お子さんの映画館デビューにぴったり! キッズも大人も楽しめる映画たち

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はじめましての方もそうでない方もこんにちは。

街を歩いてたら、ひつじのショーンに遭遇。
しかも、エヴァンゲリオン・バージョン!!!

八雲ふみねです。

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東急プラザ表参道原宿では『ひつじのショーン』アート&チャリティプロジェクトが開催中。

映画監督・プロデューサーの庵野秀明さん、デザイナーの山下いくとさんによるエヴァンゲリオンモデルや、漫画家の安野モヨコさんによるシュガシュガルーンモデル、
サンリオの山口裕子さん監修によるハローキティモデルなどが期間限定で展示されています。
原宿ガールたちにも人気でしたよ〜。

…というワケで。

八雲ふみねの What a Fantastics! ~映画にまつわるアレコレ~ vol.22

今回は。

キッズと一緒に楽しめる映画を3作品、ご紹介します。

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さかなクン研究所 さかなの世界へレッツギョー! 飛ぶ!戦う!踊る編
2015年6月13日から全国のイオンシネマにて公開
監督:福山哲哉
出演:さかなクン、中山さら、龍田直樹
©さかなクン研究所PJ2015

「Eテレ」がまだ「教育テレビ」と呼ばれていた頃の、どことなく懐かしいテイストの本作。
私、ほんわか気分に浸って見てしまいました。

海洋生物に対する豊富な知識でテレビでも人気のさかなクンが、普段は見ることができない魚たちの意外な生態について解説する海洋ムービー。
「飛ぶ」「闘う」「踊る」をテーマに、飛距離400メートルを超えるトビウオの飛行シーンや、水中で繰り広 げられるコブダイたちの激しい縄張り争いなど、お魚さんたちの躍動感あふれる映像を大きなスクリーンで楽しむことができます。
さらに本作、見て楽しむだけではありません。
子どもたちには、本編と連動して楽しめる特製シールが付いた「研究ノート」を配布。
本編に登場した魚たちをノートに記録することで、ちびっ子たちも「さかなクン研究所」の「研究員」と大変身。
インタラクティブな作風で、上映時間も45分と短め。
小さなお子さんでも集中力が途切れることなく楽しめるますよ。

さて、先日開催された公開記念イベントでは、さかなクンの映画初主演をお祝いして、白衣の新作が発表されました。

この日初披露された白衣はなんと…。

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電飾白衣!!!

LED電球を使い、赤外線でトビウオやコブダイなど映画に登場する魚たちの映像を投影するという斬新な白衣。
なんでも関係者によると、いま流行りの「プロジェクション・マッピング以上の技術を駆使」しているのだとか。
電飾白衣で大はしゃぎするさかなクンに、集まったマスコミ陣もギョギョッ?!

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「お魚さんは世界中に3万匹もいるので、是非シリーズ化して次世代にバトンタッチしたい」と語る、さかなクン。
さかなクンのお魚さんへの愛情はハンパじゃないっ!


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アリのままでいたい
2015年7月11日から全国東映系にて公開
監督:鴨下潔
声の出演:DAIGO、吉田羊、杉咲花
©2015「アリのままでいたい」製作委員会

お魚さんの次は、昆虫さんです。
子どもの頃、昆虫採集に興じた記憶。
皆さん、お持ちではないですか?
私の場合はその昔、自宅の押し入れでカブトムシを幼虫から育ててました。
サナギが成虫へと羽化する瞬間は、なんとも神秘的。
幼虫が暮らすマット(土)の匂い、思い出すなぁ〜。

そんな昆虫の神秘と驚異が詰まっているのが、『アリのままでいたい』。

昆虫写真家の栗林慧が「アリの目カメラ」と呼ばれる特殊なカメラを用い、昆虫たちに極限まで接近して撮影した3D昆虫ドキュメンタリー。
カブトムシやクワガタムシが樹液をめぐって繰り広げる死闘、カマキリのハンティングの様子など、昆虫たちの生存競争や知られざる世界を映し出します。
これまで誰も見たことがないような迫力ある映像の数々に、子どもだけでなく大人も釘付け。
これぞ、大スペクタクル!
これぞ、ミラクルアドベンチャー!!!

しかし現実は、この世界から昆虫の数が年々少なくなっています。
人間にとって住みやすい環境作りは、昆虫たちにとっては生存しづらい環境へと変化しています。
子どもたちと一緒に「アリの目」になった気持ちで昆虫たちの世界を体感しながら、世界の環境問題にも少しでも目を向けてほしい。
この映画からは、そんなメッセージを受け取ることもできます。

ちなみに、栗林監督がいちばん好きな昆虫は、アリ。
アリは家族で生活するというトコロが人間に似ているので、お好きなんですって。


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ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム
2015年7月4日から新宿ピカデリーほか全国公開
監督:マーク・バートン、リチャード・スターザック
©2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.

昆虫さんの次は…。
農場、ですね。
ヒツジです。

人気クレイアニメ「ウォレスとグルミット」シリーズから生まれた「ひつじのショーン」初の長編劇場版。
製作を手がけるアードマン・アニメーションズは、イギリスに拠点を構える正解有数のストップモーション・アニメーション・スタジオ。
過去4回のアカデミー賞受賞歴を誇ります。
牧場暮らしのひつじのショーンは自由な時間を手に入れるため、牧場主をキャンピングカーの中に寝かせておいたら、なんと車が大暴走。
牧場主を追いかけるショーンと仲間たちは、慣れない都会で大メェ〜走!
友情と絆を描いた冒険アニメーションです。

セリフが一言もないのに、誰もが共感し、涙を誘うストーリーに仕上がった本作。
五感をフルに活用して、子どもはもちろん、大人もハマること間違いなしですよ。

そんな『ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』、オフィシャルサポーターを務めるのが…。

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女優の木村佳乃さん。

オフィシャルサポーター就任会見では、ショーンと仲良く登場。
3歳までイギリスで暮らしていたため、幼い頃からアードマン・アニメーションズの作品に触れる機会が多かった木村さん。
中でも「ひつじのショーン」が大好きで、現在は二人のお子さんと毎週テレビシリーズを見ているとのこと。

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「自分が慣れ親しんだアニメーションを親子で楽しめるなんて、このうえなく嬉しいです」と、ママの顔を覗かせる木村さんでした。

キッズ・ムービーって、実は大人が見てもハッと気付かされるコトが多いんですよね。
ファミリーで映画を見て、お家に帰ってからは観た映画の話で盛り上がる。
この夏、お子さんと一緒に映画館デビューしてみてはいかがでしょうか。

それではまた次回、お会いしましょう。

お相手は、八雲ふみねでした。

八雲ふみね fumine yakumo


八雲ふみね

大阪市出身。映画コメンテーター・エッセイスト。
映画に特化した番組を中心に、レギュラーパーソナリティ経験多数。
機転の利いたテンポあるトークが好評で、映画関連イベントを中心に司会者としてもおなじみ。
「シネマズ by 松竹」では、ティーチイン試写会シリーズのナビゲーターも務めている。

八雲ふみね公式サイト yakumox.com

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