2017年12月16日

水溜りボンドに聞いてみた!今さら聞けない“YouTuber” Vol.3「仕事としてのYouTube」

水溜りボンドに聞いてみた!今さら聞けない“YouTuber” Vol.3「仕事としてのYouTube」



水溜りボンドのお二人
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「今さら聞けない“YouTuber” 」、今回はVol.3。今回も人気YouTuber“水溜りボンド”さんの独占コメントを交えながらお届け中です。

今回は「仕事としてのYouTube」について“水溜りボンド”さんに聞いてみました。

■水溜りボンド YouTubeチャンネル
https://goo.gl/5V8UCj

今までの記事


水溜りボンドに聞いてみた!今さら聞けない“YouTuber” Vol.1「そもそもYouTuberとは?」

水溜りボンドに聞いてみた!今さら聞けない“YouTuber” Vol.2「YouTubeを始めようと思ったきっかけ」

仕事としてのYouTube


──YouTubeを仕事にする!と思ったきっかけは何でしょうか。

水溜りボンドのお二人:YouTube を始めてすぐに「これをずっと続けてこう!」とは思いませんでした。アクセスが増えるにつれて、やり甲斐や喜びは増していましたが、「本当にこれは仕事になるのか?これだけで食べていけるのか?」という不安がずっとありました。なので冷静にタイムリミットを決めて「ここまででこれくらいできるなら仕事として続けよう」と考えて続けることにしました。

──結果的にはその目標は達成できたのですね。

水溜りボンドのお二人:動画投稿始めた時は大学2年生の冬で、 1年後に就職するかしないかを決めないといけないという時期でした。なので一年後の12月までに目標値を設定しました。結果的に目標値は達成できましたが、毎日増えていって目標値を達成したわけではなく調子の良い日もあれば悪い日もあったので、その不安定さに怖さを感じていたことは正直ありました。でも目標値は決めたので、「これでいこう!」と決意して、YouTuberを仕事としてやっていくことにしました。



水溜りボンド、トミーさん
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──今では屈指の人気YouTuberになりましたね。その時の怖さは払拭されましたか。

水溜りボンド:今でも怖いです。 やりたいことがどんどん増えて、規模が大きくなって、設備もどんどん大きくなってきています。動画にかけるコストが大きくなることもあります。それなのに結果が出ないということは今でもあります。読みが外れるというか、想定と違う反応や結果になることがあります。人間なのでそうなるとやはり凹みます。なので、怖さは常に払拭されませんね。

──怖さを抱えながらでも続ける理由は何かあるのでしょうか。

水溜りボンド:それはやはり動画を楽しんでくださる方が多くいるということですね。もちろん厳しいお言葉も頂戴することがありますが、励ましのコメントだったり、ファンですと公言してくださる方も多くいらっしゃって。自分たちのためももちろんありますが、楽しんでくださる方がいらっしゃる限り僕たちは頑張り続けたいなと思います。怖さはモチベーションにもなっているので、悪くも思いません。こんな感じの緊張感を失わずにずっと続けていきたいです。



水溜りボンド、カンタさん
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──YouTuberであることに両親はどう思われていますか。

水溜りボンドのお二人:最初は良く思われていませんでしたね。表に出るのは時に馬鹿なことを真面目にやっている動画なので、「お前、それは趣味じゃないのか」と言われたこともありました。YouTubeというもの自体が「水物じゃないのか」とも言われたり。「お金稼げたところで一生続くわけじゃない」と。でも、それは当たり前のイメージだと思ういます。

どうやって水物にならないか、自分たちがどう活動したらそうならないかということを常に考えて活動するようにしています。

企画をちゃんと作っているということや、編集に4時間ぐらいかかっているということなど、裏で行っていることに関しても親に認識してもらってからは納得してくれました。



水溜りボンドのお二人
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──ちなみにYouTuberを辞めようと思ったことはありますか。

水溜りボンドのお二人:一切ありません!所々で目標決めて二人で歩んでこれたからかもしれません。何か綺麗にまとまり過ぎてて嫌な感じです(笑)



水溜りボンドのお二人
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編集後記


「怖さはモチベーションにもなっている」

モチベーションの維持は仕事でも趣味でも恋愛でも様々、人間の悩みとして常に存在します。そんなモチベーションの維持のヒントにもなりそうなこの言葉は今回のダイジェストの一つだなと思います。

また、
「裏で行っていることに関しても親に認識してもらってからは納得してくれた」

というのは、親に仕事を理解されない時に理解してもらうヒントともなりそうですね。自分がその仕事を本気でやりたいという気持ちの面だけでなく、どういう仕事かを親に理解させてあげることは安心感にも繋がりますので。

次回も“水溜りボンド”さんのインタビューを中心に、

Vol4:YouTubeにおける企画力

Vol5:YouTuberになりたい子どもたちとその親御さんへ

をお届けしてまいります。

どうぞお楽しみに!

記事構成:柳下修平インタビュー:ゆうせい撮影:いぢま (井嶋輝文)

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