは後述しますが)今の日本に生きる全ての人に響くメッセージも内包され、“小さな子どもを持つ親”こそが感動できるクライマックスとラストが待ち受けているのです(もちろん子どもがいない方でも感動できます)。

同時に、キャラクターそれぞれの見た目と性格は愛らしく、(時間は短くはありますが)ハラハラドキドキできる“活劇”の要素も備えていて、子どもが純粋に「楽しい」「面白い」と思える内容にもなっています。寂しい気持ちを抱えている子どもの気持ちに寄り添い、その心情をリアルかつ繊細に描きながらも、本当に作品が訴えていることには大人こそがハッとさせられ、エンターテインメントとしてもしっかり面白い……そんな「子どもも大人も楽しめる」作品としても、『ちえりとチェリー』は理想的と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、本作の脚本は中村誠監督と、『ONE PIECE』(2000年の映画)や『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』などアニメ映画も数多く手がけている島田満氏が共同で執筆しています。中村監督の初期案ではシンプルな主人公の成長物語にとどまっており、母親の心情にまでは踏み込んではいなかったのだとか。母娘が共に成長をする、子育て中のお母さん(お父さんにも)の心にも響く内容になったのは、複数の要素をロジカルに構成したプロットが抜群に上手いためでもあったのでしょう。

(C)「ちえりとチェリー」製作委員会 

3:声優陣がみんな最高!
星野源のイケボで耳が幸せだ!

本作にはかなりの豪華声優陣が集結しており、全員が全員とも最高にハマっていたことをお伝えしなければならないでしょう!

大きなぬいぐるみのチェリーを演じていた星野源は、アルティメット最高な“イケボ(イケメンボイス)”になっていましたッ……想像してみてください……星野源ボイスの大きなウサちゃん(?)が少女に寄り添い、その行く末を側で優しく見守るところを……時には大切なアドバイスをして、癒しの限りを尽くす様子を……!これはもうマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する“スタンド”という超能力が星野源ボイスで戦ってくれるようなものです(誇張なしで)。

主人公の少女のちえりを演じた高森奈津美の声はとても可愛らしい一方で、その内面には寂しさや悲しさを感じさせます。尾野真千子は昨年2018年に公開された『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』内の短編「サムライエッグ」でも関西弁で話す気の強い母親役にベストマッチでしたが、今回の“疲れた”お母さん役にもぴったりでした。

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□『ちいさな英雄』は“新たな挑戦”に満ちた大意欲作!その8つの魅力を語る!

さらには、お茶目なネズミをルパン三世役でおなじみの栗田貫一、クールでカッコいい黒猫を後述する『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』でも最高だった田中敦子、住職と大黒様をお笑いコンビのサンドウィッチマンの2人と……それぞれ知名度があるだけでなく、役柄にあった声質が選び抜かれているため、全くストレスを感じることないどころか、始まりから終わりまで「耳が幸せ!」な状態で観ることができるでしょう。

ちなみに、前述した通り『ちえりとチェリー』が完成したのは2015年のこと。その後に星野源が声優として参加したアニメ映画には2017年の『夜は短し歩けよ乙女』と2018年の『未来のミライ』があり、どちらの声の演技も賞賛をもって迎えられていました。合わせて観てみると、さらに星野源ボイスの素晴らしさに惚れ惚れとできることでしょう。

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4:大人でも怖いホラー描写も!
だからこそ子どもに観て欲しい理由とは?

本作は前述した通り“子どもから大人まで楽しめる”作品ではありますが、実は“大人が観ても怖いホラー描写”もあります。これはビジュアルや公式サイトや予告編でもほぼほぼ隠されているので実際に観ていただくしかないのですが……“どんべらべっこ”という奇妙な名前の“恐怖の対象”がめちゃくちゃ怖いのです。

このどんべらべっこは、他キャラクターは1秒につき24回撮影しているのに対して、あえて1秒に12回撮影にして動きを半分に抑えています。つまりは“カクカクと動いている”ように見えるのですが、これがむしろ怖い! 1933年の映画『キングコング』がそうだったように、カクカクとした動きでこそ“人間とは違う存在”としての、怪物のような恐ろしさが際立っているのです。髪の毛や尾がぐにゃぐにゃと動く不気味さは、大人でも「これは本当に怖い!」と恐れおののくのではないでしょうか。

また、舞台となるおばあさんの家は、中村誠監督の幼少時の思い出も反映して作られています。居間に“大黒様”が置いてあって、急な階段を登ると2階部屋があって、天井坂の隅の木目模様が恐ろしくて……という、迷路のようでもあり“闇”も多い劇中の日本家屋のイメージは、中村監督の自宅と祖母の家がモデルになっていたのだとか。本作はライティング(影と光の作り)も手が込んでおり、日常的にも存在する暗い空間(闇)にもそこはかとない怖さを感じられるようになっているのです。

「子どもに怖い思いをさせたくない」「子どもが怖すぎて泣いちゃったらいやだなあ」と思われる親御さんもいらっしゃるでしょうが、この『ちえりとチェリー』はそのホラー描写も含めて、ぜひお子さんにこそ観て欲しいと思います。これは前述した通り子どもこそが持ちうるイマジナリーフレンドの物語であり、その“想像上の友だち”と共に、文字通りの“恐怖の対象”への戦いに赴くことが、重要な意味を持つのですから。こうした“怖い”という感情をフィクションの作品で体験することで、現実で起こりうるあらゆる怖さに立ち向かう勇気も持てることでしょう。

事実、中村誠監督も「クライマックスがかなり怖いと言われたのですが、けっこう悩んでから“緩める”のを止めたんです。相手が子どもだからと言って、手を抜くのは違うと思ったんです。怖かった子どもたち、ごめんね。でも、生きていく上でもっと怖いことは沢山あるんだよ」と語っていました。

その中村監督は「子どもたちに誤魔化しは効きません。だから、『ちえりとチェリー』は今まで自分が培ったものを詰め込んで作りました」とも訴えています。その子どもを見くびらない、子ども騙しにはしないという気概が、こうした“怖い”と思える要素にもあるということは、子どもに対してむしろ“誠実”なアプローチと言えるのではないでしょうか。このホラー描写は作品とは不可分の、子どもに観てもらう映画として、絶対に必要なものであったと断言します。

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5:東北大震災の影響もあった!
全ての日本人に観て欲しい最大の理由もそこにある!

本作は2011年3月11日に発生した東日本大震災に影響を受けて製作されています。プロットそのものは2011年2月にほぼ完成していたそうですが、その直後に起こった大災害を知った中村誠監督は「エンターテインメントを作っている自分たちに一体何ができるのだろう」と悩んだ結果、作品製作を通じて被災の事実と向き合い、忘れずに考えることができるだろうと思い至ったのだとか。その結果として、作品の舞台はまさに東北地方になっているのです。

とは言え、実際の本編では舞台が被災地であるという描写はほとんどありません。冒頭のタクシーが“奥羽タクシー”でナンバーが“2011になっていたり、「〜べっちゃ」というロケハンをしていた宮城県七ヶ宿町の方言が話されていたり、桜が東北地方に多く自生しもっとも遅く咲く“カスミザクラ”になっているなど、さりげなく「海沿いの東北地方らしいな」ということはわかるようになっているのですが、それ以上の説明的なセリフは避けられているのです。

このような「意識して観ないと東北大震災の被災地が舞台であることがわからない」というバランスで作られているのは、被災した方々が想像できないほどの深い痛みや悲しみを持っているということを前提として、それを被災地だからと他人事のように特別視するのは違うのでないかと中村監督が考えたことによります。突然に肉親や大切な人を亡くすということは誰にでも起こりうることであり、幼い子どもたちがその事実をどう受け止め、どう生きていくかは普遍的なテーマになると……。中村監督は、子どもが“自分のこと”としてこの作品を考えて欲しいという狙いもあったようです。

東北大震災に影響を受けながらも、それだけをクローズアップするのではなく、もっと普遍的な“誰にでも起こりうる肉親や大切な人を失う悲しみ”を描いているということ……これこそが『ちえりとチェリー』が素晴らしい作品であり、全ての日本人に観て欲しいと願う、いちばんの理由なのです。

また、劇中には「歳々年々人同じからず」という言葉が引用されています。これは「年々歳々花相似たり」に続く漢詩で、「毎年花が同じように咲いて自然は変化しないのに、人の世は変わっていき何と儚いことだ」という意味を持っています。ともすればネガティブなものに思えてくるところですが、日本ではむしろ良い意味で使われることが多いそうです。東北大震災を反映した『ちえりとチェリー』の劇中では、「(大切な人を亡くすという)辛い経験を経ても、人は変わっていく、強くなることができる」という、それこそ希望に満ちている意味でこの言葉が使われているのでしょう。その人が変わっていくという強さは、変わることなく咲いているカスミザクラに呼応している……とも言えるかもしれません。

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おまけその1:『KUBO』と『若おかみは小学生!』が好きな方にも観て欲しい!

中村誠監督は東北大震災が起こる前、『ちえりとチェリー』の企画に着手する少し前に母親を亡くしてしまい、自分と世界をつないでいた何かの線がふっつりと切れてしまったような喪失感を抱え、「命とは何なのだろう」ということを漠然と考えていたのだそうです。前述した“肉親や大切な人を亡くすこと”にも密接に絡んでいる、この“命”についての考えを作品内に落とし込んでいたことも、重要な意味を持っていました。

その“命”についての具体的な考えはネタバレになるので書けないのですが……とある“死生観”を教える物語としても『ちえりとチェリー』は素晴らしいということ、映画ファンを中心に話題を集めた『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』に通ずる精神性を持っていることは、お伝えしております。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(字幕版)

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の劇中では“灯篭流し”という日本独特の死生観が表れた伝統的な風習が描かれていました。“闇”が強調された少し怖いシーンがあることや、仲間と共に冒険する物語として楽しい内容になっていることなど、『ちえりとチェリー』と多くの共通点を見つけることができるでしょう。

※『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の記事はこちら↓
□『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は全日本人が必見の大傑作!その素晴らしさを本気で語る!

さらに、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』と同じく絶賛の口コミが相次いだことによりヒットした『若おかみは小学生!』とも、『ちえりとチェリー』は多くの共通点を持っています。

 (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会 

具体的には、小学6年生の女の子の主人公が親(両親)を亡くしてしまっていること、イマジナリーフレンドとも解釈できる友だち(幽霊の男の子と女の子)がいること、そして…(双方の作品のネタバレになるので書けません!)などなど……『若おかみは小学生!』に感動したという方には、絶対に『ちえりとチェリー』も観て欲しいのです。

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□『若おかみは小学生!』が大傑作アニメ映画である「3つ」の理由!一生のお願いだから観て!

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、『若おかみは小学生!』、『ちえりとチェリー』の3本は、“老若男女が楽しめて”、“日本を舞台したからこその死生観を示していて”、“けっこう怖いホラー描写もあって”、“大人こそが感涙できて”、“子どもに大切なことを教えてあげられる”などなど、不思議なほどに共通点の多い作品になっていました。もちろん偶然ではあるのですが、いずれもが「絶対に観て!」と訴えたくなる、素晴らしい作品になっていることが嬉しくって仕方がありません。

ちなみに、中村監督はライバル視していた作品として、2009年の『コララインとボタンの魔女』を挙げています。こちらは『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』と同じ製作会社による作品で、子ども向けでありながら“生死”に関わる怖い描写もやはりあります。これらの作品に共通点があるというのは、完全には偶然とは言えないのかもしれませんね。

おまけその2:唯一の難点は短いこと?

本作『ちえりとチェリー』が素晴らしい作品であり、多く人に観て欲しいと心から願えることを前提として、あえて難点を1つ挙げると……それは“短すぎる”ということに集約されます。

上映時間はわずか54分、その中でも物語が見事に構築されてはいるのですが、「カッコいい黒猫と愛らしいネズミの活躍をもっと観たかった!」「もっと冒険をして欲しかった!」などという“ないものねだり”をどうしてもしてしまいます。十分にビジュアルで楽しませてくれる、しっかりと舞台も構築されているとは言え、後半は少し状況の“説明”の割合が多くなっている印象も否めません。

とは言え、上映時間が短いということは、そのぶん子どもが飽きずに最後まで観やすくなっているということ、メリットとしても捉えられます。何より、5年という歳月をかけ、尋常ではない労力により作られているため、「この上映時間でも十分です!作ってくれてありがとうございます!」という気持ちになれることも事実。作品としてのクオリティはもちろん、作り手の熱量はきっとお子さんにも伝わることでしょう。

おまけその3:同時上映の『チェブラーシカ 動物園に行く』も楽しい!

 Ⓒ2010 CMP/CP

『ちえりとチェリー』には、18分の短編『チェブラーシカ 動物園に行く』が併映されています。同作はロシアのパペットアニメシリーズで、中村誠監督は2010年にも27年ぶりとなる新作『チェブラーシカ』を製作していました。今回の続編も、ロシア側の協力を経て製作されているのです。

物語は、動物園で働くワニが風邪をひいてしまったので、チェブラーシカが代わりに“ワニの仕事”をするというもの。それからは、良い意味での“ツッコミ不在”だからこその面白さがある内容になっていました。チェブラーシカとワニのキャラはチャップリンの映画『キッド』をイメージしていたところもあるそうです。折笠富美子、チョー、藤原啓治、矢作紗友里など人気声優が多数参加していることも大きな魅力。言うまでもなく、大人が観ても楽しいですよ。

なお、本編である『ちえりとチェリー』は製作の母体は日本でありながら、デザインなど一部をロシアのスタッフが務め、アニメーション製作は韓国のスタジオが担っているという、3カ国にまたがる“多国籍”の製作体制になっています。『ちえりとチェリー』のプロットは『チェブラーシカ』の作者であるロマン・カチャーノフが作り上げたアニメ『ミトン』も意識しているそうで、『チェブラーシカ』の新作を日本人である中村監督が作り上げたからこそ、今回のオリジナル作品である『ちえりとチェリー』の企画に着手できたところもあるようです。

こうして海外との連携と製作経緯が、“日本らしさ”にも溢れる『ちえりとチェリー』の起点になっているというのも面白いところですね。『チェブラーシカ 動物園に行く』および『ちえりとチェリー』は2週間限定での公開ですので、お見逃しのないように劇場に駆けつけてください!

(文:ヒナタカ)

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