「複雑だなあ…」吹越満主演映画『友だちのパパが好き』舞台挨拶

友だちのパパが好き



吹越満主演の親友の父親を好きになってしまう女子大生の純愛を描いたコメディ映画『友だちのパパが好き』(2015年12月19日より東京・ユーロスペースほかにて全国順次ロードショー)。2015年10月23日、第28回東京国際映画祭の「日本映画スプラッシュ」部門で上映され、吹越満、岸井ゆきの、安藤輪子、石橋けい、山内ケンジ監督が舞台挨拶に出席した。

本作は、親友が自分の父親を好きになったことから巻き起こる恋愛模様を描いたラブコメディ。親友のマヤ(安藤)から、父親(吹越)のことを好きだと告白された大学生の妙子(岸井)。この状況を母(石橋)は笑い飛ばすが、密かに愛人を持つ父は嬉しさを隠し切れない。妙子は呆れかえるが、マヤは父親への猛アタックを開始し、純愛を貫こうとする、なんとなくの常識を打ち破る新しいラブコメディ。ソフトバンクモバイル「白戸家」など数々のヒットCMを手がけるCMディレクター・山内ケンジ監督の最新作だ。

友だちのパパが好き



吹越は、自らが演じた役柄について「実際に僕も中学3年生の娘がいるので、もう少ししたらこの映画と同じシュチュエーションになるんですが…複雑だなあ…。」とコメント。しかし「でも僕、娘の友達からは人気があるみたいです(笑)」とフォローを欠かさなかった。

さらに、当て書きされた本作の脚本に対して、吹越は「作品を見た知人から、本当にひどい男だと言われる。奥さんもいて、愛人もいて、娘の友達ともいろいろある。当て書きだと僕がそういう男かということになるんですけれど(笑)。そういうことが似合うと思ってくれたとすれば、ちょっと光栄です」と前向きな姿勢を見せる。

一方、友人が自分の父を好きになってしまう妙子を演じた岸井は、「実際に私の友達が私の父を好きになってしまったら、劇中のようにはしないかなと思うんですが、最終的には同じところに収まるような気がするので、脚本については理解はしやすかったです。」とコメント。さらに、「食べるシーンがたくさんあったので、おなかいっぱいになりました(笑)」と撮影中の苦労も語っていた。

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『友だちのパパが好き』は、12月19日より東京・ユーロスペースほかにて全国順次公開。

『友だちのパパが好き』公式サイト
https://tomodachinopapa.com

(C)2015 GEEK PICTURES

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