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ついにBFGの姿が!スピルバーグ監督最新作『BFG』日本版予告解禁
ついにBFGの姿が!スピルバーグ監督最新作『BFG』日本版予告解禁
エル・キャピタン・シアターには劇場まで続くレッドカーペットが敷かれ、会場には本作の上映を心待ちにする1500人の観客が、カーペットに沿うように並び、お披露目に駆けつけた。
プレミアにはスティーブン・スピルバーグ監督の他、今年の第88回アカデミー賞にて同じくスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』にて助演男優賞の受賞が記憶に新しいイギリスの名俳優、マーク・ライランス(BFG役)、オーディションで巨匠スピルバーグの目にとまり女優歴わずか2年あまりでスクリーンの主役へと駆け上がった女優のルビー・バーンヒル(ソフィー役)、『それでも恋するバルセロナ』で一躍知名度を上げたレベッカ・ホール(メアリー役)、そして『ジョーズ』『E.T.』『インディ・ジョーンズ』シリーズなど、スピルバーグと長年タッグを組んできた作曲家のジョン・ウィリアムズなどそうそうたる顔が並び、会場がより一層華やぐ。
スピルバーグ監督は今作のテーマの一つに“友情”を掲げ「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」とBFGと少女ソフィーに生まれた奇跡の友情の通り、今作に込められた心温まる深いメッセージを述べた。
そして日本のファンへ「おはようございます!こんにちは!こんばんは!何時に放送されるかですが。日本の友達のみなさん、ぜひ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』をご覧いただき、愛してもらえると嬉しいです。僕が全力の気持ちを注いで作った作品です。キャストのみんなも同じ気持ちで参加してくれています。また、僕らは特に、日本の皆様の心に響くように作りました!ありがとうございます!」と、日本語を交えながらコメント。
ルビー・バーンヒルは「カンヌよりリラックスできる感じかな、少し緊張感がほぐれた空気感がすごく良くて、楽しいです」とワールドプレミア以来の大舞台に少しなじめてきた様子も感じられた。また、今作で共演したマーク・ライランスとスピルバーグ監督の存在について「彼らは2人ともすごく素晴らしく優しい人たちなの。だから、彼らは私にとって最高の友達になったと思うわ」と語った。
『ブリッジ・オブ・スパイ』で初めて共演し、2作目のスピルバーグ作品への参加となったマーク・ライランスは以前より日本の歌舞伎好きを公言しており、日本の印象として「こんにちは!日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん。『生きる』の主人公の渡辺勘治(志村喬)も、素晴らしい俳優さんだよ。僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできたんだ」と、イギリスの演劇、映画界を代表する名俳優からも日本への熱いラブコールが贈られた。
豪華キャスト・スタッフ陣が一堂に集結し、溢れる熱気に包まれUSプレミアは、幕を閉じた。
映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は2016年9月17日(土)全国ロードショー。
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