『22年目の告白』など、邦画のどんでん返しオススメ5選
知的好奇心から、ミステリー映画やどんでん返しやオチのある映画が好きな人は多いですよね。
今回は邦画のどんでん返しといえばどんな作品がある?ということで、おすすめの邦画どんでん返し作品を紹介したいと思います。
1:藤原竜也、伊藤英明、仲村トオルのやりとりが見どころ
『22年目の告白 私が殺人犯です』
(C)2017 映画「22年目の告白 私が殺人犯です」製作委員会
1995年、同一犯による5件の連続殺人事件が日本中を震撼させます。事件を担当する刑事・牧村(伊藤英明)は犯人を追い詰めるが、犯人の罠にかかり上司を殺され、未解決のまま時効を迎えてしまいます。そして22年後、犯人を名乗る曽根崎(藤原竜也)は殺人手記「私が犯人です」を出版し……。
藤原竜也がまたまたクズ男を演じるということで話題になっている作品。
その真相は、具体的には書けませんが、どんでん返しのタイミングと、その後の展開が凄まじい。まさに秀逸なタイミングで罠が発動します。ミステリーファン必見です。
また藤原竜也、伊藤英明、仲村トオルの熱演がすごくて、見応え抜群でした。
またこちらは原作小説もあるので、興味のある方は読んでみて、映画との違いを確かめてみるのも面白いと思います。
2:大泉洋の最後の一言が刺さる
『アフタースクール』
母校の中学校で働く教師・神野(大泉洋)の前に、同級生と名乗る探偵・北沢(佐々木蔵之介)が現われます。北沢は神野の幼馴染の木村(堺雅人)を探していて、一緒に彼を探しに行きます。木村を探すうちに神野の知らない木村の素顔が明らかになり……。
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人とキャストの豪華さとどんでん返しのうまさ・面白さが話題になった作品なので、ご覧になっている方も多いことでしょう。
物語の構成も面白くて、いろいろなところに伏線が散りばめられており、最後にこういうことだったのね!と驚かされること間違いなし。
もしまだ未見の方がいらっしゃったら、ぜひとも見ることをおすすめします。
邦画でもこんなに面白い大どんでん返し作品があるんだ、というのがよくわかります。
3:初々しいのんが見られる
『カラスの親指』
ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と相棒のテツ(村上ショージ)はある日、まひろ(のん)と彼女の姉やひろ(石原さとみ)、その恋人貫太郎(小柳友)と知り合い、共同生活を送ることになります。
全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは絆を築いていきます。そして、タケが過去に引き起こした事件で関わった相手に大勝負を挑むこととなり、テツやまひろたちも協力するが……。
コミカルながら結構しっかりしたミステリーです。序盤の共同生活できっちり5人について描きながら、最後の怒涛の展開は見事。
詐欺師であることの落とし穴に注目してみてみると面白いと思います。最後に待ち受けているものはなんでしょう?
4:どんでん返し後涙涙
『今度は愛妻家』
かつて売れっ子カメラマンだったものの、現在はほとんど仕事がない俊介(豊川悦司)と健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)。
クリスマス直前のある日、二人は沖縄旅行にいくことにするのですが……。
ある意味何も予備知識を持たずに見た方が面白い映画でした。
本編を見るまで、ほとんど情報入れずに、特に期待もせずに見に行ったのですが……。
中盤のある展開で、全容がわかった時、涙腺は崩壊し、涙涙でした。
何も知らずに見ると思わず笑ってしまうようなシーンなのですが……。本当によくできた演出と展開でした。これは絶対見て損のない映画です。
5:伊坂幸太郎が仕掛ける
『アヒルと鴨のコインロッカー』
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人河崎(瑛太)に出会います。
河崎は同じアパートに住む孤独な留学生に広辞苑を送るため、本屋を襲おうと持ちかけられるのですが……。
伊坂幸太郎の原作の実写化作品です。伊坂幸太郎のファンのため、映画を見る前に原作を読んでしまっていて、これは映画化したらどうなるんだろうと不安に思っていました。なにせ映画には向かないトリックなものですから。
しかし、見事に原作のキモの部分を描けており、なかなかナイスな実写化でした。
ちなみにタイトルにもあるコインロッカーは数年前まで仙台駅にあったそうですが、駅の工事やらで位置などが変わってしまい、聖地巡礼はもうできなくなってしまった模様……。残念。
まとめ
どんでん返しが好きな人は『アフタースクール』や『カラスの親指』『アヒルと鴨のコインロッカー』は見たことあることと思います。しかし『今度は愛妻家』を見ている人は少ないんじゃないでしょうか?これは隠れた名作といえるレベルの作品なので、ぜひチェックしてください。
また先日公開された『22年目の告白』も演技合戦、心理戦がとても見応えあるので期待している人はぜひご覧になってみてください。
(文:波江智)
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