広島へ引っ越しするならどの街が良い?広島の賃貸事情をプロに聞いてみた記事広告
みなさん、こんにちは。黒宮丈治.comです。
化粧室で鏡を使って自撮りするOL風に登場してみました。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今回は広島県にやってきました。
広島東洋カープ25年ぶりのリーグ優勝や、カープ女子など、今最もホットなエリアのひとつが広島県。『海猿』や『男たちの大和/YAMATO』、大林宣彦監督の尾道三部作など、映画のロケ地としても知られ、海や山、そして市内を通る数々の川など、人と自然が優しく共存する中国地方を代表する県です。
突然ですが、あなたがもし広島県に引っ越すことになった場合、どの街に住めば良いのかすぐにわかりますか?
進学や就職、突然の転勤など……新たな土地への引っ越しは不安なことばかり。中でも一番重要でありながら、事前情報が少なくて困るのが「住む場所」です。
そこで今回は、急に広島県に住むことになったとしても、住む場所に迷わないために、広島の賃貸事情をプロである不動産会社に聞いてみました。
プロに聞く!アナタが広島に住むならココ
今回、広島の賃貸事情を聞きに、伺ったのが「良和ハウス」さん。
良和ハウスは、「お部屋探しのベストパートナー」をモットーに、創業から40年以上にわたって不動産の管理運営・賃貸・仲介業を営む不動産会社。現在は、賃貸の顧客向け店舗は、広島市内を中心に13店舗出展していて、合計で1万7000戸以上と中四国エリアでナンバー1の賃貸管理戸数を誇る、広島賃貸のスペシャリストです。
お話をしてくれたのは、楠木店の熱田さん。
熱田さんによると、広島県の中で、人気なのは企業や工場も多い広島市内周辺。中でも学生や、男性の単身者に人気なのが「横川エリア」だそう。
横川エリア
広島駅から、わずか2駅の横川駅を中心とした横川エリアは、市内へのアクセスも良く、単身者向けの格安物件が豊富に存在する。平均的な物件は25平米、オートロック付きのバス・トイレ別で、家賃が月4〜5万円。築3年以内の比較的新しい物件でもプラス1万円ぐらいと単身者には程よい価格帯。
そして目を見張るのが、好立地にも関わらず一番安い物件が2万円前後からあること。2万円代の物件と聞くと、かつての学生寮のような、古く狭い物件をイメージ……。そこで、実際に2万円代の部屋に案内してもらった。
こちらが家賃・月2万円のお部屋。広島市西区楠木町にある樋田ビルの4階の一室。エレベーターが無いのがややネックだが、部屋の中に入ると驚いたのが、その広さ。
1ルームではなく、キッチンがついた1Kタイプ。洋室4.5帖とキッチンが3帖で、合計で7.5帖と2万円とは思えない広さだ。風呂・トイレは別ではないものの、エアコンが標準装備で、キッチンのサイズも決して小さくない。
熱田さんによると、この手の2万円代の物件は、横川エリアでは決して珍しいわけではないそうで、郊外に住んでいる人がセカンドハウスとして借りるケースもあるとのこと。確かにこの値段なら、趣味部屋として自宅と別に1室借りるのも悪くない。
そして、横川エリアが良いのは、飲食店が多く点在していること。チェーン店というよりは、こぢんまりとした夫婦でやっているような老舗が多いそうで、安くて旨いのが特徴だそうだ。
広島グルメといえば、真っ先に浮かぶのがお好み焼き。
そこで熱田さんに、横川エリアでイチオシなお好み焼き店を紹介してもらった。
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いきなりお好み焼きの登場で驚かしてしまったなら申し訳ない。こちらが、熱田さんオススメのお好み焼き店「ロペズ」の「そば肉玉」。
「ロペズ」はお好み焼きの老舗の名店として知られる八昌で修行した店主・ロペズさんが焼き上げる、伝統的な広島のお好み焼きが食べられるお店。
彼が店主のロペズさん。グラテマラ出身。日本語ペラペーラ。
具材として使われる麺は、お好み焼き用の特注麺を生麺から茹でて使う。八昌から受け継いだこだわりの調理法だ。
焼きあがったお好み焼きを口に運ぶと、キャベツの風味に、卵の味わいが旨味を加速させる。そして、口の中で独特のもっちりとしたそばの食感を楽しみつつ、ソースが舌中を美味しく包み込む。これぞ、お好み焼き!と言わんばかりの逸品だ。
こちらはタンシチュー。グアテマラ出身の店主が営んでいるだけあって、お好み焼き以外にも、トルティーアチップスや、チリのシチューなど一風変わったメニューも用意されている。これが生ビールと良く合って非常に美味しかった。
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戻ってきたら、熱田さんが真顔だった。
広島の代表選手といえば、お好み焼き以外にもプロ野球球団・広島東洋カープを忘れてはいけない。
せっかく広島に住むのであれば、球場でカープを応援したいし、できることならカープ女子と戯れたい。そう思われたアナタにオススメなのが、段原エリアだ。
段原エリア
熱田さんによると、段原エリアは再開発によって街全体が新しく生まれ変わり、近代的な町並みを形成している比較的新しい街並みがひろがるエリア。マツダの工場といった工業地帯からも近く、転勤者にも人気の場所だそう。
築年数が新しい物件が多いのため、横川エリアと比べると家賃はやや高め。単身者向けだけでなく、ファミリー向けの物件も多く、ファミリー向けだと専有面積が30平米で6〜7万ほど。中でも、ファミリーにも単身者にも人気なのが1LDKタイプの部屋で、家賃は7万前後が平均的なお値段。
段原エリアで人気の1LDKの部屋を案内してもらった。こちらが段原エリアにある「メゾン山城」の一室。
間取りは1LDKで、8.5帖と3帖の部屋は、仕切りの扉を拡げると広い1つの部屋のようになる少し変わった作りが特徴。
やや驚いたのが、シャンプードレッサーが標準装備なこと。
都内では、あまり見かけなくなった気もするが、熱田さんの話だと広島ではシャンプードレッサーは、築年数が浅い物件では一般的だとのこと。
キッチンも広々としている。
広島駅から、距離にして2kmほどの場所のため、好立地なイメージの段原エリアだが、公共交通機関がバスしかなく、車を所有していないと移動がやや不便だそう。そのため、ネックになるのが駐車場代。
熱田さんによると、広島は駐車場代が他県と比較してもやや高め。段原エリアでは平均月1万7千円。先程紹介した横川エリアでも、駐車場台が平均月1万5千で、家賃が安いエリアでも駐車場代が高いため、駐車場代を最初から考慮に入れて住む場所を考えないと、後々余計な出費となるとのこと。
段原エリアは、前述した通り、広島カープの本拠地であるMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島へ徒歩でも行ける場所。先程の「メゾン山城」からだと約1km歩けば球場へ到着する。カープ女子との遭遇率も高い。球場で盛り上がって「うち寄ってく?」なんてこともありえそうだ。
しかし、熱田さんによると「カープ女子は、ユニフォームと帽子によって2割り増し」とのことで、そのあたりは注意が必要そうだ。
広島で映画好きが住むのにオススメなのは?
ここまで読んで、忘れそうになっている方もいるかもしれないが、当サイト「シネマズ by 松竹」は映画情報サイト。そこで、「映画好き」が広島に住むならどこが良いのか聞いてみたところ、熱田さんがオススメしてくれたのが、横川エリアから南下した場所にある十日市エリアだ。
十日市エリア
市内へも徒歩で行ける好立地で、路面電車も走っており、例えば尾道市のような市街のロケ地へ観光に行くのにものアクセスが良い。そして、主要な道路は人通りが多く、女性の単身者でも夜道を1人で歩くのに安心と、良いことづくめだ。
映画好きなら「映画は映画館で観たい!」というのが本音ではないだろうか。十日市エリアなら、サロンシネマ1・2、八丁座の2軒の映画館が徒歩圏内にある。封切り直後の映画にもダッシュで駆けつけることだって可能だ。もちろん、ダッシュをする必要はない。
そして気になる家賃も、横川エリアに次いで値段的にはお手頃だそう。
こちらが映画好きにオススメな十日市エリアにある「レジデンス十日市」の室内。
ワンルーム洋室8帖のお部屋で、家賃は月4万3千円。十日市エリアの平均家賃もおよそこのあたり。人気のフローリングで、オートロック付きと女性に人気の要素も満たしている。
オススメのエリアが分かったところで、熱田さんに広島県に住む上で知っておきたい豆知識を教えてもらった。
駐車場代が高いこと以外に、もうひとつお金にまつわる話をすると、広島は初期費用として敷金3ヶ月・礼金1ヶ月かかるのが一般的。都内なら「敷金・礼金0円」物件も良くみるため、やや高いようにも感じるが、広島では従来から敷金はあくまでも「預かり」という考えで、綺麗に使っていれば、退去時に返金されるケースが割りと多いとのこと。
良和ハウスでは、退去時の修繕費は、詳細な項目まで記した見積書を提示した上で修繕をしており、これが顧客満足度につながっているようだ。とにかく、徹底的に顧客にとって不透明な管理をしないのが良和ハウスの特徴といっていいだろう。
また良和ハウスの自社管理物件では、広島では珍しく24時間管理(※)を行っているため、トラブルがあった際には、電話応対を含めて迅速に対応してくれる。過去のトラブル実績なども全て集中管理しているため、住む前にどういった問題があるのかを正確に把握した上で、顧客にベストな物件を紹介することを可能としている。
※一部物件を除く
ちなみにお好み焼きを自宅でも作るそうだが、家でつくるにはかなり工程が大変なため、自宅で作る際は、意外にも「関西風お好み焼き」を作る人が珍しくないそう。
「みんな関西風お好み焼きを普通に食べますよ(笑)」
ちなみにゴミに関しては、分別がかなり細かく、燃えるゴミは「紙袋」で出すのが広島ルール。そして、ゴミに関していうと、良和ハウスの管理物件なら、ゴミ回収業者を別途契約しているため、決められた曜日ではなく、月曜から土曜日までいつでもゴミを出すことが可能だとのこと。つい指定曜日を忘れがちになる単身者にとって便利だ。
ここまで広島の賃貸事情を教えてくれた熱田さん。漫画「ワンピース」が大好きだと熱く語ってくれたのだが、現在彼女募集中とのこと。好みの女性は真面目でお酒が好きな子。
オススメのエリアがおおよそ分かったので、調子にのって良和ハウスが取り扱っている物件の中で、家賃が一番高い物件を案内してもらった。
こちらが、一番家賃が高い部屋がある「グランアークテラス」。広島駅の目の前という超好立地。
今回案内してもらったのが、最上階のフロア。廊下はまるでミュージックビデオが撮れそうな雰囲気だ。
ドヤ!という声が聞こえてきそうな、メインのリビングルーム。ここだけで広さは22.9帖。
リビングダイニング以外にも、4つの洋室があり、12.7帖の部屋にはメインの浴室とは別にシャワールームがついており、玄関横には大きなジューズインクローゼットがあるなど、まさにセレブリティの権化と言っていいようなお部屋。
ベランダからの風景
ベランダからは、広島駅を見下ろすこともできるので「おーい!ここだよー!」と言えば、これ以上にないドヤ顔を披露できることだろう。
こちらのお部屋、気になる家賃は月52万円。
横川エリアで案内してもらった部屋と比較すると、実に2年2ヶ月分の家賃が 1ヶ月で消えることになる。一生に一度は住んでみたいものだ。
まとめ
広島市内の賃貸事情を伺った限りでは、単身者で映画好きなら十日市エリアがオススメ。映画館も近く、家賃も比較的安い上、市内へのアクセスも良い。ここから、映画のロケ地に電車で乗り継いでいくというのも、広島に住む際の楽しみとしても良いかもしれない。
今回は単身者や映画好きという条件で案内してもらったが、その他にも様々な希望にも懇切丁寧に対応し、解決してくれるベストパートナーが良和ハウス。広島への移住が決まったら、中四国エリアナンバー1の賃貸管理戸数を誇る良和ハウスで、ベストな住まいを見つけてみていはいかがだろうか。
良和ハウスウェブサイト
http://chintai.ryowahouse.co.jp
(取材・文 黒宮丈治)
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