ニュース
劇団☆新感線+松竹の強力タッグ!ゲキ×シネ☆東劇セレクション第3弾開催決定
劇団☆新感線+松竹の強力タッグ!ゲキ×シネ☆東劇セレクション第3弾開催決定
劇団☆新感線の人気舞台を最新技術で映像化した「ゲキ×シネ」を、東劇の大スクリーンで上映する「ゲキ×シネ☆東劇セレクション」シリーズ第3弾の開催が決定した。今回は「劇団☆新感線+松竹の強力タッグ!Inouekabuki Shochiku-mix」と銘打ち、劇団☆新感線と松竹との共作舞台劇である『阿修羅城の瞳 2003』『髑髏城の七人~アオドクロ』『朧の森に棲む鬼』『蛮幽鬼』が週替わりにて上映される。
劇団☆新感線と松竹の強力タッグをスクリーンで!
ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』(c)2007 松竹/ヴィレッヂ
劇団☆新感線と松竹が共作した「いのうえ歌舞伎」作品は「Inouekabuki Shochiku-mix」と称し、これまで様々な作品を生み出してきた。「いのうえ歌舞伎」とは、劇団☆新感線の人気ジャンルの一つで、神話や史実などをモチーフとし、ケレン味を効かせた時代活劇のこと。近年では、その持ち味に加えドラマに重きをおき、人間の業を浮き彫りにした作品作りへ転化している。今回上映される4作品はすべて、新橋演舞場・日生劇場の“花道”という劇場機構の特性を活かした演出がなされ、いのうえ歌舞伎のカタルシスを一層際立たせた人気作ばかり。
ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳2003』(c)2015 松竹/ヴィレッヂ
「ゲキ×シネ☆東劇セレクション 2016 春」のスタートを飾るのは、今年2015年4月に全国公開したばかりのゲキ×シネとしてはニューフェイスの『阿修羅城の瞳 2003』。公演から12年の時を経ても色褪せることのない、まるで歌舞伎のような様式美とエンターテインメントの真髄が掛合わさった本作は、多くの観客を魅了した。
ゲキ×シネ『髑髏城の七人〜アオドクロ』(c)2005 松竹/ヴィレッヂ
続く『髑髏城の七人~アオドクロ』は、主宰・いのうえひでのりが「まさに新感線エンターテインメントの集大成」とコメントするなど2004年ドクロイヤーを飾った作品、『朧の森に棲む鬼』は、歌舞伎役者・市川染五郎が“究極の悪”に挑みYahoo!映画のレビュー採点1位を獲得するなど演劇ファン・映画ファンの垣根を越えて高い評価を受けた。ラストを飾る『蛮幽鬼』は、名著「モンテクリスト伯」をモチーフに描いた、中島かずきの傑作で、新感線ファンの中でも人気が高い作品だ。
ゲキ×シネ『蛮幽鬼』(c)2010 松竹/ヴィレッヂ
いずれもエネルギッシュで壮大、かつエンターテインメント性の高い「いのうえ歌舞伎」作品を、ゲキ×シネでは画面いっぱいに広がる迫力の映像と臨場感たっぷりの音で、映画館であることを忘れるほどの舞台の緊張感と躍動感が体感できるものとなっている。上映劇場となる東劇はかつて、東京での歌舞伎や軽演劇の興行を担う主要劇場のひとつであった。演劇場としての歴史ある東劇で、現代の傾(かぶ)く芝居の決定版「いのうえ歌舞伎」厳選4作品を堪能してみてはいかがだろうか。
「ゲキ×シネ☆東劇セレクション 2016春」概要
期間:2016年4月9日(土)〜5月7日(金)
場所:東劇 (東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル3F)
作品:『阿修羅城の瞳2003』『髑髏城の七人~アオドクロ』『朧の森に棲む鬼』『蛮幽鬼』
料金:一般 1,800円/ヤングチケット(22歳以下) 1,000円/シニア(60歳以上) 1,000円/障がい者手帳を持つ方(同伴者1名まで) 1,000円
上映作品一覧
『阿修羅城の瞳2003』
上映期間:4/9(土)〜4/15(金)
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎、天海祐希、夏木マリ、高田聖子、橋本じゅん、小市慢太郎、近藤芳正、伊原剛志ほか
著作:松竹/ヴィレッヂ
『髑髏城の七人~アオドクロ』
上映期間:4/16(土)〜4/22(金)
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎、鈴木杏、池内博之、ラサール石井、高田聖子、三宅弘城、粟根まこと、高杉亘、川原和久、佐藤アツヒロほか
著作:松竹/ヴィレッヂ
『朧の森に棲む鬼』
上映期間:4/23(土)〜4/29(金)
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子、高田聖子、粟根まこと、小須田康人、田山涼成、古田新太ほか
著作:松竹/ヴィレッヂ
『蛮幽鬼』
上映期間:4/30(土)〜5/6(金)
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:上川隆也、稲森いずみ、早乙女太一、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、山内圭哉、山本亨、千葉哲也 、堺雅人ほか
著作:松竹/ヴィレッヂ
画像ギャラリー
[gallery columns="4" ids="33910,33909,33912,33911,33906,33908,33913,33907"]
関連リンク
全作品さきどり一挙紹介!2016〜2017松竹配給作品ラインナップ
新しい歌舞伎の誕生!歌舞伎NEXT『阿弖流為』がスクリーンで帰ってくる
劇団☆新感線「ゲキ×シネ」、『五右衛門ロック』など人気作5本を特集上映
十世坂東三津五郎の代表2作をシネマ歌舞伎の第23弾として公開
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。