天海祐希ら追加キャスト発表『メアリと魔女の花』

米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』の追加キャストとして天海祐希らの出演が明らかとなり、あわせて新たな予告映像が解禁となった。

映画『メアリと魔女の花』天海祐希ら追加キャスト発表


メアリと魔女の花



7年に一度しか咲かない花“夜間飛行”。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔女の国へ飛び立つが――

メアリと魔女の花 サブ5



映画『メアリと魔女の花』は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手がけた、スタジオジブリ出身の米林宏昌監督による最新作品。2014年末にスタジオジブリを退社し、新拠点スタジオポノックで制作する初の長編作品となる。ヒロイン・メアリの声を演じるのは『思い出のマーニー』以来、米林宏昌監督をタッグを組むのは2度目となる杉咲花が演じる。

このたび、本作の追加キャストが明らかとなり、あわせて新たな予告映像が解禁された。

メアリと魔女の花 キャスト



杉咲花演じるメアリが迷い込む魔法世界の最高学府エンドア大学の校長であるマダム・マンブルチュークに、天海祐希の出演が決定。

さらに、エンドア大学の科学者ドクター・デイに、アニメ声優初挑戦となる小日向文世、魔女の国から禁断の花を盗み出した赤毛の魔女に満島ひかり、エンドア大学のほうきの番人フラナガンに佐藤二朗、メアリが住む赤い館のお手伝いさんバンクスに渡辺えり、メアリの大叔母・シャーロットに、『借りぐらしのアリエッティ』に続いて2度目の米林宏昌監督作品の参加となる大竹しのぶと、豪華俳優陣が名を連ねる。



今回の発表にあわせて、キャスト陣と西村義明プロデューサーからのコメントがシネマズに到着している。

天海祐希/マダム・マンブルチューク役


米林監督の作品にお声をかけて頂き、とても光栄に思っています。監督の思い描く『メアリと魔女の花』の世界に寄り添える様にしっかりと演じたいと思います。私自身、頂いた脚本を読み、元気と勇気を頂きましたので観てくださる方にも沢山のメッセージが届きます様に。皆様、どうぞ楽しみにしていてくださいね。

小日向文世/ドクター・デイ役


この年になって初めてアニメーションの声に挑戦出来る事をとても楽しみにしています。魔法科学者ドクター・デイの見た目のキャラクターが、とても面白くて嬉しくなりました。米林監督の作る世界の中へワクワクドキドキしながら思いっきり飛び込んで行きたいと思っています。

満島ひかり/赤毛の魔女役


小さい頃は自分の声が好きじゃありませんでしたが、音楽やお芝居でたくさんの人の色んな声と出会って、言葉に音を乗せるのが好きになりました。魅力的な共演者のみなさんとの声での共演、とても楽しみです。少女のような希望と強さを持って、物語に心おどる魔法をかけたいと思います。予告編を見て、どきどきしています。

佐藤二朗/フラナガン役


世界に誇る日本のアニメーション映画に参加できることは至極光栄です。万人に感動を与えることを決して諦めずに真っ向から挑む、米林監督の作品に微力ながら加勢できるよう頑張ります。思い切りチャーミングで力強さ溢れる作品になると思います。ご期待ください。

渡辺えり/バンクス役


アニメーションの声を演じることが、子供の頃からの夢でしたので、とても嬉しく、張り切っています。そして、凛々しく、自立した精神の持ち主の少女のストーリーも大好き!!私もメアリと一緒に霧深き森の中で冒険します!!

大竹しのぶ/シャーロット役


この美しい世界は、もしかしたら本当に存在するのかもしれない。そう思わせてくれた『借りぐらしのアリエッティ』。米林監督の繊細で美しい映像に、また参加出来る喜びでいっぱいです。シャーロット大叔母さまの包み込むような優しさを表現出来るように頑張ります。

西村義明プロデューサー


米林宏昌監督がジブリ人生約20年のすべてを賭した勝負作は、最高の実力と魅力を兼ねた声が欲しい。幸運なことに、日本映画界最高の俳優陣による共演が実現しました。アフレコはまだ先ですが、魔女のように変幻自在の声で彩られるファンタジー超大作に、この夏、ぜひご期待いただければと思います。

(天海祐希起用コメント)
激情的であり、優雅さもあり、恐ろしくもあり、滑稽でもある。何より、最高学府の校長としての威厳ある声。本作で最も喜怒哀楽の差が大きく、最も難しい役どころであるマダムですが、それら全てを声に託していただけるのは天海祐希さんの他にありません。

(小日向文世起用コメント)
魔法うず巻く世界で、ただひとり不可解な科学を追及し続ける変てこな風貌のドクター。どこまでが真剣で、どこからが笑いなのか分からない絶妙な芝居。掴めそうで掴めない独特な声色をもった小日向さんは、本作のドクター・デイそのものです。

(満島ひかり起用コメント)
魔女の花の秘密を知る赤毛の魔女は、キャラクター絵が出来上がったとき、即座に満島ひかりさんの顔が浮かびました。力強い眼差し。そこはかとない憂い。運命を背負ったかのような表情。そんな若き天才魔女の声にぴったりなのは、天才女優・満島ひかりさんです。

(佐藤二朗起用コメント)
本作で最も変テコなキャラクター。人語は話すが、人ならざる存在。神出鬼没で意味不明、なぜかいつもオーバーアクションのフラナガンは、佐藤二朗さんの声と芝居に託しました。佐藤さんの芝居は、いつのまにか笑い出してしまう天然かつ不可思議な芝居だと思います。

(渡辺えり起用コメント)
赤い館のきりもりを、ひとりでこなすバンクス。なんといっても、たくましい存在で、見た目どおり大らかな性格。てきぱきと仕事をこなすその様は、心強くもある。そんな人間性が声に現れている渡辺えりさんに、赤い館にドーンと存在するバンクスをお願いしました。

(大竹しのぶ起用コメント)
赤い館を長年ひとりで守ってきたシャーロット大叔母さまは、都会から越してきた主人公のメアリを優しく包み込む存在です。その声には、他人が窺い知ることのできない歴史と人生そのものを感じさせたい。『借りぐらしのアリエッティ』で演じていただいたホミリー役とは一転、大竹さんの奥深い慈しみある声と芝居で、本映画を抱擁していただきたいと思います。




映画『メアリと魔女の花』は、2017年7月8日(土)より、全国東宝系でロードショー。

画像ギャラリー


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(C)2017「メアリと魔女の花」製作委員会

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