エロスで描く壮絶なる性の境地!映画『アルビノ』予告映像解禁
「私の奴隷になりなさい」の亀井亨監督の最新作『アルビノ』の予告映像ならびにポスタービジュアルが解禁となった。
亀井エロスの新境地!映画『アルビノ』予告映像解禁
場末の配管工会社に勤める屋島(不二子)は、「女」である事に違和感を抱えたままの日々を過ごしている。女でいるために男に抱かれたりもしてきたが、足るに至らない。ある日、屋島は仕事である家を訪ねる。そこには、中年の父親(YOSHIHIRO)と若い娘、九(真上さつき)が住んでいる。九の粘ついた視線に戸惑う屋島。配管作業中にチラチラ視線を交わすうち、両者の目線は同じ粘度に発酵していく。やがて、まるでそれが必然であるかのように、2人は触れ合い、激しく求め合うようになっていく。九と体を重ねることで初めて屋島は自分の中の「女」を受け入れることができるようになっていく。しかし、ほどなく屋島は九とその父親の姦淫を目撃してしまう。欲望と嫉妬は、すべてのバランスを崩していく――
映画『アルビノ』は、壇蜜主演で話題となった「私の奴隷になりなさい」の亀井亨監督の最新作。女が女を愛すること、その過酷な激情と、加速する奈落への道を冷徹な演出で切り結び、壮絶なる性の境地を描く。
主演は『赤い玉、』での大胆な演技も話題となった、妖艶な光を放つ女優・不二子。さらに、不二子演じる屋島と身体を重ねあわせていく女学生・九を、新進気鋭の女優・真上さつきが体当たりの演技で挑む。
このたび本作の予告映像ならびにポスタービジュアルが解禁となった。
予告映像では、不二子と真上さつきの2人が体当たりの演技で挑んだ、妖艶にかつ美しいエロスの世界の一部を垣間見ることができる。
そして、不二子、真上さつき、亀井亨監督からのコメントもシネマズに到着している。
不二子/屋島役
自分のなかに屋島を探した。脚本を読んだ時から、撮影に入るまで怖かった。この役をやらせてほしいと云ったけれど、監督の思いを体現する屋島になれるのか。真上さつき―九は小さな指をしていた。はじめから寄りかかってきた。かわいいと思った。欲望を感じた。守りたいとおもった。
真上さつき/九役
あらすじ通り、ドロリとした同性愛者のお話です。屋島役の不二子さんに感情を引き出してもらい、亀井監督に助けてもらい、この様な触れるだけで壊れそうな脆い「九」が出来上がりました。劇中で九が屋島にアルファベット型のキャンディーを渡します。そのキャンディーから読み取れる九の心情は胸打たれます。亀井亨監督作品に参加出来ました事を心から感謝しております。
亀井亨監督
8年前に書いたGID(性同一性障害)の話。今は理解も広まっていますが自分の想像力のみのルールの中で生きている人には伝わりにくい話。簡単、簡潔に伝わる事が重宝される昨今、そこでしか生きられない人たちがいます。伝わりにくい感情を作品でより深く伝えたい。
映画『アルビノ』は2016年7月23日(土)より、渋谷アップリンクほか公開。
画像ギャラリー
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(C)2016「アルビノ」製作委員会
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