映画を観てから読んで!映画『仮面ライダージオウ』『騎士竜戦隊リュウソウジャー』を熱量100%で語る

■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』を見てない人は、ぜひ見終わってから読んでいただきたいです。

熱量100パーセントで書かせていただきます。

とんでもない映画でした。

『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』でとんでもないサプライズをくらって、「ジオウ」でも度々予告で大声出しちゃったりして、そんなこんなを経ての「Over Quartzer」、野暮だとわかっててもサプライズを期待せずにはいられないまま、映画館の椅子に腰かけました。

こんなに構えてたら、驚くものも驚かなくなってしまうと思ってたんですが、そんな角度からパンチくるかというような、気づいたらダウンしてしまってたというくらいのトリッキーな技。

でも平成を締めくくるには何の異論もないサプライズゲストが。

なんと、とんねるずの木梨憲武さんが登場。

憲さん演じる仮面ノリダーこと木梨猛を30年ぶりに、しかもこんな形で見れるなんて微塵も思ってませんでした。

「ぶっとばぁすぞぉ」の声が聞こえたときに、自分の顔中の筋肉が溶けるくらい緩むのを感じ、隣の子連れのお父さんはホコホコホコと聞いたことない呼吸音を出し、そしてそのお父さんの息子さんはびっくりするくらいノーリアクションという温度差。

20代以下は、この子のように何が起こってるのかわからなかったのではないでしょうか。

バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』で作られた仮面ライダーのパロディー「仮面ノリダー」。

社会現象なんて言葉は当時5歳の僕にわかるはずもありませんでしたが、とてつもない人気が出ているのは肌で感じていました。

「おかげです」は21時からのオンエア。

しかし、僕の就寝時間も21時。

幼稚園では仮面ノリダーごっこも当然流行り、自分も友達とノリダーごっこをしたいが為に、色々と理由をつけて、時には親の目を盗んでは数少ないノリダー視聴チャンスを必死で得ていました。

大人になってから知ったんですが、当時ノリダーは東映の吉川進プロデューサーが相当な嫌悪感を示されていたそうです。

なので、「ぶっ飛ばすぞ」と聞こえても、いやいや本人は登場できないでしょ、誰かがノリダーっぽいことを言っただけでしょうと思ってました。

すると、突如スクリーンに現れた木梨猛。

憲さんならまだしも、ゴリゴリにコントの格好をしてる木梨猛は作品そのものを破壊しかねないほどのインパクト。

しかし、かりそめの王という真実を知って打ちのめされたソウゴへ、ライダーとして認められなかった代表として発する木梨猛の言葉は容姿とは裏腹に、これ以上なく説得力のあるもので、何よりも芯をついた熱いメッセージでした。

作品壊すことなくメタを丁寧に入れる展開には、今回もただひたすら東映さんに感謝する以外ありません。

映画館出てから「あーかいーマーフリャーオ正義のしーるーしーうぃー」と口ずさんでしまった方、かなりの数おられるかと思います。

木梨猛以外にも先日「TTFC」(東映特撮ファンクラブ)で度肝を抜く活躍をした仮面ライダーブレン、そして2009年にSMAPさんの特番で制作された稲垣吾朗さんの変身する仮面ライダーG、2年前の2017年にビデオパスで配信されたゴライダー、漫画版の仮面ライダークウガまで登場し、会場が湧きに湧きました。

実写と漫画を見事に合わせたクウガの斬新な演出の連続は、息つく間を全く与えてくれないほどでした。

正規のシリーズでない作品も平成ライダーの一部です、とその作品を愛してくれた人達へ最後の最後に門戸を開いてくれた感じは「平成ジェネレーションズFOREVER」に通ずるものがあり

「Over Quartzer」はまさに「続・平成ジェネレーションズFOREVER」といっても過言ではないでしょう。

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

また、ブレンなどが次々と登場する感じ、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』のキカイダー、01、イナズマン、ズバットが登場したときの興奮と似てるなーなどと思ってたら、「レッツゴー仮面ライダー」のラスト、岩石大首領にライダー達が40周年の40の隊列をバイクで作って突っ込んでいくというシーンに匹敵するシーンが。

最終フォームになった平成20ライダーが巨大化した仮面ライダーバールクスにキックを仕掛けると、なんと各ライダーがタイトルロゴを背負ってるではありませんか。

そしてバリアを破ると浮かび上がる「平成」の文字。

こんなに平成をテーマにした映画、この映画以外にないんじゃないでしょうか。

そんな展開をド頭と最後で令和の仮面ライダー、ゼロワンで挟むというまさかの構成もシビれるポイント。

そんなトピックスばかりのお祭り映画かと思いきや「ジオウ」本編のストーリーも見応え充分でした。

特に、ウォズのテレビ本編で引っかかってた部分がこの映画によってだいぶスッキリしました。

そしてソウゴの存在の秘密。

テレビでも同じような展開が待ってるんでしょうか。

この映画でしっくりきてしまったんですが、そのあたり最終回に向けてどうなっていくか映画を見て、さらに楽しみになりました。

2回目は息子連れて見に行ってきます。

もちろんノリダーの予習をさせてから。

「ジオウ」ばかり書いてしまいましたが『騎士竜戦隊リュウソウジャー』もさすが上堀内監督、見たことない演出の連続でした。

ビルを台にして飛ぶ、巨大戦の迫力といったらなかったです。

レッドが地上戦で、他の4人が巨大戦という配置もあまり見ない感じ。

また6500万年前を舞台に設定したからか、とにかくロケーションが最高。

テレビでは見られないものばかりでした。

コウ役の一ノ瀬颯さん、いい演技してました。

始まった当初から比べると、目と声がレッドにとっても合う感じになっていて、なんの邪念もなく100パーセントで応援できます。

映画見終わってからSNSでいろいろ興奮を書き綴りたかったことを、ここに勢いのまま書かせていただきました。

共感、異論、お待ちしております。

(文:篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第114回:予想してた人はいないかも?「ジオウ」出演の仮面ライダーアクアが登場した映画とその魅力を語る
第113回:特撮俳優多数出演の『GOZEN -純恋の剣-』の魅力を熱く語る!
第112回:「劇場版 仮面ライダージオウ」前に復習するなら12話を!『仮面ライダードライブ』仮面ライダーマッハの活躍を振り返る

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劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)2019 テレビ朝日・東映 AG・東映

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