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彼女はラブホテルに行くのが夢だった

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“ラブホテル”に行くのが夢だった女の子が主人公の物語・・・

というと語弊がありますが、家の近くにあるラブホテルのことをお城だと思い込んで、そこでは「王子様とお姫様がそろって舞踏会が行われている!いつか私もここにいくんだ!」と目をキラキラさせて、彼女にとってはプリンセスになれる夢のようなお城だったんです。

今日も映画日和ういログ」今回は『心が叫びたがってるんだ。』をご紹介します。

お城から1台の車が……そこには


いつか大人になったら……と夢見る彼女は、お城(ラブホテル)の入り口で、目を輝かせて見ていると、そこから1台の車が出てきます。身を隠して、その走り去る車をのぞいてみると、パパそして隣には知らない女性が乗っていたのです。

最悪な不倫現場を目撃したことになるのですが、彼女にとっては、「舞踏会帰りの馬に乗った王子様とお姫様!」いけないものを見たという自覚はなく、むしろ、さっきよりもっと目を輝かせて「すごい秘密を知っちゃった!」と大喜び。ママが待つ家に帰り、さっき見かけたことをママに伝えてしまいます。彼女には全く悪気もないし、むしろ自慢気に。

その後の展開はご想像通り、パパは家から出ていくことになるのですが、そこで戸惑う彼女(娘)に向かって、最低な一言を浴びせて去っていくんです。

たまごに呪いをかけられてしまう


その言葉にショックを受けた彼女は、ひとりで泣きながら助けを呼びます。すると突然、帽子をかぶった“たまご”が彼女の前に現れて、その“たまご”は言いました。

「君のおしゃべりが原因……」と。

その日を境に彼女は、しゃべれない子になってしまい、あんなにおしゃべりで元気いっぱいだった頃とは別人のように、根暗で影の薄い子に変わってしまうんです。

ミュージカルを成功させるために動き始める


それから彼女は高校生へと成長し、根暗でしゃべれない子としてクラスでは扱いを受けていたのですが、学校行事である「地域ふれあい交流会」という、いわゆる文化祭の実行委員会メンバーのひとりとして、彼女が選ばれることに。

しゃべれない彼女はどうするのか?もしかして運命の王子様が現れるのか?
きっと思いもよらない展開が待っています。

心にあるものを言葉にする勇気をくれる


言えずにいること、言えなかったこと、なんで言えなかったのか後悔……。
そんな気持ちを抱えていることってありますよね。この作品は、日常生活で思っても言わないでいることを「本当は言いたいんでしょ?怖がってないで、たったのひと言でも、言ってみれば、こんな嬉しい変化が起きるかもしれないよ!」って教えてくれます。ちょっとしたことでも思い切って相手に伝える勇気をくれる作品です。

続きが気になった方はぜひ1度観てみてはいかがでしょうか?

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(文:木村うい
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