俳優・映画人コラム
緊急!映画の中の「ええ体」俳優特集~!!
緊急!映画の中の「ええ体」俳優特集~!!
Photo credit: Lerkoz via Visual Hunt / CC BY-NC-ND
僕は高校の時ガリガリのくせにアメフト部にいたので、その当時のコンプレックスからムキムキ願望がいまだにある。
だから行かなくてもいいのに格闘技ジムなんて通ってしまっている。
だからええ体の男がいたら「うお!ええな~くそ~」なんて思っちゃう。
なんだったらAVだって男優見てる時たまにある。(・・関係ないけど)
・・・・映画と何関係あんねん?とお思いでしょう・・・
僕が何が言いたいか・・・・
「ローガン始まるで!!って事は勝手にこの映画俳優の体めっちゃええやん!ベスト5~~!!」
(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation
これですよね。
勝手に僕自身が抱いた「くそ~ええ体やな~」って思った5人を発表します。
異論は認めます。
勝手にベスト5と言ってもやはり基準が必要。
ただただムキムキがOKという訳じゃない。
まずその映画の中で必要な肉体であってほしい。プラスその筋肉の艶やかさ、キャラのなじみ加減、それでいてその奥に見えるその筋肉を作るトレーニングの大変さなどなど・・・
簡単に言ってしまえば「こいつとだけは喧嘩したくない」感なのである。
そしてここで筋肉と言えばアーノルドシュワルツネッガーさん、シルベスタ・スタローンさん、ザ・ロックことドウェインジョンソンさんはレジェンドとして君臨していますので今回は除外します。
さあいきます。まず1人目!
『アメリカンヒストリーX』
エドワードノートン
ネオナチのスキンヘッドのムキムキ男。何よりもファイトクラブのある種だらしない体のイメージを一新。胸にハーケンクロイツをタトゥーするというドン引きの行為もこの体なら不謹慎ながらも似合うと思ってしまう。
冒頭黒人を殺して警察に捕まるところの一連のシーン。ネオナチの狂気の表情と肉体。弟に不敵に浮かべる笑み。モノクロのシーンとスローモーションで、より筋肉の陰影を際立たせる。
思想は全く共感できないけど、この体になりたくてこのシーン観ながらプッシュアップした学生時代を思い出す。
1番理想的な体。
『ダークナイト・ライジング』
トムハーディ
バットマンの背骨を折った事で有名のベイン役。トムハーディ。超マッチョ。『マッドマックス』のマックス役より、『ウォーリアー』の総合格闘家の役より巨大マッチョ。
筋トレした事ある人間ならわかる。この体を作るのにとんでもない食生活とトレーニングの努力が必要という事も。
この胸筋から三頭筋、上腕二頭筋にかけての筋肉の分厚さ見せつけられたら、さすがのバットマンも背骨折られるのも納得もの。ごついレザージャケットもこの肉体だからこそめっさ似あう。
絶対に喧嘩してはいけない相手。だからこそものすごく怖いのに終盤マスクをチョンとしたらもうあっさり「顔が濡れて力が出ない系」になっちゃうのはすこし残念・・・
マスクに目が行きがちだけども、この体はデニーロも脱帽もの。
上記のエドワードノートンの進化形。
『血と骨』
ビートたけし
意外と思われるかもしれない。
しかしこの上半身の圧。タンクのような体。戦後の丹力強い男の象徴の体型。絶対柔道強いやん系体型。
何?腹筋割れてる?そんなんで飯食えんのか?金稼げんのか?
男はこの体1つありゃ十分!金稼いでこの太い腕で女抱いてこのでっぷりとした腹をさする。性豪の成功者。中村優子さん濱田マリさんを相手にした濡れ場はこの体だからこそまさに圧巻でリアル。
この体になって自分の腕切って血をコップで受けて、
「この血飲め!俺の金返さんという事は俺の血飲んでるのと同じや!俺の血飲め!!」
と言いたい。
『フォックスキャッチャー』
チャニング・テイタム、マーク・ラファロ
イケメンのイメージ強いテイタムが不器用なレスリングの選手役。
元々筋肉あるテイタムじゃないか?と思われがちですが、ここで僕が言いたいのはのレスリングの練習風景マークラファロと自然にレスリングのスパーを軽くするシーン。それがあまりに自然。ずっとしてたかのような臨場感。毎日毎日鍛錬してる男の姿が見える。
もちろん首が太いレスリング体型になってたし、選手特有の武骨さがありありと感じられ、だからこそ内容に没入出来た。
スティーブ・カレルの怪演が注目されがちですが、この2人のオリンピック選手リアルさがあったから素晴らしい映画になったに違いないはず。
『X-MEN』シリーズ
ヒュージャックマン
映画『LOGAN/ローガン』より
(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation
言わずと知れたウルヴァリン。現実離れしたウルヴァリン役を長年にわたって担い続けたヒュー。
傷をも再生する野生味溢れたキャラクター、しかもマーベルのウルヴァリンは身長が160と小さい設定。高身長のヒューはそれをリアルに観せるためにでかい筋肉をつけることで補った。
1本の映画ならまだしも10年以上も異常な筋肉を維持し続けたヒューは毛も筋肉もまさにウルヴァリンだった。
本当は『ニューヨークの恋人』みたいな映画だけやりたかったかもしれない。ヒュー。
お疲れ様。
新しいウルヴァリン役の人はこのヒューが築き上げたとてつもない高いハードルを越えなければならない。それが今から心配・・・僕たちは残されたヒューからの贈り物『LOGAN/ローガン』をありがたく観るとしましょう。
映画『LOGAN/ローガン』より
(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation
さあ5人選ばせていただきました。いかがでしたか?
この中の映画を観て夏に向けて筋トレするもよし!目の保養にするもよし!ですよ!
(文:南川聡史)
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