秦基博が永瀬匡を抱きしめたくなった理由とは?『天空の蜂』主題歌「Q&A」発売記念イベント
また、MVのショートバージョンがYouTubeで公開されているということで、「みなさん、観ました?」とMCが客席に問いかけると、「観ました!!」と永瀬さんが元気に答えます。
秦さんは「近いところから声が(笑)」と嬉しそうな様子。
そして、会場ではMVのフルバージョンと秦さんが坂を転がり落ちるアクションシーンのメイキングが公開されました。
「これ、大変だったなぁ~」と語る秦さんですが、転がり落ちた人が起き上がって歩いていくと、そこには、もうひとり秦さんが…。そのシーンは実はスタントマンが撮影していたんだそう。
衣装はもちろん、髪型も同じにセットされていて、ふたりが並んでいる場面でも「双子みたい」と言われるほど本当にそっくり。
「これはどっちが秦さんだ?」とMCが盛り上げると、「気持ち、ぽっちゃりが僕です」と秦さん。
「本当に似ている方を連れてきてくださって、メイクとかが終わって登場した時は本当に、俺が歩いてくるって思いました」と驚いたそうです。
永瀬匡と秦基博にとってのヒーローは?
話題は永瀬さんの演じた役について。
巨大ヘリ”ビッグB”設計者の湯原(江口洋介)の息子・高彦を助けにいく自衛官の上条を演じる永瀬さんは自身の役を「まさにヒーローのような役」と話し、「いつもは自分が演じている映像を見ても、自分だなって思うんですけど、今回初めて自分がやっていると思えなかったんです。他の人がが演じてるんじゃないかって思うくらい客観的に観られたので、役者って不思議だなって思いました。将来振り返った時に特別な作品になると思います」と続けました。
秦さんが「かっこよかった」と言うと、「よしっ! よしっ!」とガッツポーズを取る永瀬さん。それを見て「…ちょっと、どういう気持ちになっていいか」と困惑する秦さんでした。
実際にヘリに乗って滞空撮影したシーン以外に、アップなどはセットで撮ったシーンもあるとのことですが、「どこをセットで撮ったのか分からなくて、すごく臨場感がある」と映像技術を永瀬さんも絶賛。
でも実は、意外にもセットでの撮影の方が大変だったとか。
「乱気流の中助けにいく場面で自分の身体が気流に流されてしまうという再現を、ハーネスで吊られて身動きがとれない状態でブルンブルン回されて。吐き気がもう大変でした」と裏話を披露していました。
そして、そんな永瀬さんの役どころに掛けて、それぞれにとってのヒーローが尋ねられます。
秦さんは「松井秀喜、ゴジラ松井が大好きです」と即答。僕が小学校の頃に甲子園からプロ野球に入られて、少年野球をやっていたので憧れの存在でしたね。ヤンキースの頃は松井さんがホームランを打つと僕のケータイにメールが届くというシステムに登録してました」とのことで、朝起きてメールが届いているとドキドキしながら確認したんだそう。
永瀬さんがちょっと悩みつつ「親父、ですかね」と回答すると、秦さんは「あの、やり直していいですか?」と予想外の答えを聞いてあたふた。
「親父がすごくカッコつけるんですよ。母親と付き合ってた頃の話で、乗ってた車が壊れたって言ったらしいんですけど、実はその車売って結婚指輪を買っていたとか、そういうキザなエピソードを聞いていて。息子として一番近くでその背中を見ているので、男としてかっこいいなと思います」と、永瀬さんが父親に憧れる理由を語っていました。
また、永瀬さんの亡くなった祖父が航空自衛官で、役が決まった時に祖母に報告に行ったというエピソードも飛び出しました。
「祖母が祖父についてノロけだしたんですよ。血のつながった身内にそんな話をできるなんて、よっぽど魅力的な人だったんだろうな、と思って、その祖父のように、高彦くんを助けたいという一心で演じました。それがどう映っているか、見ていただきたいです」と、そのエピソードは役作りにも大きな影響を与えたようです。
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