映画「破門」大ヒットイベント開催。佐々木蔵之介に「このまま返しませんよ!」と横山裕!
現在公開中の映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」のキャスト・監督が登場し、2月2日(木)に「大ヒット記念 もうすぐ節分!豆まきイベント」を開催。凸凹コンビを演じた佐々木蔵之介&横山裕と小林聖太郎監督がファンを沸かせました。
左から小林聖太郎監督、佐々木蔵之介さん
(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会
満席の観客からの大きな拍手の中登場した佐々木さんは、「大ヒット舞台挨拶ができることほど幸せなことはありません。どうもありがとうございます!」と挨拶。続く横山さん、小林監督も感謝の思いを述べていました。
佐々木蔵之介の好きな場面は思い出のあの場所で撮ったもの!?
映画の魅力をより一層伝えるため、主演ふたりが好きな場面を紹介することに。まずスクリーンに映し出されたのは、佐々木さん演じるイケイケやくざの桑原が、橋爪功さん演じる映画プロデューサーの小清水を痛めつけようとする場面。
佐々木さんは、まだ映画を見ていない観客に「これから上映なのにすみません」とフォローを入れつつ、「ここは御堂筋です」と場所の説明から始めました。
いまや人気俳優として活躍する佐々木さんですが、俳優になる前の会社員時代に働いていた場所がまさにこのシーンが撮影されたあたりだったそう。思い入れたっぷりに当時のエピソードが次々飛び出します。
さらに、「予告編にも出てくる小清水が“うそやろー!”と言っている場面、まさにこのシーンなんです。あれはもともと台本になくて」と、実は橋爪さんのアドリブだったことを佐々木さんが話してくれました。「橋爪さんに限らず、出演者の方からの面白い提案はどんどん取り入れていきましたね」と小林監督も振り返ります。
この場所ではほかにも、横山さん演じるぐーたら貧乏の二宮が桑原に電話ボックスへと押し込まれる場面も撮ったそうで、佐々木さんゆかりの場所から映画の名シーンの数々が生まれたことが明かされました。
横山裕のお気に入りはあの親子シーン!
続けてスクリーンに映し出されたのは、横山さん演じる二宮が実家で食事をする場面。目の前にはキムラ緑子さん演じる二宮の母・悦子が座っており、ここはとても感慨深いシーンなのだと語る横山さん。
「お母さんが、僕が残したものをパッと取りはって食べるんです。キムラさんが、“親って子供が残したものを食べたくなるやろ?”って。その間がすごくリアルで……大好きなシーンなんです」としみじみ振り返ります。さらに、「なんかふたりが似てますね」と本人もこれまで気が付かなかった発見をしていました。
「ヤクビョーガミが厄を払う」豆まきも!?
イベントの翌日が節分ということで、豆まきも行われることに。登壇者それぞれにちなんだ文字が刻まれた升を手に、客席のほうへと豆を投げ込んでいきます。大盛り上がりの中で豆まきが続き、佐々木さんが二階席にまで大きく投げるとその遠投ぶりに大きな拍手が巻き起こりました。
最後に待っていたのは佐々木蔵之介へのサプライズ!
(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会
最後の登壇者挨拶の後、マスコミ向けフォトセッションに入ろうとしたところで、横山さんから「ちょっと待った!」の声が。「2月4日は佐々木さんの誕生日ですよね!このまま返しませんよ!」と続け、特大の「桑原の似顔絵」ケーキが舞台上に運び込まれてきました。
「すごない(凄くない)これ?」と、佐々木さんは驚きを隠せない様子。「どこから食べればええんかな……」と戸惑いながらも、嬉しそうに関西弁でお礼を述べ、終始和やかな雰囲気をまとったイベントとなりました。
映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、全国ロードショー中です。
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