『ドント・ブリーズ』『エイリアン』の衝撃再び!『ライフ』が必見すぎる5つの理由



5:絶対にネタバレ厳禁!『貞子VS伽椰子』に引けを取らない驚愕のラストが待ち受ける!


本作のラストには大興奮しました!その詳細は絶対に言えませんが、「脚本家、大天才だろ!」「顔がニヤけてしょうがない!」という、幸せな気持ちでいっぱいになったことだけはお伝えしておきます。

誰かと一緒に観れば、このラストについて会話に花が咲くどころか満開になることは必死。衝撃度はあの『貞子VS伽椰子』並と言っていいでしょう!

Twitterなどでネタバレを見てしまわないよう、お早めに映画館に向かうことをおすすめします。観た方も、ラストの展開をバラしたり、これから観る方のために劇場を出てすぐに「◯◯だったよな!」などと大きな声で話さないでください!この衝撃は一度しか体験できないので、本気でお願いします!




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おまけ:『ライフ』と合わせて観て欲しい映画はこれだ!


ここからは、『エイリアン』と『ドント・ブリーズ』と『ゼロ・グラビティ』と『貞子VS伽椰子』以外で、『ライフ』が気に入った人に観て欲しい、またはこの作品が好きな人に『ライフ』をおすすめしたい、という5つの映画をご紹介します。

1:『サンシャイン 2057』
=ホラー×SFの見事な融合!





太陽の活動を蘇らせるために、宇宙船で飛び立った8人のクルーの顛末を描いたSF作品です。ホラー映画のような演出が見どころで、特に“サブリミナル映像”と、終盤の“とある事実の知らせ”には存分にゾクゾクさせてもらいました。重々しい映像はどこか美しく、『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』などで高い評価を得たダニー・ボイル監督の個性も存分に表れていました。なお、本作『ライフ』とは真田広之が重要な役で出演していることも共通しています。

2:『ディープ・ブルー』
=1人1人死んでいくサメ映画の傑作!





個人的な3大傑作サメ映画と言えば『ジョーズ』と『ロスト・バケーション』、そしてこの『ディープ・ブルー』です。何より面白いのは、“次に誰が死ぬかさっぱりわからない”こと。さまざまな物語において“「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ……」と言ったやつは死ぬ”というお約束のことを俗に“死亡フラグ”と呼びますが、『ディープ・ブルー』ではその死亡フラグがまったく成り立たないのです。「誰が最後に生き残るのか?」を予想してみるのも楽しいですよ。ちなみに、現在『ディープ・ブルー』の続編が、テレビ映画として撮影中なのだとか!


3:『スプライス』

=生命とセックスって超気持ち悪い!





『ライフ』が“生命そのものの恐怖”を描いた作品とするならば、この『スプライス』は“生命およびセックスそのものの気持ち悪さ”をこれでもかと映し出した作品です。科学者のカップルが異形の生物を生み出してしまったため、隠しながら育てていく……というものなのですが、いい意味でキモくてドン引きするシーンの連続。モザイクを入れられても文句を言えなさそうな“太くて焼けただれた×××”のような生命体までも登場。終盤に主人公がイタした“あること”は、もはや乾いた笑いが出てくる勢いでした。しかしながら、あらゆる“子育て”のメタファーになっている展開の数々には、あなどれない面白さがあります。観る人を選びますが、悪趣味な映画が大好きだという方におすすめです。

4:『パラサイト』
=あいつはどいつに寄生した!?探し出せ!





重めのホラー映画は苦手だという方におすすめしたいのは、こちらのカラッとした雰囲気で楽しめる『パラサイト』。高校の中で、未知の生物が誰かに寄生し、それが誰かを当てたり、はたまた騙されてしまったりする“疑心暗鬼”のサスペンスが存分に楽しめる娯楽作です。『ロード・オブ・ザ・リング』で有名なイライジャ・ウッドが演技に見えないほどにヘタレな役にハマっていたり、『ターミネーター2』の敵として有名なロバート・パトリックが短気な先生役で出演していることも見逃せません。

5:『ヒルズ・ハブ・アイズ』
=殺されてしまうのをただ待つだけじゃない!反撃だ!





“1人また1人と死んでいくが、起死回生のチャンスを見つけて反撃する!”という『ライフ』に似た構造の面白さがあるのが、こちらの『ヒルズ・ハブ・アイズ』。普通の一家が人里離れた砂漠で立ち往生し、恐るべき異常者たちに立ち向かって行くというプロットはシンプルかつ王道。R18+指定ですが、むやみやたらにグロいというわけでもなく、キャラたちの心理がしっかり描かれているため、彼らの死に心から悲しくなるドラマとしても格調高い仕上がりでした。残虐描写も作品に間違いなく必要なものですし、意外にも万人が楽しめるホラーになっていると言っていいでしょう。

まとめ:シンプルなタイトルの意味は……?


本作『ライフ』の魅力を総括すると、“『ゼロ・グラビティ』以降の最先端の映像技術で作られた、『エイリアン』や『ドント・ブリーズ』なホラーである”と表現できます。以上に挙げた映画が好きな人は、大満足で劇場を後にできることは間違い無し!筆者が保証します!

また、タイトルの『ライフ』について、「なんでそんなにシンプルなの?」と思った方も多いのではないでしょうか。観終わってみれば、このたった1つの単語にもさまざまな解釈が思い浮かび、味わい深いタイトルになるかもしれませんよ。

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(文:ヒナタカ)

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