コナン『から紅の恋歌』ロケ地巡ってきた!
(C)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
おはようございます!
『劇場版名探偵コナン から紅の恋歌』の上映が始まってはや2週間、もう映画は堪能されましたか。今回は大阪・京都が舞台になっていました。
今作では、同じように関西が舞台になっていた『迷宮の十字路』ほど、実在する場所は出てきませんでしたが、モチーフになった場所やエンディングで登場した京都の風景など、選りすぐりでご紹介します!
大阪編
少しネタバレになってしまいますが、映画冒頭のド迫力アクションシーンは大阪の読売テレビ本社が舞台になっていましたね。今回の映画だけでなく、コナンの世界では”日売テレビ”という名のテレビ局として登場します。
お!ビルに”ytv”の文字が。地上から見ると見上げる形になります。
そこで、近くの歩道橋まで上がってみました。
映画をご覧になった方はつい想像してしまうと思いますが、コナンはここをスケボー(正式名称は『ターボエンジン付きスケートボード』)で飛んだんですよね...。
それ以前にここが大爆発したと考えると、「やばいやん」の一言ですが、さらに川に向かってコナンが飛んだと考えると「えぐいやん」という感じです。
(※関西ではやばい<えぐいの認識です、筆者調べ)
コナンはありとツインタワーやジェットコースターなど、あらゆる場所をスケボーで飛び越えていますが、こうして実際に見てみるとそのすごさがわかりますね。
そして、劇中に登場した「ホテルニューオータニ大阪」も読売テレビ本社から徒歩10分程度の場所にあります。
ロビーなどは一般のお客さんがいらっしゃったので写真は撮れていませんが、界隈に来られた方は中を覗いてみるのも良いかもしれません。
映画でもロビーラウンジやホテルの雰囲気など忠実に再現されていました。
ちなみに、エンドロールに登場した大阪城もこの近くです。
大阪城への行き方は別の記事ですでに紹介していますので、こちらをご覧ください。
京都編
映画も、途中で大阪から京都へ舞台が移り変わりましたね。
さて、最初に残念なお知らせをせねばなりません。
映画の重要なシーンだった百人一首の会場の元になった『小倉百人一首殿堂 時雨殿』はリニューアルのため、今年3月21日から休館しておりました。
詳細は、時雨殿のHPをご確認ください。
今作のポスタービジュアルでは近江神宮が背景にありましたが、劇中皐月杯の会場として参考にされているのは、嵐山の時雨殿ではないかと考えられます。
もし、コナンを観て「行ってみようかな〜」と考えている方は、十分にご注意くださいね。リニューアルオープンの日時は今記事公開時点では決まっていません。
さて、気を取り直して、エンドロール部分の京都紹介です。
こちらは全てを網羅することはできなかったのですが、オールシーズン楽しめる観光名所をご紹介します。
まずは、渡月橋。
倉木麻衣さんが歌う主題歌のタイトルが「渡月橋〜君 想ふ〜」とあるように、エンドロールに始まってすぐの映像が、渡月橋でしたね。
渡月橋の背景にある山が、秋にはすべて紅葉します。
今は修学旅行生で賑わっていました。
続いて、嵐山天龍寺。
劇中の季節が秋で、エンドロールでも紅葉シーンが多分に使われていましたが、この写真は最近のものです。
紅葉の色付きはみられませんが、きれいな青葉が見られるのはこの季節だからこそです。
紅葉だけでなく、多数の植物があり、花も綺麗でした。
紅葉シーズンでなくとも、観光客は多いのでゆったりするのは難しいですが、嵐山のメイン通りの賑わいとは一変して落ち着いたしずかな空気が漂っています。
たけのこも顔を出していました。
最後に、圓光寺(えんこうじ)。
こちらは街中から外れた場所にあるので、紅葉シーズンでなければかなり空いていることが予想されます。
私が訪れた日は雨が降っていたこともありますが、貸切でした!
少し分かりづらい場所にありますが、車道にも道案内がされていますので、それを追っていけばたどり着くことができます。
雨でレンズが濡れて、なんとなく雰囲気のあるボケ感の写真も撮れた!
こちらも、紅葉シーズンは一面が真っ赤に染まってきれいだろうなと想像できますね。
この福地蔵(?)もエンドロールに登場していましたね!
平安神宮や銀閣寺に訪れる方は少し足を伸ばして圓光寺まで行ってみるのがおすすめです。
いかがでしたか。
『から紅の恋歌』のストーリーを思い出しながら、コナンと一緒に旅をしている気分で(笑)、大阪・京都のいろいろな場所を巡ってみました。
よく訪れる観光名所でも違った見え方をするもので、新しい発見もあった気がします。時雨殿だけは惜しいタイミングでした・・・。
写真から、少しでも『劇場版名探偵コナン から紅の恋歌』の世界をリアルに感じていただけたら嬉しいです。
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(取材・文:kamito努)
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