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武田:橋本環奈はケタ違い―『セーラー服と機関銃 -卒業-』福岡先行上映会レポ
武田:橋本環奈はケタ違い―『セーラー服と機関銃 -卒業-』福岡先行上映会レポ
2016年3月5日より公開される映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』の先行上映会が福岡県にあるT・ジョイ博多、TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13の3劇場にて実施され、本作で主演をつとめる福岡出身の橋本環奈と、同じく福岡出身の武田鉄矢による凱旋舞台挨拶が実施された。
オール博多弁で舞台挨拶『セーラー服と機関銃 -卒業-』
映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』は、「カ・イ・カ・ン!」の名ゼリフで一大ブームを巻き起こした1981年公開の薬師丸ひろ子主演、映画『セーラー服と機関銃』(相米慎二監督)のその後を描いた作品。主人公・星泉役を本作が映画初主演となる橋本環奈がつとめ、さらに長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢など実力派俳優たちが脇をかためる。メガホンをとるのは『婚前特急』『夫婦フーフー日記』を手掛けた若き才能・前田弘二監督。
全国公開に先駆けて2月14日に行われた福岡先行上映会では、福岡県出身の橋本環奈と武田鉄矢が舞台挨拶に登壇。ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13では、福岡出身者の2人が揃ったという事もあり、オール博多弁で舞台挨拶を実施した。現地での模様を書き起こしレポートにてお届けする。
武田鉄矢「橋本さんはアクトレスになる人」
橋本:
みなさまこんにちは。星泉役を務めました橋本環奈です。みなさんご多忙の中お越しいただきありがとうございます。今日は上映後ということで……皆さま、この作品どげんやった?(どうでした?)
武田:
橋本さんを下から支える若頭を演じました。若い人と仕事すると面白いとですよ。私の人生は、新星・時代の先頭を走るアイドルの伴奏者としての出会いが多いとです。今まで私の横を多くのアイドルが通り過ぎていきました。橋本さんは単にアイドルとしてだけではなく、これからアクトレス(女優)になる人だと思っています。
MC:今日はこの衣装(橋本はセーラー服姿で登場)につかまれた人も多かと思いますが、これは撮影中に着とった衣装?(着ていた衣装?)
橋本:
そうです、これは撮影の時に着とった衣装です。
MC:じゃあこれで転げ回って傷つけられて?
橋本:そうですね、けっこうアクションが多かったですね。……博多弁いざ使うとなるとむずかしいですね(笑)メンバーや友達とかとだと出るっちゃけどね。(出るんですけどね)
MC:おー、キタキタキタ。博多のおばちゃんとしては博多弁を忘れてないか心配していたので、安心しました。
橋本:
そげんことなか!(そんなことないです)
今まですれ違ってきたアイドルとはケタが違う
MC:撮影中に武田さんが相当アドリブかましてきんしゃったって(かましてきたと)聞きましたけど。
橋本:
そうですね、いきなり本編撮影中に歌い出した時はちょっと笑っちゃいましたね。
武田:
やることやっとかんと。ギャラもらってんですから。やはり職業意識ですよ。私は数々の事件を巻き起こしておりまして、アドリブは非常に嫌われる人には嫌われたんですよ。浅野温子さんとか(笑)
環奈さんにも話したんですけど、やっぱりカチンコ鳴ったらスポーツと一緒ですから。頭で考えたら、絶対お客さんがバカにするようなシーンになるんですよ。反応することです。セリフに追われず、どう反応するかですから。この子は(アドリブに)やり返してきましたから!そのことが大事なんです。(画面から)消えていなくなってもまだ芝居が残っているっていう。(自分も)そのことをたくさんの人から教えられたんですよ。渥美清さんとか高倉健さんとか。この子にも伝えたいじゃないですか。
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