土屋太鳳が映画で演じた全「女子高生」!
土屋太鳳が映画で演じた全「女子高生」!
(C)2017「兄こま」製作委員会 (C)夜神里奈/小学館
現在上映中映画『兄に愛されすぎて困ってます』に主演している土屋太鳳(たお)さん。
朝の連続テレビ小説『まれ』に出演して以来、ドラマ、映画など出演作が途切れることがない人気ぶり。そのなかでも、1995年生まれの現在22歳ということもあって、これまで女子高生役を演じた作品が多いです。
そこで今回は、高校生役で出演した映画を全作品ご紹介!
『果てぬ村のミナ』(2012)
土屋さんにとって映画初主演となったのがこの作品です。地域活性化プロジェクトの一環として製作された作品ですので、当時公開規模は小さかったようですが、土屋さんが朝ドラヒロインに抜擢された時に全国公開しました。
この当時から美少女ではありますが、今よりも初々しい姿が見られる貴重な映画です。本編を入手するのは難しそうですが……、予告編はyoutubeで観ることができます。
『映画 鈴木先生』(2013)
連続ドラマを経て、続編として映画が公開されました。主役の鈴木先生を長谷川博己さん、女子高生役でこの作品のヒロイン・小川蘇美として出演したのが土屋さんです。
鈴木先生の頭の中で繰り広げられる蘇美の妄想に、思わずニヤっとしてしまうようなシーンがたくさんありました。映画では、蘇美はトラブルに巻き込まれ、危険にさらされてしまう場面も。他にも、生徒会書記への立候補演説など、他では見られないシーンがたくさんあります。
『赤々煉恋』(2013)
土屋さんが演じた主役・樹里は、飛び降り自殺をして実体がない状態で登場するので、観ていて最初は違和感を覚えるはずです。マンションの高い場所に登って通行人を眺めていたり、学校に登校しているのにクラスメートは存在を気づいていない様子だったりと、不思議なシーンが続きます。
生きていた時の樹里はとても明るく、自殺をして実体のない樹里もすごくさっぱりした女子高生なので、暗くならずに観ることができますが、樹里の母親や、仲良しだったクラスメートの気持ちを知る場面もあり、重みのある作品です。
『人狼ゲームビーストサイド』(2014)
土屋さんが演じた主役・樹里は、飛び降り自殺をして実体がない状態で登場するので、観ていて最初は違和感を覚えるはずです。マンションの高い場所に登って通行人を眺めていたり、学校に登校しているのにクラスメートは存在を気づいていない様子だったりと、不思議なシーンが続きます。
生きていた時の樹里はとても明るく、自殺をして実体のない樹里もすごくさっぱりした女子高生なので、暗くならずに観ることができますが、樹里の母親や、仲良しだったクラスメートの気持ちを知る場面もあり、重みのある作品です。
シリアスな土屋さんが観たい方におすすめの作品です。よく知られている人狼ゲームですが、ゲームの枠を超えて実際に殺し合いが行われることでストーリーが進んでいきます。
バイオレンスなシーンもあり、初めて観る方はびっくりするかもしれませんが、人狼ゲーム参加者の人間関係や、勝ち負けにこだわり、だんだんと歪んでいくゲーム参加者の姿に目が離せないはず。とくに、この作品で土屋さんは、気性の激しい、キツめの女子高生を演じています。映画の世界では実際に殺し合いが行われているわけですから、そのキャラクターにも納得できるのですが、他にはないお芝居が見られますよ。
『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(2015)
(C)2015“Library Wars LM”Movie Project
岡田准一さん主演、有川浩さん原作の実写化で、映画2作の間に、スペシャルドラマ1本を加えたシリーズになっています。
土屋さんは、スペシャルドラマ『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』からの参加で、突発性難聴を発症した女子高生を演じました。
右耳は聴力を失い、左耳は補聴器なしでは聞き取れない女の子で心を閉ざしていたところから、田中圭さん演じるある男性に出会って少しずつ明るさを取り戻していく様子を丁寧に演じていらっしゃいます。清く爽やかな演技が、力強さを裏付けているようでした。
『orange』(2015)
朝ドラ『まれ』後すぐの映画であり、同じく『まれ』に出演した山﨑賢人さんと再び共演することで話題になりました。漫画原作の実写映画化で、竜星涼さん、山崎紘菜さん、桜田通さん、清水くるみさんらが同級生役として出演されています。
土屋さんご本人も語っていましたが、普段の声より少しトーンをあげてお芝居をする工夫をされています。それがとっても女の子らしくもあり、クライマックスの場面での力強い声がより際立ったようでもあり、『orange』の世界だけの土屋さんを観ることができます。
『青空エール』(2016)
竹内涼真さんとW主演を務めたこの作品は、高校の部活動を舞台にしていてとても夏らしく、青春が詰まっています。土屋さんは、吹奏楽部でトランペットを担当。竹内涼真さんは、甲子園出場を夢見る野球部員です。高校生ならではの人間関係の難しさや悩み、葛藤が描かれる一方で、胸キュンな恋愛要素も含まれています。土屋さんが出演された中では、理想と現実が両立した、一番いかにも女子高生らしい作品かもしれません。
アツい夏を過ごしたい人にも、高校時代を思い出したい人にもぴったりです。
『金メダル男』(2016)
(C)「金メダル男」製作委員会
内村光良さん、Hey!Say!JUMPの知念侑李さん主演の映画です。土屋さんの登場シーンは多くないのですが、コメディ要素の強い作品で振り切ったお芝居を披露しています。
なかでも、土屋さん自身が得意としているダンスを知念さんと演じているシーンは、のびのびとしていて、観ていて楽しくなる作品です。
『PとJK』(2017)
(C)2017「PとJK」製作委員会
亀梨和也さんとW主演で今年公開されました。Pは亀梨さん演じるポリス、JKは土屋さんが演じる女子高生のことです。警察官が女子高生と付き合うのはよろしくないという理由から、突然、結婚生活を始めるふたりの物語です。
これまで演じたキャラクターは、暗かったり控えめな女の子が少しずつ心を開いていくタイプが多かったですが、この作品で演じたカコちゃんは、最初から可愛くて明るく、素直な女子高生。でも、その分、好きな相手と共有できない部分に不安を募らせる女の子でもあります。そのメリハリもまた可愛くて、ずっと観ていたい作品です。
『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)
(C)2017「兄こま」製作委員会(C)夜神里奈/小学館
現在公開中の『兄こま』では主人公・せとかを演じています。せとかの兄・はるかを片寄涼太さんが演じており、タイトル通りこのふたりのラブストーリーです。
映画公開前に放送されたテレビドラマでは、ふたりは実際の兄弟ではなく、血縁関係にないということが明らかに。その後のストーリーを映画で描いています。とはいえ、実際の兄妹だと思って育ってきているため、せとかの、家族にしか見せない素の部分をたくさん見ることができます。普段は明るくて前向きな女の子ですが、実際の家族でないと知った時の、感情をぶつけるシーンはグっときます。
現在、上映中ですので、ぜひ劇場でご覧ください!
まとめ
なんと、初出演の『トウキョウソナタ』(2008)以来、毎年1作品以上に出演している土屋太鳳さん。これまでの作品の多くは女子高生役での出演でした。
これだけの女子高生役を演じるにあたって、工夫された色々なことは計り知れないですが、どの作品も「太鳳ちゃん」でありながら、それぞれの作品の、キャラクターとして映っています。
ちなみに、2013年の11月からほとんど毎日ブログを更新していらっしゃいます。最近はもっぱらインスタグラムですが、公式ブログも含め、作品に対する率直な思いを読むことができます。等身大の文章には、ハっとさせられることもあります。
太鳳ちゃんの言葉をきっかけに、ファンになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
観る人それぞれの好みもあるとは思いますが、出演されている作品と合わせてブログも読んでみると、「女優・土屋太鳳」をより深く感じられるはずです。
2017年は『トリガール!』(9月1日公開)、『8年越しの花嫁』(12月16日公開)の2作品が決まっており、2018年には菅田将暉さんとW主演で『となりの怪物くん』の公開も控えています。
これからも、ますますの活躍を期待しています!
(文:kamito努)
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