日帰り京都観光の参考にも?京都が魅力的な映画を振り返る
(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
いよいよ明日よりコナンの新作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が公開。2003年に公開された『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』以来の京都が主要舞台ということで、京都在住の私としてもとても楽しみです。
ゴールデンウィークも近く京都が注目されがちな時期でもありますので、京都で撮影されていたり、京都が舞台となっている映画を紹介して参ります。
『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』
(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
まずは冒頭でも取り上げた明日から公開のコナン新作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』。
既に鑑賞した柳下編集長曰く、映画の後半がほとんど京都のシーンとのこと。渡月橋や近江神宮、天龍寺などが美しく描かれているようです。
エンドロールでは倉木麻衣さんが歌う「渡月橋 〜君 想ふ〜」に合わせて実写の美しい京都も登場とのこと。
映画の舞台は秋のようなので、映画を見て今年の秋の京都の紅葉へ出かけてみてはいかがでしょうか。
『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』
京都が舞台のコナン映画、かつシリーズの中でもトップの人気を誇る『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』。
京都駅、貴船神社、清水寺、先斗町、大阪城、などが登場します。
『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』に関しては、映画のロケ地を巡った記事を掲載していますのでそちらも是非お楽しみください。
⇒『名探偵コナン 迷宮の十字路』一緒に回る、京都の秋
『鴨川ホルモー』
(C)2009「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ
松竹が誇る京都が舞台の映画といえば『鴨川ホルモー』。
京都大学を舞台にした映画で、鬼や式神を駆使して戦う“ホルモー”という謎の競技を行うサークルでの出来事を描いています。大学を舞台にした青春映画でもあり、4月というこの時期にぴったりの映画でもあります。
賀茂別雷神社、上賀茂神社、鴨川デルタ、南禅寺水路閣、吉田神社などが舞台となっています。ゴールデンウィークの京都観光前に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
[『鴨川ホルモー』を見れる動画配信サイトはこちら!](2017年4月14日現在配信中)
『SAYURI』
(C)2005 Columbia Pictures Industries,Inc. and Dreamworks L.L.C. and Spyglass Entertainment Group,LLC/Buena Vista International,Inc.
中国の女優、チャン・ツィイーさんが芸者を目指すさゆり役を演じています。他にも、渡辺謙さんや、役所広司さんなど日本の役者さんも出演されています。
なにより、映像が綺麗なのが魅力的で、映画で京都観光をするにはぴったりです。
商売繁盛・五穀豊穣で有名な伏見稲荷神社でも撮影が行われています。鳥居がつらなった写真は有名ですよね。
他にも、嵯峨野 竹林の小径、平安神宮、八坂通(八坂の塔)、善峯寺などでもロケが行われました。
『人間失格』
生田斗真さんが主演した、太宰治原作の映画です。
生田斗真さん演じる大場葉蔵がかっ血し、収容された武蔵野病院として京都大学の人文科学研究所が使用されています。京都大学には出入り自由なので、京大生気分を味わうのも良いかもしれません。
他にも、旧嵯峨御所 大覚寺門跡、京都府庁旧本館などでもロケが行われました。
『オリヲン座からの招待状』
宮沢りえさんや、加瀬亮さんが出演された映画で、加瀬亮さんが自転車で走り抜けるシーンに鴨川が使われています。
京都の中心街近くに流れている川なので、朝から人も多く、近くに住んでいる方のランニングコースになっていたりします。また、京都では納涼川床が夏の風物詩でもありますが、川床の”川”こそ、鴨川のことです。
他にも、鴨川公園、鴨川公園、柊野ダムなどでロケが行われました。
『古都』
(C)川端康成記念會/古都プロジェクト
2016年の冬に公開された、松雪泰子さんが二役を担当して主演された映画です。川端康成の同名小説を原作に、原作には描かれなかったストーリーも組み込まれて実写映画化されました。
松雪泰子さんが巧みに二役を演じ分け、橋本愛さんは就活生で進路に悩む大学生を演じていたり、成海璃子さんは、絵画の技術を磨くため海外に留学しながら、自分の実力に悩む女性を演じたりと、繊細で丁寧に描かれた映画でした。
この映画では映画のホームページでロケ地マップが掲載されています。映画をご覧になられたら是非チェックしてみてください。
http://koto-movie.jp/location.html
まとめ
京都は様々な映画のロケ地として使用され、映画を見れば見るほど街の景色が変わって見えてきます。
ロケ地をまとめた「京都市メディア支援センター」というホームページもあるので、合わせてチェックしてみると良いかもしれません。
https://cinema.ne.jp/recommend/sayuri2016082607/
寒さも和らぎ、京都は過ごしやすい季節に入りました。是非映画と合わせた京都の旅をお楽しみください。
(文:kamito努)
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