奥田瑛二、オススメはすっぽんぽん―映画『赤い玉、』初日舞台挨拶
高橋伴明監督のゼミの授業に参加し、学生スタッフ・キャストの中では一番最初に脚本を読んだという花岡翔太は、脚本を読んだ時に自身の役を「これは自分だな」と思ったと語り「この役は自分がやることで一緒に成長できるものであろうと思って演じさせてもらいました」と役への思いを語る。
さらに本作で濡れ場を演じた際に“前貼り”と呼ばれる、自身の男性器を隠す処理に関して「撮影が終わって1人で前貼りを処理するって時に、すごく切ない気持ちになったんですよね」と話し、奥田瑛二に前貼りについて投げかけると奥田瑛二は「前貼りをするとそういう風になるんですね。僕も不二子もすっぽんぽんで演じた」と本作での体当たりでの演技についても明かし、今後は前貼りをせずにすっぽんぽんで演技することを勧めると、花岡翔太も「体当たりでがんばります」と笑顔で答えた。
予告動画の冒頭でも濡れ場を演じている上川周作は、そのシーンについて「映画の中では途中で、監督(主人公・時田)に止められるんですが、実際はもっと濡れ場できますというのだけは言っておこうと思います」と、濡れ場の演技に自信をみせた。
高橋伴明「あれ、本音だったんじゃないの?」
続けて印象的セリフについて聞かれた土居志央梨は「『大学で先生やっているなんて、映画監督としてもう賞味期限切れだよね』みたいなセリフがあって、それを脚本をみて、自分がそれを言うってわかった瞬間からもうワクワクが止まらなくなってしまいました。これを胸張って言っていいんだって思って、すごく楽しみで、本番に監督の目の前でそれを言ったんですけど『おお、殴りたくなるね』と言われました。嬉しかったです」と小悪魔な笑顔で語ると、高橋伴明監督がすかさず「あれ、本音だったんじゃないの?」とツッコミを入れ、会場からは笑いが巻き起こった。
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