家族に笑い、家族にほろり…みんなで笑って観たい!『家族はつらいよ』

シネマズ公式ライターの田下愛です。

さて、現在、絶賛公開中の『家族はつらいよ』。今回、この作品を見てどれだけ笑ったかを計測しよう!という試みに参加させていただきました。

笑いを測定するために使用したのは、ラフグラム・リサーチが開発した笑い測定機「アッハ・メーター」。

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こちらは、「アッハッハ」と笑ったときの「ア」と「ハ」の頻度を算出して「アッハ」という独自の単位でカウントし、どのくらい笑ったのかを数値化することができる測定器です。

今回、この「アッハ・メーター」を装着して、『家族はつらいよ』を鑑賞させていただきました。

熟年離婚に立ち向かう家族の笑いと絆のコメディ・ストーリー

結婚50年を迎える平田周造(橋爪功)とその妻・富子(吉行和子)。富子の誕生日の夜、周造が欲しいものをたずねると、富子が差し出したのは、なんと「離婚届」――。

『家族はつらいよ』は、このまさかの熟年離婚問題をなんとか解決せねば!と奮戦する平田家のコメディ・ストーリーです。

家族のちょっとしたクセにイラッとする、なにげない一言に腹が立つ、そんな不満が積もり積もって、ついにはぶち切れたり、家族を放り捨てたくなったりしてしまう。そんな、おそらく多くの人が身に覚えのありそうな家族のドタバタがこの作品では繰り広げられますが、それがなんともおかしく、そしてちょっとだけ切ない。

筆者もどこかで見たような場面、耳にしたようなセリフがいくつもあり、「うちと同じ!」「わかるわ、その不満~」などと共感しつつ、平田家の人々の珍騒動に大笑いし、そして、少しだけほろりと来ました。

家族で暮らしていくって、実は大変。ときにはどうしようもなく嫌になって、つらい。でも、家族は、一緒に生きている。

はたから見たら、本当に些細なことで騒動を繰り広げているけれど、向き合っている家族の面々からしたら、とても大変なこと。

あれこれ言い合い、不満をぶちまけつつも、熟年離婚というトラブルをなんとか乗り越えようとする平田家の面々の姿には、家族が家族でいようとする絆が感じられ、笑いながらもじわじわと感動がこみあげてきました。

『家族はつらいよ』でどれだけ笑った?

今回、『家族はつらいよ』を見て笑った筆者の笑いの数ですが、装着したアッハ・メーターが出した数値は…530アッハ。

人が一日の中で笑う時間の目安は、30秒くらい、そして30秒の笑いは、アッハ・メーターで計測すると150アッハくらいなんだそうです。つまり、『家族はつらいよ』を見たときの筆者は、日常の3倍くらい笑ったことになります。

今回、劇場で作品を鑑賞したのですが、ちょうど、周造と富子とお年が近いと思われるお客さんがたくさん観に来ていらして、しかも、とても楽しんでいらっしゃるようで、上映の最中、何度も笑い声が起こっていました。

長い人生、家族とともに楽しいときやつらいときを過ごされてきた皆様だからこそ、平田家の物語に心を動かされるところがあったのかなと思いますが、筆者自身、他のお客さんの笑いに引きこまれて一緒に笑った瞬間もありました。

映画を見て笑うのは楽しい。そして、他の人たちと一緒に笑うのはもっと楽しい。

ぜひ、劇場で『家族はつらいよ』平田家の珍騒動を誰かと一緒に観て、笑ってみませんか?

(文:田下愛)

    ライタープロフィール

    田下愛

    田下愛

    フリーランス・ライター。雑誌、書籍、Webメディアで、幅広いジャンルの仕事をこなして活動中。ファンタジー映画が大好物で、『オズの魔法使い』『ナルニア国物語』『アリス・イン・ワンダーランド』など、魔法やおとぎの国を扱った作品にはすぐ飛びついてしまいますが、一方、『レインマン』のような人間をきっちり描いたドラマも好き。石ノ森章太郎先生をリスペクトする昭和特撮フリークでもあります。

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