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米版「攻殻機動隊」日本語吹替、アニメ版声優が再集結
米版「攻殻機動隊」日本語吹替、アニメ版声優が再集結
士郎正宗原作の「攻殻機動隊」をベースに実写化した映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の日本語吹き替え版で、アニメ版の声優もつとめている、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一が声を演じることが明らかとなった。
ハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』日本語吹き替えキャスト発表
機械の体を持つ、世界最強の捜査官(スカーレット・ヨハンソン)。残されたのは、脳と、わずかな記憶だけ。「わたしは誰だったのか?」全世界を揺るがすサイバーテロ事件が、残された記憶を呼び覚ます。彼女には驚愕の過去が隠されていた――
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、士郎正宗原作の「攻殻機動隊」シリーズをもとに、公安9課とサイバーテロリストたちの戦いを描くSFアクション。
オリジナルでは“草薙素子”の名をもつ主人公の少佐役をスカーレット・ヨハンソンが演じるほか、少佐の上司である荒巻役をビートたけし、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で登場する天才ハッカー、クゼ役をマイケル・ピット、少佐の片腕ともいえるバトー役をピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役を、ジュリエット・ビノシュが演じる。メガホンをとるのはルパート・サンダース監督。
このたび本作の日本語吹き替え版の声優として、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一が出演することが明らかとなった。
田中敦子が演じるのは、スカーレット・ヨハンソン扮する主人公の少佐。大塚明夫がピルー・アスベック扮するバトー役、山寺宏一がチン・ハン扮するトグサ役として声の出演を果たす。
本配役は、1995年に公開された押井守監督によるアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と同様で、アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹替を務めるのは、史上初のこととなる。
今回の発表にあわせて田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、押井守監督からのコメントがシネマズに到着している。
田中敦子/少佐役
ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心から嬉しく思っています。目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。1995年の映画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!
大塚明夫/バトー役
久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです。「攻殻機動隊」は、愛してやまない作品、宝物ですね。
山寺宏一/トグサ役
大好きな作品の大好きなメンバーなので、実写化されたことでこういうチャンスを頂けて非常に嬉しく思います。自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。今回、そのことを改めて強く感じました。
押井守監督
この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです。皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です。
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、2017年4月7日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー。
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