元祖アイドル麻雀プロ・二階堂亜樹の半生「aki」、岡本夏美主演で映画化
元祖アイドル麻雀プロ・二階堂亜樹が原案をつとめたコミックス「aki」が『女流闘牌伝 aki -アキ-』のタイトルで実写映画化、2017年夏に公開されることが明らかとなった。
映画『女流闘牌伝 aki -アキ-』2017年夏公開決定
雀荘で生まれ育った少女・アキ(岡本夏美)。15歳の冬、ボストンバッグひとつで東京にやってきた彼女が求めたのは、自分の力だけで勝ち取る「本物の人生」だった。大都会の厳しさに打ちひしがれながらも、自身が持つ唯一の武器「麻雀」によって生きることを決意するアキ。しかし、その前に立ち塞がる汚い大人たちと大都会の現実…。だが、少女雀士・ひまわりとミスター麻雀・小島武夫との出会いが、彼女の「人生」と「麻雀」を大きく変えていくこととなる――
映画『女流闘牌伝 aki -アキ-』は、元祖アイドル麻雀プロ・二階堂亜樹が原案をつとめたコミックス「aki」を実写映画化する作品。家出、中卒、親の離婚、倒産、一家離散といった、二階堂亜樹の知られざる過去を描く。
主人公のアキを演じるのは、雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍し『人狼ゲーム プリズンブレイク』『咲-Saki-』などに出演してきた女優の岡本夏美。メガホンをとるのは『太陽を掴め』の中村祐太郎監督。
今回の発表をうけて、岡本夏美、中村祐太郎監督ならびに二階堂亜樹からのコメントがシネマズに到着した。
岡本夏美/アキ役
アキちゃんは、自分の意志をしっかり持っていて、ただまっすぐ前を向いているなと思いました。周りに対して、大人に対して、繊細な感情を持っていながら、麻雀の愛をひたむきに信じる力がある。。共感できる部分も、尊敬できる部分もあります。アキちゃんの感情に寄り添って、表現できたらいいなと思います。
中村祐太郎監督
岡本夏美さんは爆発でした。彼女の瞳から溢れる活力が、そう僕を確信させました。若干18歳。春には高校を卒業する彼女が、女流麻雀士二階堂亜樹の激動の10代を演じ、今しかできない女流闘牌伝を作り上げます。麻雀は孤独な旅のようです。akiが作ったその軌跡を、岡本さんがどのように辿っていくか、闘っていくか。その神秘こそ映画体験で、皆様にお届けしたいです。また麻雀の素晴らしさが少しでも伝わる作品になるよう、一同頑張っていきます!
二階堂亜樹
映画化のお話を聞いたときは、正直とても驚きました。自分のことを漫画にして頂いただけでも嬉しかったのですが、単行本、ついには映画化ですからね。10代の頃にはまさかそんな事が自分の人生にあるなんて露ほども思っていなかったかと。人生って本当になにがあるかわからないものです。何に焦がれたのか。何者になりたかったのか。誰かの何かになれたのか。まだまだ道半ばですが、そんな半生を物語として、二階堂亜樹に興味がある方はもちろん、無い方にも是非観て頂きたいと思います。
映画『女流闘牌伝 aki -アキ-』は、2017年夏公開。
(C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/『aki』製作委員会
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