関西の観光旅客来訪促進&地域活性化を図る日台合作映画の製作が決定
関西の観光旅客来訪促進と地域活性化を図るために、日本と台湾の合同で製作される映画『おもてなし』(仮題)が発表となった。
日台合作映画『おもてなし』(仮題)製作決定
びわ湖畔にある旅館。亡き夫が残した旅館を守る母とその娘の前に現れたのは、経営の傾く旅館を買収した中国人の親子だった。彼らは、それぞれ断ち切れない過去へのわだかまりを抱きながら、旅館の再生をかけて、短期間の“おもてなし教室”でにわか勉強をすることに……。文化、性別、歴史背景の違いが作用した結果、彼らの人生が、まわりの人たちも巻き込んで、大転換する――
映画『おもてなし』(仮題)は、関西の観光旅客来訪促進と地域活性化を図るため、日台合作で映画を製作し関西の魅力を広く紹介する映画製作プロジェクトで、前大阪商工会議所会頭の故佐藤茂雄氏の企画。日本からは株式会社松竹撮影所、台湾からは天大影業股份有限公司の2社が合同で製作を担当する。
関西の地域活性を図る本プロジェクトでは、京阪ホールディングス株式会社、大和ハウス工業株式会社、大起水産株式会社、アートコーポレーション株式会社、株式会社フジオフードシステムと、関西の地場の大手企業が協賛に名を連ね、さらに大阪商工会議所が後援する。
ジェイ・チャン監督
本作でメガホンをとる台湾のジェイ・チャン監督は、今回の製作決定に「世界各地の観客に、撮影した場所に行きたい、登場人物と同じ楽しい体験をしたい、と思っていただける映画にしたいです。住む場所が違っても、人と人は感情を共有できるからです」とコメントを寄せている。
2016年11月中旬に撮影開始予定で、公開は2017年秋ごろを予定している。出演キャストなどは今後発表となる予定。
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