“ネクストブレイク"俳優は早起きで探す?朝ドラ出身のイケメン俳優まとめ
現在、『ひよっこ』が放映中の“朝ドラ”ことNHKの朝の連続テレビ小説。
女性が主役をつとめることが圧倒的に多いこの枠ですが、主人公の相手役、あるいは重要な脇役に注目株の男優が起用されることが多く、女優、俳優ともに若手役者の登竜門となっています。
そこで今回は、朝ドラ出演で注目を集めたイケメン俳優さんたちにスポットをあててみたいと思います!
朝ドラでブレイクする男子は、おもに2つのパターンに分かれます。
1つは、主人公と恋に落ちる、あるいは結婚する、相手役をつとめて注目されるパターン。
もう1つは、主人公と友情を育んだり、力になったりする、味のある脇役として人気を集めるパターン。
というわけで、相手役と脇役に分けて、これまで人気を集めた “朝ドラ男子”を振り返ってみましょう。
朝ドラのヒロインの相手役でブレイクした俳優は?
福士蒼汰(『あまちゃん』)
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
『仮面ライダーフォーゼ』で主役をつとめた後、2013年春〜放映の『あまちゃん』に出演。「フォーゼ」ではリーゼントがトレードマークの豪快な不良系キャラでしたが、『あまちゃん』では、潜水土木科出身の真面目な青年・種市役を演じ、精悍(せいかん)なマスクと優しい愛情で、主人公・アキ(のん/本名:能年玲奈)のハートをわしづかみに。
公開中の『無限の住人』に出演している福士さんは、『ちょっと今から仕事やめてくる』『BLEACH』『曇天に笑う』『旅猫リポート』など、今年から来年にかけて主演作の公開が目白押しとなっています。
東出昌大(『ごちそうさん』)
(C)2016「クリーピー」製作委員会
2013年に、『あまちゃん」「ごちそうさん」と2作品続けて出演した東出さんですが、特に「ごちそうさん」では、主人公・め以子(杏)と結婚する悠太郎役を演じ、一気に知名度を上げました。堅物で融通が利かないけれど、人間味ある青年役が非常にはまり、この作品で夫婦役を演じた杏さんと実生活でも結婚したのは周知のとおり。
『アオハライド』『ヒーローマニア-生活-』など、映画の分野でも活躍中で、今夏公開の戦国時代を舞台にした大作『関ケ原』では、小早川秀秋を演じます。
坂口健太郎(『とと姉ちゃん』)
(C)2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会
2016年春〜放映の『とと姉ちゃん』に出演。主人公・常子(高畑充希)と惹かれあっていく学者肌の青年・武蔵を演じ、知的な雰囲気や優しい笑顔で大人気に。流行りの“塩顔男子”代表格の坂口さんですが、映画『ヒロイン失格』では小悪魔系男子、『俺物語!!』ではクール系のモテ男子と、作品によって見せる顔はさまざまで、今後、どんな役を演じてくれるか楽しみな若手の一人です。
『とと姉ちゃん』で坂口さん演じる武蔵と常子は結局結婚せず別れてしまいますが、心を通わせていて実質的な“相手役”であったということで、相手役の枠で紹介させていただきました。
朝ドラ・脇役でブレイクした俳優は?
窪田正孝(『花子とアン』)
(C)2017「東京喰種」製作委員会
2014年春〜放映の「花子とアン」に出演。主人公・はな(吉高由里子)の幼なじみ、朝市を演じましたが、はなへの思慕をそっと奥にしまって、彼女の夢と恋を応援する、純朴で優しい青年役で人気を集めました。
朝市をはじめナイーブな若者役に定評のある窪田さんですが、演技の幅は実は広く、ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」では関西弁の作家、『4号警備』では軽いノリの若者などを演じています。また、絶賛公開中の映画『ラストコップ THE MOVIE』でも、蹴ったり叫んだり、大胆な活躍を見られますよ。
ディーン・フジオカ (『あさが来た』)
2016年秋~放映の「あさが来た」に出演。主人公・あさ(波瑠)のよき友人となる薩摩藩士・五代友厚を演じ、涼しく甘いマスクと声で〝五代様ブーム”、さらにドラマ内でいなくなったあとは“五代様ロス”を巻き起こしました。俳優にとどまらず、映画監督をつとめたり、アニメ『ユーリ!!! on ICE』のオープニングテーマを歌うなど、活動が非常に多彩なディーン・フジオカさん。『あさが来た』の西谷真一監督と再びのタッグとなる『結婚』が2017年6月に公開予定です。
現在放映中の『ひよっこ』注目株は?
現在、絶賛放映中の朝ドラ『ひよっこ』から、若手注目株俳優さんをピックアップしてみました。
竜星涼
(C)2016映画『泣き虫ピエロの結婚式』製作委員会
家族を支え、行方不明になった父親を捜すべく上京した、主人公のみね子(有村架純)と同じ茨城出身ということで、力になる警官・綿引正義を演じる竜星涼さん。出世作『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、行動的な現代の若者を演じていましたが、『ひよっこ』では、舞台である昭和時代の今よりちょっとレトロな雰囲気の中に、ルックスが驚くほどにマッチしていて、新たな魅力が開花しそうな予感です。
『ひよっこ』では警察官役、そして、TBSドラマ『小さな巨人』では刑事役、そして、6月公開予定の映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』でも刑事役と、なぜか(?)おまわりさんの役が続いています。
磯村勇斗
みね子をはじめ、矢田部家と関わりが深い洋食屋「すずふり亭」の見習いコック・前田英俊を演じる磯村勇斗さん。『仮面ライダーゴースト』で敵役のアラン(=仮面ライダーネクロム)を好演し、「ゴースト」の終盤ではコメディ場面を担うことがあっただけに、『ひよっこ』でも、先輩コック・井川元治を演じるやついいちろうさん(エレキコミック)と一緒に笑えるシーンなど繰り広げてくれそう。
なお、出演映画としては、『覆面系ノイズ』が2017年11月に公開予定です。
以上、いかがでしたか? ここ数年だけでも、何人もの注目株イケメン俳優が、朝ドラから輩出されているのがわかると思います。
ちなみに、最初に紹介した福士蒼汰さん、ラストを飾った磯村勇斗さんは、奇しくもですが、『仮面ライダー』シリーズの出身。その後、朝ドラ出演と経歴に共通点があり。
『仮面ライダー』も、朝ドラ同様若手俳優の登竜門として知られていますが、朝ドラが月〜土の朝放映であるのに対し、『ライダー』は日曜の朝放映。つまりは、ネクストブレイクの俳優さんをいち早くチェックするには、早起きをせよ…ということなのかもしれません(笑)。
(C)2017 フジテレビジョン ポニーキャニオン AOI Pro. (C)古屋兎丸/集英社
なお、『ひよっこ』は、追加キャストとして、竹内涼真さん(こちらも『仮面ライダードライブ』出身!)が加わることが明らかになりました。先だって『ラストコップ THE MOVIE』舞台挨拶で唐沢寿明さんに「いずれ潰す」とまでいわしめた強者だけに、朝ドラでの活躍も大いに期待したいところ。
そして、秋から放映予定の『わろてんか』には、松坂桃李さん、高橋一生さんらがキャストに名を連ねていて、こちらも非常に楽しみですね!
「シネマズby松竹」の女性ライター有志による、映画にまつわるイケメンを紹介する連載「シネマズ女子部」。第7回は演技派イケメン好き・田下愛が担当しました。
(文:田下愛)
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