映画コラム

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2016年01月10日

『白鯨との闘い』、極限状態で人が下した決断と迫力の実写映像でみせる実話の衝撃

『白鯨との闘い』、極限状態で人が下した決断と迫力の実写映像でみせる実話の衝撃

白鯨との闘い


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED


シネマズ公式ライターのアスカです。

貴重な資源であった鯨油を得るため大海原を航海する男たちと鯨の闘いを描いた真実の物語『白鯨との闘い』の試写に参加してきました。



本作は1819年に起きた捕鯨船エセックス号の沈没事故を小説化したハーマン・メルヴィルの名著「白鯨」と、その事故の背景には一体どんな真実が隠されていたのかを記したフィルブリック・ナサニエルのノンフィクション作品「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」をもとに実写映画化されたものです。

主人公で一級航海士オーウェン・チェイスを演じるのは『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース。嵐のなかで乗組員たちへ適格に指示を送る様子や、突如現れた巨大な鯨を前に見せた一歩も引かない姿勢は、まさに海の男!優しさとカッコ良さにしびれてしまう女性も多そうです。

そして、本作を迫力の映像で実写映画化したのは『アポロ13』『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード 』で知られるロン・ハワード監督。筆者は2D版を試写したのですが、ハワード監督が可能な限り実写撮影にこだわり(もちろんCGも使われている)、本物の海で撮影してリアリティを追求したというさすがの映像はぜひ3Dでも体験したいところ。

白鯨との闘い

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED


もし、4DX版・MX4D版の上映があったら、大迫力の鯨とのバトルや激しい嵐のシーンではシートがグラングラン揺れっ放しだろうし、雨と波のシーンでは客席に水しぶきがかかりまくって観客は濡れるだろうし、雷で劇場内は光りっぱなしなんだろうな〜と、「まさか4DX版・MX4D版はないだろう」と決めつけてネタで原稿を書いたつもりなのに、確認してみたら本当に4DX・MX4Dでの上映があることがわかりました(笑)うぉ〜、すごい!着替えが必要なほど濡れることはないと思いますが、『白鯨との闘い』をリアルに体感したければ4DX・MX4D&3Dでどうぞ♪

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その映像の凄さもさることながら、壮絶な海上でのサバイバルにも着目して観ていただきたいです。いや、着目せずとも衝撃的すぎて必ず印象に残るはず!単なる人間vs鯨の物語かと思ったら、もっともっと深いテーマのある作品だということがわかったんです。実話なので知っている人は知っている話なのですが、事故から180年経過するまで真実が隠されていたのはなるほどと感じるはずです。それをぜひ劇場でご確認いただきたいと思います。ほんと、衝撃です!

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/hakugeimovie/

(文:アスカ)

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