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女性アクションの礎!『俠女』『残酷ドラゴン』4K復刻版、劇場公開決定
女性アクションの礎!『俠女』『残酷ドラゴン』4K復刻版、劇場公開決定
香港映画界の巨匠キン・フー監督の映画『俠女』と『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』の4Kデジタル修復版が、劇場公開されることが決定した。
香港アクションの名作『俠女』『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』4K復刻版!
11月に行われた第17回東京フィルメックスで注目を浴びた、香港映画界の巨匠キン・フー監督の『俠女』と『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』のデジタル修復版が劇場公開されることが決定した。デジタル修復版では、映像だけではなく、字幕も一新されている。
キン・フー監督は、香港映画でおなじみのワイヤーアクションをいち早く取 り入れ、ブルース・リーやジャッキー・チェンを始めとした武侠アクション界に絶大な影響を与えた人物。
映画『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』(C)1967 Union Film Co., Ltd./ (C)2014 Taiwan Film institute All rights reserved (for Dragon Inn)
1967年に公開された任侠アクション映画『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』は、中華圏だけでなくアジア全体で剣劇映画ブームを巻き起 こした作品。『俠女』のシー・チュン、『少林寺への道』のシャンカン・リンホー、『アンジェラ・マオ 女活殺拳』のパイ・イン、『ドラゴン危機一発』のハン・インチェら、クンフー映画で知られる豪華俳優陣が出演する。
映画『俠女』(C)1967 Union Film Co., Ltd./ (C)2014 Taiwan Film institute All rights reserved (for Dragon Inn)
アカデミー賞作品『グリーン・デスティニー』(アン・リー監督)の原点である映画『俠女』は、1971年に公開され、第28回カンヌ国際映画祭で中華圏映画として初めて高等技術委員会グランプリを受賞した任侠アクション。
印象的な竹林での戦いのシーンは、それを模したシーンが多々登場するほど、その後の武侠アクションに大きな影響を与えた。『成龍拳』のシュー・フォン、『山中傳奇』のシー・チュン、『燃えよドラゴン』のロイ・チャオらが共演しているほか、当時スタントなどをしていたサモ・ハン・キンポーが出演しているのも必見となっている。
解禁された両作品の予告編では、色あせることのない剣士たちの華麗な剣さばきや、キン・フー監督が築きあげた女性アクションの礎を感じさせる、勇ましくも美しいシー・チュンとシャンカン・リンホーを堪能することができる。
映画『俠女』と『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』は、2017年1月28日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開。
(C)1967 Union Film Co., Ltd./ (C)2014 Taiwan Film institute All rights reserved (for Dragon Inn)
(C)1971 Union Film Co., Ltd./ (C)2015 Taiwan Film institute All rights reserved (for A Touch of Zen)
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