映画『この世界の片隅に』興収10億円を突破!上映館もさらに拡大
片渕須直監督の最新作、映画『この世界の片隅に』の興行収入が10億円を突破したことが明らかとなった。
映画『この世界の片隅に』興収10億円突破!
すず(CV:のん)は、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた――
映画『この世界の片隅に』は、こうの史代の人気コミックを原作に、片渕須直監督が6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション映画。戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性・すずを描く。
このたびの本作の興行収入が10億円を突破したことが明らかとなった。
上映館は公開初週の63館から、SNSを中心に多くの話題を集め、1月4日付けで119館にまで拡大した本作。観客動員は75万人、興行収入が10億円を突破するに至った。今週末の1月7日からは、上映館がさらに58館増え、今後累計で200館を超える予定とのこと。またさらにアメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、メキシコ、台湾、香港、タイなど全世界18か国でも上映が決定している。
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
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