2014年のカンヌ映画祭審査員特別賞受賞、そしてフランスのセザール賞にて最優秀外国映画賞を受賞した映画『Mommy／マミー』が2015年4月25日（土）より全国で公開される。

監督は『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』などデビュー以来の作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭に出品され、若さと才能が注目されているグザヴィエ・ドラン監督。

母と子の愛情に涙腺二度崩壊

舞台は架空の世界にある国・カナダ。発達障がい児の親が、経済的困窮に陥った場合は法手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院される権利を保障した法律が制定されていた。

主人公ダイアンは掃除婦としてギリギリの生計を立てつつ、15歳になる息子スティーヴと二人で暮らすシングルマザー。

実はスティーブはADHD（多動性障害）を抱えており、施設から退院したばかり。
平静なときは知的で素直な少年だが、情緒が不安定になると攻撃的で喧嘩っ早くなり、また女性に対しては誰彼かまわず親密にタッチしてしまうクセが抜けないまま大人になりつつあるスティーブ。

母と子の深い愛情と葛藤を痛々しいまでに暴き出す本作は「涙のクライマックスが二度くる」とまで絶賛される感動作となっている。2015年4月25日（土）より公開。

映画『Mommy／マミー』公式ページ