小学5年生の作文が短編映画に!須賀健太主演『未来のカケラ』制作決定

「わたしたちのふるさと、 10年先の物語」-東北を元気にする作文-の優秀作品、最優秀作品の授賞式及び短編映画『未来のカケラ』制作発表会が、岩手県盛岡市内のホテルで行われた。


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本作文募集は、平成27年7月からスタートした「未来へススモーション!! 新しい東北」キャンペーンの一環として、子どもたちの未来に向けた元気な姿を描いた作文を募集、最優秀作品を原作にした短編映画を制作、発信することで、未来を感じる気持ちを共有し「自ら進む」原動力へとつなげていくことを目指して展開された。

今回、最優秀作品に選ばれた、岩手県上閉伊郡大槌町在住の岩間壮太(小学5年生)の作文「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」。これを原作とし、短編映画『未来のカケラ』の制作が開始。2016年1月完成予定で、同年2月に、岩手県、宮城県、福島県にて上映会を開催する。

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▲最優秀賞の岩間壮太

舞台は、一軒家の建築現場。見習い大工の壮太はある日、棟梁の及川から一人でお客様の物置を造るよう命じられる。一人前の大工として認められるための初めての仕事に、気合いの入る壮太。しかし、物置造りを進めていく中で、まだ会ったことのない施工主に対して、壮太にある疑問が湧く。見習い大工としての何気ない日常から明らかになっていく、壮太が大工になった理由。そこには過去に自分と同じ痛みを背負った大切な人への想いが溢れていた―。常に自分を温かく見守ってくれる家族や友人、周囲の人々の存在に気付き、人への感謝の気持ちが芽生えていく姿が描かれている。

主人公の壮太を演じるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』の須賀健太、壮太が働く工務店の一人娘麻耶に大島麻衣。他に、戸塚純貴、栗山航、塩野瑛久、六平直政らが出演。監督・脚本は、『ゆっきーな』『VEIN-静脈-』の渡邊世紀が務める。

短編映画『未来のカケラ』は、2016年2月に岩手県、宮城県、福島県で公開。また、政府広報オンライン特集サイト、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアHP内特設ページ、BS特別番組での放映も予定されている。

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