特撮俳優多数出演の『GOZEN -純恋の剣-』の魅力を熱く語る!

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

『仮面ライダービルド』の最終回からもうすぐ一年。

秋には「ビルド」の新作「仮面ライダーグリス」が控える中、「ビルド」ではありませんがビルドファンにはたまらない作品が。

それが『GOZEN 純恋の剣』。

(C)2019 toei-movie-st

『仮面ライダービルド』で完全無欠な天才物理学者と思われながら自分のアイデンティティ、そして無情な戦争の中で葛藤する桐生戦兎を見事に演じた犬飼貴丈くんが主役の青山凛ノ介役。

そしてその敵の寺脇甚八郎役には、同じく「ビルド」でいまだに鳥肌たつブリザードグリスへの変身、ブリザードとは裏腹に氷を溶かす程の熱演を見せてくれた猿渡一海役の武田航平くんが。

この時点で、すでにもう見ない理由はありません。

しかしすごいのはここから。

『仮面ライダーエグゼイド』からは九条貴利矢こと小野塚勇人さんと、グラファイトこと町井祥真さんが。

『仮面ライダードライブ』からは現さんこと井俣太良さんが、『仮面ライダー鎧武』からは貴虎こと久保田悠来さんと、シドこと波岡一喜さんが。

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』からはノエルこと元木聖也さんが、『特捜戦隊デカレンジャー』からは菊地美香さんが、さらにはスーパー戦隊親善大使の松本寛也さんも出演され、監督は好きな作品、シーンをあげたらキリがないほど撮られている石田秀範監督。

まさに東映特撮オールスターズによる作品なのです。

それに加えて、映画の冒頭のナレーションは『仮面ライダーW(ダブル)』でガイアメモリの声を担当された立木文彦さんで、映画館内にあのお声が響くとテンションは一気にぶち上がり。

プロデューサーは塚田英明さん、大森敬仁さん、望月卓さんと特撮ファンなら誰でも知ってるプロデューサー陣。

こう見ると特撮出身の俳優さんが誰に指名されたのかが、すごくよくわかります。

作品はこんな豪華な出演者が熱演してるので面白くないわけがないんですが、ただの特撮出身俳優さん集めたお祭り映画というわけではありません。

映画と舞台を絡めた新しい切り口のエンターテイメントへの挑戦でもあるんです。

秋から舞台版の「GOZEN」が開幕するらしく、そちらも見るとさらに「GOZEN」の魅力がわかるという今までに見たことのない作り。

この攻めの姿勢が本当に素晴らしいし大好き。

今回の挑戦から新しい作品が生まれるのを期待してしまいますし、それが特撮に還元されたらもう最高です。

そんな舞台を楽しみにしながら、まずは映画を存分に堪能。

戦兎さながらの揺れる心情を見事に演じる犬飼君。

こんな豪華な出演者の中でも、主役としてきっちり輝きを放つ犬飼君は流石の一言。

言葉では言い表せない、主役の主役たる特別な才能を今回も感じざるを得ませんでした。

そして我らが武田航平君。

今回は変態チックな悪役。

他の人がやると異常さだけが際立ちそうな役ですが、航平君が演じると妙な色気をも醸し出してました。

その2人が対峙するシーンは緊張感の中に期待感も混じった感情になりましたし、殺陣はやっぱりかっこいい。

ストーリーも安易な展開には決してならず、意表をつかれたりしてかなり面白かったです。

こういった試みがどんどん増えていってくれることを心から願っております。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第112回:「劇場版 仮面ライダージオウ」前に復習するなら12話を!『仮面ライダードライブ』仮面ライダーマッハの活躍を振り返る
第111回:特撮作品を盛り上げる兄弟愛!スーパー戦隊のグッとくる兄弟戦士を振り返る
第110回:「リュウソウジャー」に新たな何かを期待!スーパー戦隊のタイトルコールについて考える

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