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ALSと闘う監督の意欲作!映画『アリスのままで』今初夏公開決定
ALSと闘う監督の意欲作!映画『アリスのままで』今初夏公開決定
若年性アルツハイマーと診断された50歳の女性の苦悩と葛藤を描いた映画『アリスのままで』が2015年6月下旬に公開されることが決定した。
主人公アリスを演じるのは第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされているジュリアン・ムーアさん。第72回ゴールデン・グローブ賞でも主演女優賞(ドラマ部門)を受賞している彼女の演技力に注目の作品だ。
自身も難病ALSと闘う監督の意欲作
主人公アリスはコロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者。
講義中に突然言葉が出てこなくなったり、ジョギング中に自宅への帰り道が分からなくなるという症状に見舞われる。
50歳という若さで若年性アルツハイマーと診断されたアリス。家族は懸命にサポートするが、その甲斐空しく彼女の記憶は日に日に薄れていってしまう。ある日、パソコンの中に記憶が薄れる前の自分が残したビデオメッセージを発見したアリス。薄れていく記憶の中、自分が自分であり続けるためにアリスがとった行動とは――
監督は自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病と闘っているリチャード・グラッツァー監督とウォッシュ・ウエストモアランド監督の二人。
徐々に失われる記憶、病気に対する苦悩と葛藤、そしてそれを支える家族の絆がどのように描かれるのか注目の作品だ。
映画『アリスのままで』公式ページ
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