原作者・永井豪も登場!『サイボーグ009VSデビルマン』舞台挨拶

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まさかのコラボとして話題を呼んでいる『サイボーグ009VSデビルマン』の舞台挨拶が2015年10月24日(土)、新宿バルト9にて行われ、福山潤(島村ジョー/009役)、浅沼晋太郎(不動明/デビルマン役)、日野聡(飛鳥了役)、M・A・O(フランソワーズ・アルヌール/003役)、川越淳監督、そして『デビルマン』の原作者である永井豪が登壇した。

“最悪の出会い”を果たしたサイボーグ戦士たちとデビルマンの戦い



石ノ森章太郎のライフワーク作品『サイボーグ009』と永井豪の代表作『デビルマン』。この2作品が今年、まさかのタッグを組んだ新作アニメーション『サイボーグ009VSデビルマン』。異なる力をもつ9人のゼロゼロナンバー・サイボーグ戦士たちと、正義の力と悪魔の心をあわせもつデビルマンが、“最悪の出会い”を果たし、戦う姿を描いている。

舞台挨拶登壇者のコメント



『サイボーグ009VSデビルマン』舞台挨拶登壇者たちのコメントは以下のとおり。

福山潤(島村ジョー/009役)
一話目の収録から約一年経って、その分自分達の中で期待を膨らませていたので、今日という日を迎えられて本当に嬉しいです。自分の中で今回の作品における島村ジョー像というものを作らせていただいて、思い描いたものを出していきたいっていうのがありました。この作品の持つ熱量というものを実際に完成したものを見たときに改めて感じて、多くの方にこれから見ていただきたいです。こういった夢のような企画が実現したという奇跡を、奇跡で終わらせないように、この作品もみなさんで一緒に盛り上げてください。

浅沼晋太郎(不動明/デビルマン役)
永井先生の石ノ森先生のアシスタント時代の話を伺って、敵討ちになるように、もう少し作品の中でジョーをぶん殴ったほうが良かったのかなと。これだけ世界にも認知度の高い作品の主人公ということでプレッシャーがないわけではなかったのですが、監督が不動明として選んでくれたということを信じ、監督の描くデビルマンに命を吹き込もうと思いました。別の作者の方で、しかも日本人なら誰でも知っているキャラクターのコラボレーションっていうのはなかなか無く、それに関わらせていただけたのは光栄であり、幸せです。
海の向こうの映画が「これが映画だ!」というのなら、こちらは「これがアニメだ!」と言えるくらい盛り上がっていけたらと思います。

日野聡(飛鳥了役)
飛鳥了の持つ設定の中のちょっと謎めいた部分を残せたらいいなと、セリフの端々にそういった感じを入れようと思っていたので、それが伝わっていたら嬉しいです。日本を代表するビッグタイトルの奇跡のコラボに参加させていただいたということは一生の宝です。そして、また自分にとって大切な役に巡りあうことができました。この衝撃の作品が世界に届いたらよいなと思います。

M・A・O(フランソワーズ・アルヌール/003役)
自分の持っている全てのものをアフレコに注ぎ込ませていただきました。フランソワーズはやさしく包み込むようなイメージがあるんですけど、自分にはそういう母性がないので、そこをいかに出せるかということを気をつけました。今回の作品の一員として携わらせていただくことができ、たくさんの人に見ていただき、お話しすることができたのは本当に幸せです。

永井豪
期待に違わぬ傑作ができたので本当に嬉しいです。もっとやっつけてほしかったっていうのはあったのですが。デビルマンがジョーを掴んだ時は「やっちまえ!」って思いました。歴代のデビルマン、飛鳥了役者に引けをとらない演技でした。こういうエピソードを本当は石ノ森先生は書いていたんじゃないかなぁと思わされました。

川越監督
もし次回作があったら、不動明と飛鳥了の関係性を掘り下げていきたいと思います(笑)

新作アニメーション『サイボーグ009VSデビルマン』は、10月17日(土)より新宿バルト9ほか2週間限定イベント上映中。

『サイボーグ009VSデビルマン』公式サイト
https://www.009vsdevilman.com/

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