映画コラム

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2017年06月23日

バトルシップロスな方におすすめの映画15選!

バトルシップロスな方におすすめの映画15選!


11:『ロック・アウト』
これぞモノホンのB級映画やで!





たまに“コテコテのB級映画”を観たいと思う時はありませんか?そんな時におすすめしたいのがこちらの『ロック・アウト』。「脱出不可能な宇宙の牢獄から美女を助け出せ!」というシンプル極まりないプロットからもう最高、後はチャラい主人公の活躍をぼーっと観ているだけでOK。高級料理ばっかり食べると飽きちゃうから、たまには安っすいハンバーガーでも食べるかって感じで観ると幸せになれる映画です。

12:『カウボーイ&エイリアン』
西部劇と宇宙人侵略ものの夢のコラボ!






西部劇と宇宙人侵略ものを掛け合わせるという素っ頓狂なアイデア、つっこみどころオールアラウンド状態の大味展開など、『バトルシップ』ライクなスピリットに溢れたステキな作品です。ダニエル・クレイグとハリソン・フォードという、『007』のジェームズ・ボンドとインディジョーンズの共演が見られるというのも大きな魅力ですね。宇宙人の設定にも、『バトルシップ』にそっくりなところがありますよ。

13:『マーズ・アタック!』
最高にバカバカしい宇宙人侵略ものだ!






宇宙人侵略ものを極限と言えるまでにバカバカしく(※褒めています)仕上げたのが、この『マーズ・アタック!』。ジャック・ニコルソンやマイケル・J・フォックスやナタリー・ポートマンなどの豪華キャストがなかなかにヒドい(※褒めています)役をこなしており、ハリウッドおよび俳優たちの懐の深さを存分に知ることができるでしょう。宇宙人は脳みそが見えていてグロテスク、やっていることも悪逆非道のはずなのに、いつしかかわいらしく見えてくる(※感じ方には個人差があります)のも不思議です。

14:『眼下の敵』
知略に満ちた“駆逐艦VS潜水艦”の戦いを堪能できる!






大味なアクション映画だけでなく、こちらの“知略”を楽しめる名作を観ているのもいいでしょう。端的に内容を表せば、“ベテランの艦長たちによる、駆逐艦VS潜水艦の一進一退の攻防”というもの。方や優勢、方や一発逆転を狙うという、それぞれの状況の見せ方が抜群に上手く、50年以上前の映画とは思えない面白さに満ち満ちています。

15:『インディペンデンス・デイ』
宇宙人侵略ものの代表作だ!





やはり、宇宙人侵略ものの代表とも言える『インディペンデンス・デイ』も挙げずにはいられません。『バトルシップ』に通ずる「みんなの力を合わせて宇宙人と戦おう!」な内容を観ると、世界平和のヒントはこの映画にあるのかも……としみじみと思います。なお、20年ぶりに公開された続編『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』は輪をかけてツッコミどころ満載な作品に仕上がっており、ある意味で期待通りでした。

おまけ:Twitterでこのタグをチェックしてみよう!


以上に挙げた作品以外にも、シリーズ随一のツッコミどころが満載の『バイオハザード:ザ・ファイナル』、頭空っぽで筋肉アクションが楽しめる『トリプルX:再起動』(ソフトは7月5日発売)、設定がガバめの宇宙人侵略もの『世界侵略: ロサンゼルス決戦』、戦争を皮肉しまくった残酷描写が満載のSF『スターシップ・トゥルーパーズ』、兄妹が魔女をグロく倒しまくるファンタジー『ヘンゼル&グレーテル』、エログロに振り切ったモンスターパニック『ピラニア3D』、男の中の男たちがイチャイチャしながら敵を倒す様がギャグと化している『エクスペンダブルズ2』、ヒーローたちが集結した『アベンジャーズ』なども、『バトルシップ』に通ずる「お祭り映画だ!フゥー!」な映画としてオススメです。

Twitterでは「#バトルシップの代わりに放送して欲しい映画」「#バトルシップの代替作品を考える」というタグが発案されており、バトルシッパーが連想した素晴らしき作品がたっぷりと挙げられているので、チェックしてみるとより幸せになれるでしょう。

まとめ:“敬意”に溢れた作品だった


イージス艦衝突事故を受けて中止となった『バトルシップ』ですが、Blu-rayの特典映像では、特攻した若い兵士の遺体を水葬し、死者への礼節を重んじていた、という事実が告げられています。この特典映像は、事故で尊い7名の命が失われた今でこそ、観て欲しいと思えるものでした。

映画本編も、「戦艦が簡単に沈むか!」「だが(死ぬのは)今日じゃない」などの名台詞が示しているように、むしろ命が失われてしまう悲劇に真っ向から立ち向かうかのような、志の高さを感じます。第二次世界大戦を生きのびた本物の兵士たちを役者として起用しているのも、戦艦や駆逐艦に乗っている人々への多大な敬意があるからでしょう。

これほどの素晴らしさが満載だった『バトルシップ』、今回の放送中止は残念ではありますが、いつの日か、みんなで盛り上がれる地上波放送で再会できますように……。

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(文:ヒナタカ)

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