非日常を味わえる、2017春〜初夏の新作映画3選

新年度を迎え、桜が舞い散るこの季節、映画館も話題の新作映画で賑わっている。新生活を迎えるこの時期は、新たな場所で、これまでとは違う日常が訪れることとなる人も少なくないだろう。


映画の中での“違う日常”となると、ちょっとばかりどころか、まさに“非日常”が溢れている。そこで今回は、日常に変化が訪れるこの時期に観たい、“非日常的なシチュエーション”の新作映画3選をお届けする。

全ての犯罪が合法化…映画『パージ:大統領令』


パージ:大統領令



まず、最初に紹介するのは2017年4月14日公開の映画『パージ:大統領令』だ。

2015年7月に公開された『パージ』では、パージに巻き込まれたとある一家を主人公に、同年8月公開の『パージ:アナーキー』では、夫婦、母娘、息子を亡くした父親が無法地帯と化した街を舞台に恐怖の12時間“パージ“を描き、本作がシリーズ第3弾作品となる。

本作は1年に一晩だけ、殺人を含む全ての犯罪が許される法律(パージ)に反対する上院議員と彼女を守るSPの生き残りを賭けたエクストリーム・スリラー作品だ。

パージ:大統領令 サブ



主演を務めるのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のフランク・グリロ。キャスト・スタッフ陣は、シリーズ前作から再集結し、『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムと『トランスフォーマー』のマイケル・ベイが製作を担当、ジェームズ・デモナコ監督がメガホンを取る。

新生活は、ある意味生き残りをかけた新たなる旅に出る時期でもある。本作を観て、花見気分で浮かれている自分自身を、シャキッとさせてみるのも良いのではないだろうか。



(C)2016 Universal Studios.

場末の倉庫で銃撃戦…映画『フリー・ファイヤー』


フリー・ファイヤー 新メイン



次に紹介するのは、2017年4月29日公開の映画『フリー・ファイヤー』だ。

本作は、ギャングと狂気をテーマに数々の映画を手がけてきたマーティン・スコセッシ製作総指揮のもと『ルーム』のブリー・ラーソン、『コード・ネーム U.N.C.L.E』のアーミー・ハマー、『チャッピー』のシャルト・コプリーが集結したクライムアクション作品。

1970年代のボストンを舞台に、銃取引のために訪れた場末の倉庫で、クセ者ぞろいの2組のギャングが口論の末に繰り広げる壮絶な銃撃戦を描く。

できれば“クセ者”がいないほうが、安心した新生活を送れるところだ。もうすでに新生活に“クセ者”を見つけてしまったひともいるかもしれない。彼らの姿を見れば、実はそんなに“クセ者”じゃないと安心できるかも。



(C) Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016/Photo:Kerry Brown

3人vs23人格…映画『スプリット』


スプリット メイン



そして最後に紹介するのが、2017年5月12日公開の映画『スプリット』だ。

本作は、『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が、ジェームズ・マカボイを主演に迎えてメガホンを取ったサイコスリラー作品。密室に閉じ込められた3人の女子高生と、彼女たちを誘拐・監禁した、次々入れ替わる23の人格を持つ男の攻防を描く。

こんな非日常、望む人はいないだろう。映画の世界だからこそ楽しめるといったところだが、新生活がスタートしても中々刺激的なことが無い人は、劇場で刺激的な時間を過ごすのも良いのではないだろうか。



(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

映画ならではの非日常的なシチュエーションを舞台にした『パージ:大統領令』、『フリー・ファイヤー』、『スプリット』の3作品。新生活が始まるこの春に、劇場で「もしその場に居合わせてしまったら」と想像して、手に汗を握ってみてはいかがだろうか。

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