末次由紀の少女漫画『ちはやふる』が、実写映画化されることが決定した。

競技かるたを題材にし、『BE・LOVE』（講談社刊）で2007年12月より連載された原作は、シリーズ累計発行部数1200万部を突破。2009年にはマンガ大賞を受賞したほか、『このマンガがすごい！2010年オンナ編』で1位に輝くなど、女性読者のみならず男性にもファンが多いことで知られている。



(C)末次由紀/講談社

主人公綾瀬千早は、小学6年生の時に出会った福井からの転校生の綿谷新、幼なじみの真島太一とともに百人一首かるたを通じて絆を深めるが、卒業後はそれぞれ別の道を歩む。それから4年後、高校生になった千早は、福井に戻った新がかるたから離れたことを知るが、『かるたを続けていればまた会える』という約束を胸に、強くなって新と再会することを信じて太一とともに瑞沢高校かるた部を設立する。

タイトルは、小倉百人一首の撰歌『ちはやぶる　神代も聞かず　龍田川　からくれなゐに　水くくるとは』に由来している。今回の実写映画化に先駆け、2011年、2013年の2度にわたってテレビアニメ化も果たしている。ファンは監督やキャスト、公開時期などの続報に期待だ。

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