英国を代表する風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの謎に満ちた人生を描いた映画『ターナー、光に愛を求めて』が2015年6月20日より全国公開されることが決定した。

『秘密と嘘』『ヴェラ・ドレイク』などを手がけた巨匠マイク・リー監督が構想に12年以上を費やし、若くして名声を得ながらもインスピレーションを求め、自由気ままに旅をし、愛と光を追い求め続けた天才画家の情熱や人物像に迫っている。



(C)Thin Man Films

主人公ターナーを演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズや『英国王のスピーチ』に出演していたイギリスの個性派俳優ティモシー・スポール。異色の作風からときに嘲笑や批判を浴びながらも苦難を乗り越え、希望を見つけるターナーの姿を繊細に演じており、カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した。

"トラファルガーの戦い"や"戦艦テレメール"などの代表作を描き、モネをはじめとする印象派の画家に大きな影響を与えた奇才の画家ターナー。そんな彼の謎に包まれた人生と素晴らしい絵画の秘密、そして生きることに対しての希望に満ちた感動の作品。アートに興味がある人なら観ておきたい作品だ。

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