堀禎一監督、6年ぶり新作劇映画は“官能と禁忌の物語”

夏の娘たち~ひめごと~ サブ50



映画監督・堀禎一の6年ぶりの劇場新作となる映画『夏の娘たち~ひめごと~』(R15+)の公開が決定した。新作公開に併せて上映館の東京・ポレポレ東中野では、ピンク映画、アイドル映画から「天竜区」シリーズまで、堀禎一監督作全作の特集上映も行われる。

堀禎一監督最新作!官能と禁忌の物語『夏の娘たち~ひめごと~』


夏の娘たち~ひめごと~



山あいの小さな町に直美(西山真来)は養父の最期を看取りに戻って来た。義理の弟・裕之(鎌田英幸)との再会はふたりのあいだに秘密の過去をよみがえらせる。彼らは姉と弟の関係を越えて男女の仲に至っていた。裕之への愛を再燃させた直美だったが、やはりこの町に戻って来た幼なじみの義雄(松浦祐也)を前に思いは乱れる――

夏の娘たち~ひめごと~ サブ18



映画『夏の娘たち~ひめごと~』は、2003年公開のピンク映画『宙ぶらりん』で監督デビュー後、ピンク映画以外にも『妄想少女オタク系』『魔法少女を忘れない』といったライトノベルやコミック原作の青春映画や、静岡県の集落に通いつめて定点観測したドキュメンタリー「天竜区」シリーズなど、ジャンルを横断した活動を展開する堀禎一監督の6年ぶりの劇場作品。監督の原点に回帰した官能と禁忌の物語を描く。

夏の娘たち~ひめごと~ サブ63



ヒロインの直美役を『乃梨子の場合』の西山真来が演じるほか、舞台で活躍する鎌田英幸、『怒り』『まんが島』の個性派・松浦祐也が出演。さらにの志水季里子、速水今日子、和田みさ、川瀬陽太、外波山文明、ビノシュ、櫻井拓也、小林節彦、下元史朗ら個性派俳優が脇を固める。

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本作のロケ地は信州は長野県上田市で、静岡県の斜面集落の四季を追ったドキュメンタリー『天竜区』シリーズの方法論をフィクションに取り込み、ひんやりと清冽な夏の風の吹くなか、それぞれの手で運命を選ぼうとする女性たちの姿が描かれる。

夏の娘たち~ひめごと~ サブ26



夏の娘たち~ひめごと~ サブ52



また、本作が上映される東京・ポレポレ東中野では公開を記念して、堀禎一監督作品の過去作を一挙上映する特集上映企画も実施される。ピンク映画、アイドル映画から「天竜区」シリーズまで、幅広い作品を生み出した堀禎一の全作品が、7月1日から21日までの3週間に渡って上映される。

映画『夏の娘たち~ひめごと~』は2017年7月1日(土)よりポレポレ東中野にて公開。


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