『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングが輝く映画7選
(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.
『第89回アカデミー賞』で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を含む14の最多ノミネートを獲得したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が注目を浴び続けています。その中で主人公を演じるライアン・ゴズリングもホットな話題となっていますね。
ラブコメからサスペンスムービー、また人間ドラマまで幅広く素晴らしい演技を見せ続けているゴズリングが今までどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?話題になった映画を見てみましょう!
1:『きみに読む物語』(2004年)
ライアン・ゴズリングのファンが見逃せないラブストーリー。舞台は1940年のアメリカ南部シーブルックです。青年ノア(ライアン・ゴズリング)が別荘にやってきた少女アリーと恋に落ち、二人が情熱的な愛で結ばれているが、身分違いのため彼女の両親から反対されます。
二人の関係がひと夏の出来事のように終わってしまいますが、ノアがアリーに手紙を送り続け、第二次大戦争で徴兵される間も彼の気持ちが変わりません。しかし、ノアが軍隊から戻ったらアリーは婚約していることを知ります。彼女は心変わりしたのか? 彼が絶えず送り続けていた手紙を読んだのか?
『メッセージ・イン・ア・ボトル』などで注目を浴びた作家ニコラス・パークスの小説を映画化した、最高に悲しくロマンチックな物語です。
2:『ラースと、その彼女』(2007年)
『ラースと、その彼女』もラブストーリーですが、主人公ラース(ライアン・ゴズリング)の愛の対象は等身大のラブドールです。
小さな田舎町に住んでいるラースが幼いころからトラウマを抱え、人とのつながりを避ける生活を送っている。ある日彼はインターネットで等身大のリアルドール”ビアンカ”を注文し、それが自分のガールフレンドだと思い込んでしまいます。兄夫婦をはじめて、周囲の人々が最初に戸惑いますが、徐々にラースに優しく接しながら“ビアンカ”を生身の女性のように扱うことに。
『ラースと、その彼女』が独特なラブストーリーでありつつ、協調性について考えさせてくれる傑作作品です。
3:『幸せの行方...』(2010年)
デイビッド(ライアン・ゴズリング)がニューヨークで不動産業を営む富豪一家の御曹司の息子です。平凡な家庭の女性ケイティと恋に落ちたデイビッドが、父の反対を押し切り彼女と結婚し、ニューヨークから離れた街で自然食品の店を営むことに。
そこで二人が幸せな日々を送っていましたが、父親にニューヨークへと連れ戻されてしまったデイビッドは、父の仕事を手伝うことになってから奇妙な行動を表し始めます。そして、ある日ケイティは姿を消す……。
アメリカの世間を騒がせた実在の未解決事件に基づくラブサスペンス映画です。
4:『ブルーバレンタイン』(2010年)
サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭などで注目を浴びたラブストーリーです。
医科大学の学生のシンディーが引越し屋で生計を立てているディーンと知り合い、二人がすぐ仲良くなる。しかし、シンディーは男友達との関係により妊娠しており、子どもを堕ろすかどうか悩んでいます。そのシンディーに愛情と同情を抱くディーンが彼女にプロポーズすることに。
5年後ディーンとシンシアが1人娘をもっている夫婦となっています。ディーンはペンキ屋、シンディーは看護師として家計を支えているが、2人の間はもはやうまくいかず、けれど娘のためを思い、離れる決心ができません。
『ブルーバレンタイン』は、愛の始まりと終わり、そして愛や永遠の幸せという幻想を語ってくれる傑作作品です。
5:『ラブ・アゲイン』(2011年)
『ラ・ラ・ランド』で注目を浴びているライアン・ゴズリングとエマ・ストーンですが、実は二人は以前もラブストーリーで共演したことがあります。それは、『ラブ・アゲイン』というラブコメです。
主人公のキャル(スティーヴ・カレル)が仕事でも家庭でも幸せな生活を過ごしていたが、ある日愛妻エミリー(ジュリアン・ムーア)が浮気をしていることを発覚し、彼女から離婚したいと打ち明けられます。
絶望の日々を過ごすキャルがある夜バーでプレーボイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)と知り合う。妻を忘れさせるためにジェイコブがキャルにナンパテクニックを教えたり、女性を紹介したりするが、ある夜バーで知り合った美しい女性ハンナ(エマ・ストーン)と恋に落ち、彼の人生こそ一変する。
『フィリップ、きみを愛してる!』の監督グレン・フィカーラとジョン・レクアが作った、ユーモアが溢れるコメディです。
6:『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(2011年)
(C)2011 Ides Film Holdings, LLC
ジョージ・クルーニーが監督&出演する政治サスペンス。2004年の民主党大統領予備選に立候補したハワード・ディーンの選挙スタッフだったボー・ウィリモンの戯曲『ファラガット・ノース』に基づく映画です。
スティーヴン(ライアン・ゴズリング)は、マイク・モリス知事(ジョージ・クルーニー)の大統領選挙キャンペーンチームで戦略を担当する青年です。決戦において非常に重要な役割を担っているオハイオ州予備選討論会の後、スティーヴンがライバル陣営から密会の依頼を受けます。そして、選挙戦に関わる秘密を知り、徐々に情報操作戦の渦中へと巻き込まれてしまう。
『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』ではライアン・ゴズリングが理想主義者の青年が政界の汚れた側面に直面する姿をみごとに演じます。アメリカ政治がホットな話題となっている今こそ観るべき映画でしょう。
[この作品を見れる動画配信サイト](2017年2月14日現在配信中)
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7:『ナイスガイズ!』(2016年)
っt(C)2016 NICE GUYS, LLC
2月24日公開予定の『ラ・ラ・ランド』に対して期待が高まっていますが、ライアン・ゴズリングのファンなら2月18日公開『ナイスガイズ!』も見逃してはいけません!
マーチ(ライアン・ゴズリング)は、シングルファーザーで酒浸りの私立探偵です。ある日示談屋のヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理矢理に相棒にされ、姿を消した少女の捜索を開始します。そしてその捜査には13歳のマーチの娘・ホリー(アンゴーリー・ライス)も加わります。
仕事を簡単に片付けられると思っていた3人が連続不審死事件に直面し、アメリカ国家も関わっている巨大な陰謀に巻き込まれていきます。次々に殺し屋に襲われている3人が事件を解決できるのでしょうか?
まとめ
いかがでしたか? 『ラ・ラ・ランド』を観るのをお楽しみで仕方がないという人が多いと思いますが、公開されるのを待ちながらライアン・ゴズリングが過去に見せた見事な演技を遡ってみるのもいいかもしれません。
(文:グアリーニ・ レティツィア)
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