こんにちは。

桜井です。

今回ご紹介する『運命の元カレ』はアメリカの映画です。

主人公は、いつも本気で男性と付き合うのになぜか別れることになってしまい、映画の冒頭でも、真剣交際していると思っていた彼氏に「妹の結婚式に一緒に出て欲しい」と頼んだら「それってなんか本気っぽいね」と返され、その瞬間にこれはカジュアルな恋愛だったのねと悟り、破局します。

あなたも、このような経験、ありませんか？それが一度か二度か、はたまた数回かは人によって差があるでしょうが、恋愛していれば誰でもぶち当たる、相手との温度差…。
主人公は、そんなことを19回繰り返し、独身のままでした。しかし、ある雑誌で「セックスの経験人数が20人を超えた女性は一生独身である」という記事を読み、危機感を覚えます。次がとうとう20人目、このままいくとずっと1人…そんなの耐えられない！と思った主人公は、新しい恋を探すよりも、元カレから運命の相手を探すことにしました。昔別れた男でも、数年経った現在なら成長してイイ男になっているかもしれないとの期待を込めて。

しかし、現実はなかなか思うようにはいきません。元カレの現状を知るのは、大変なことでした。そこで主人公は、近所に住んでいるプレイボーイで売れないミュージシャンのセクシーガイを探偵として雇い、調査という名目の元カレに対するポジティブなストーキングを開始します。

今回は、終わった恋の未練の断ち切り方を『運命の元カレ』を通して、ご紹介します。

元カレが気になったら、とことん調べ尽くしてしまおう

主人公は、元カレの現状を知るためだけにマイアミまで飛行機で行きました。マイルをすべて使い果たして…。その結果、この元カレとは別れて良かった、と実感し未練がなくなります。

中途半端に「いまどうしているのか」と考え続けると、想像力が働いて元カレを美化してしまいますが、とことん調べ尽くし行動し、現実を見れば、未練はあっさりと消えます。想像に勝る現実はありませんから、えてして現実を知れば未練は冷めます。

周りに未練が残っていることを公表してしまおう

主人公は、自分1人で未練を抱えるようなことはせずに周りに元カレに対する未練を公言し、さらにはそのポジティブストーキングに対する協力まで依頼し始めます。しかし、その結果、周囲から冷静な意見が入ったり、新たな出会いが生まれたりして環境に変化が起こりました。

自分1人で未練というネガティブな感情を持ち続けると憂鬱になりますが、この映画の主人公のようにそれを周りと共有することで、気持ちも前向きになっていきます。

セックスの経験人数など、女子会ですら話題にしずらいネタですがそこに堂々と切り込んだこの映画は、ホントにすごい！放送禁止用語がバンバン飛び出し、下ネタのオンパレードです。ここまでオープンに語られると、むしろ清々しさを覚えます。

『運命の元カレ』というタイトルを良い意味で裏切る「過去への未練ブッタギリ」映画です。

あなたの気分をアゲて、恋愛運を上昇させることは間違いなし！

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（文：桜井）