2017年01月29日

映画『破門』公開初日舞台挨拶で佐々木蔵之介と横山裕の大阪愛が試された?

映画『破門』公開初日舞台挨拶で佐々木蔵之介と横山裕の大阪愛が試された?



左から小林聖太郎監督、橋本マナミ、橋爪功、佐々木蔵之介、北川景子、矢本悠馬、木下ほうか(敬称略)


(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会


1月28日(土)、丸の内ピカデリーにて映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の公開初日舞台挨拶が開催され、凸凹コンビを演じた佐々木蔵之介&横山裕ほか、出演者と小林聖太郎監督が登場しました。

映画『破門』舞台挨拶に橋本マナミは驚きの◯◯をつけて登場!


破門 ふたりのヤクビョーガミ 佐々木蔵之介


(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会


大きく息をついて「おはようございます!」と挨拶した、イケイケやくざの桑原を演じた佐々木さん。続けて、「7:50の回から観てくださって、メチャクチャ早起きしてくださってありがとうございます」と、早朝から集まった観客にお礼を伝えます。

桑原とバディを組む、ぐーたら貧乏な二宮役の横山さんは「朝早くからありがとうございます。撮影していたのが1年ぐらい前で、今日という日を迎えられてほっとしてます」と挨拶。

二宮が想いを寄せる従妹・悠紀役の北川景子さん、桑原の弟分を演じた濵田崇裕さんと矢本悠馬さん、と挨拶が続きます。

なかでも会場を沸かせたのは、橋爪功さん演じる映画プロデューサー小清水の愛人・玲美役の橋本マナミさん。「大ヒット祈願ということで、小清水さんがだまし取ったぐらいの金額のアクセサリーを付けてきました」と挨拶すると、場内にはざわめきが。「レンタルですけどね(笑)」と続け、笑いを起こしました。

東京に魂を売った関西人は誰?橋爪功は役さながらの食わせ者!?


破門 ふたりのヤクビョーガミ 追加キャスト


(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会


この日用意された企画は<今だから話せるぶっちゃけ○×トーク>。3つの質問に、登壇者たちが◯×で答えます。

◯×テーマ1【正直、この作品では自分の以外の役をやってみたかった】


[×]を挙げ「この役を愛していますので、手放したくありません!」と答えた佐々木さん。同じく[×]を挙げた横山さんは、「○かどうか、と考えた時に、僕が桑原の役をやるって想像できないですから。二宮は演じていてすごく充実してたから、また二宮やりたいなという想いを込めました」と説明します。

北川さんも[×]を選択。「橋本さんの役はできないなって…。あの色気は橋本さんにしか出せないから、適材適所ということですね(笑)」と答えると、橋本さんも「そういっていただけると嬉しいんですけど、私が北川さんの役柄をやると浮いていたかもしれないから、玲美の役でよかったです」と返していました。

出演者の中で唯一[○]を挙げた矢本さんは、「自分の役には満足してるんですけど、僕の顔はほぼボコボコでちゃんと映ってないんで…(笑)」とヤクザの子分役らしい葛藤があったよう。

◯×テーマ2【正直、東京に魂を売ったと思う時がある】


佐々木さんが[○]の札を挙げると客席からはクスクスと笑いが。受験のために、初めて東京に来た日のエピソードを披露しました。

「東京駅で降りて乗り換えて新宿に行こうと思ったんですけど分からなくて、“新宿どこですか?”って標準語が出てしまったんですよ…」と、佐々木さんは東京駅に着いていきなり標準語が出てしまった自分にショックを受けたそう。関西人なのに、という罪悪感からか、それからは関西弁で押し通しているそうです。

木下ほうかさんは[○]を挙げたことについて、「僕は早々に魂を売りましたね(笑)」と回答。「大阪ってガラ悪いじゃないですか(笑)。東京に来た時の印象は、皆ちゃんと列に並ぶし、クラクション鳴らさないし、急にどついてくる人もいないから、平和なこっちの方が合ってるなと思いました(笑)」と東京の良さを力説。

一方、大阪でのエピソードを聞かれた横山さんは「こないだ大阪でロケしてて、普通のおばちゃんが近寄ってきて僕のポケットに飴ちゃん入れていきましたけどね(笑)」とフォローし、「いい街ですよ!」とアピールすると、木下さんも「いい街ではあるよね」と同意していました。

◯×テーマ3【またこのメンバーで映画を撮りたい?】


なんと、橋爪さんだけ[×]を選択。佐々木さんは「僕らとやったら、僕がまた痛めつけますしね(笑)」と、劇中のシーンとかけてコメントを。

すると橋爪さんは「怒鳴られるしなー(笑)。あの撮影の後1ヶ月立てなかったんですよ。仕事2本断ったしなぁ」と便乗。「橋爪さんは役柄と一緒で嘘ばっかりつくんですよ(笑)」とツッコミを入れる佐々木さんでした。

佐々木さんは「初日にこのメンバーでまたやりたいというのは早くて、まずはこの映画を愛していただきたいと思います」と語ると、横山さんも「黒川さんが書かれた『破門』は”疫病神”シリーズなので、もっと可能性を秘めてる映画です。でも蔵之介さんの言う通り、まずはこの映画を観ていただいてからだと思います」と同意していました。

監督が「橋爪さんが[×]を挙げられたのが心にグサっと来てるんですけど・・・」と語ると、橋爪さんは、「シリーズ化する分にはOKよ(笑)」とフォロー。

『破門』は”カッコいい大阪”の映画


破門 佐々木蔵之介 予告


(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会


最後に、横山さんは「初日を迎えて、ここからが勝負だと思っていますので、色んな方に薦めていっていただきたいと思います。この映画が大きくなれるかどうかは皆さんの力次第だと思うので、ぜひ力を貸してください」と挨拶。

佐々木さんは「関西弁だけどベタベタじゃなくて、もっと乾いた、ふたりの関係も乾いた、カッコいい大阪の映画が撮りたいと思っていました。熱血じゃなくて、突き抜けたぐらいの爽快感があって激しくて、悪くて色っぽい男も、こずるい男も出てくるけどチャーミング。女性もそれを支える強さがあって…。そんな映画が撮れたらと思ったら、それが本当に撮れて、できました!」と、初日を迎えた喜びを熱く語ります。

そして、「桑原と二宮は腐れ縁なんですけど、今日来てくださった皆さんも腐れ縁だと思って、この映画をずっと先まで忘れないでほしいし、皆さんに広げていただきたいと思います」と締めくくり、会場に今日一番の大きな拍手を起こしました。

映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、全国ロードショー中です。

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