インタビュー
想像を越える『鉄道員(ぽっぽや)』の世界!幌舞駅に遊びに行ってみた!(前編)
想像を越える『鉄道員(ぽっぽや)』の世界!幌舞駅に遊びに行ってみた!(前編)
こんにちわ、映画ソムリエ東紗友美です。
突然ですが皆様、おいくつですか?(唐突・・・)
25歳以上の日本人の方でしたら、一度は「ぽっぽや」というワードを耳にしたことがあるんでじゃないでしょうか?
そう、それは浅田次郎さん原作、高倉健さん主演の1999年公開映画「鉄道員(ぽっぽや) 」。
この「ぽっぽや」とは、高倉健さん演じる北海道の架空の駅・幌舞駅(ほろまい)で近い将来廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしている鉄道員がその人生を振り返っていく物語。原作は直木賞も受賞しております。
その年の日本アカデミー賞最優秀賞9部門を受賞しただけでなく、あのモントリオール世界映画祭でも高倉健さんが主演男優賞を受賞した後世に語り継ぎたい日本映画の1つですよね。
さて今回はヒガシは北海道に実在する健さん演じる幌舞駅の舞台となったJR幾寅駅(いくとら)まではるばる足を運んできました!
ここにはぽっぽやのセットが今でもそのまま現存されているんですよ。
到着してまず驚いたのが、幌舞駅だけじゃなかったこと!
様々なセットがこのエリアに密接して、再現されていました。
だるま食堂や、電車も!!
これには思わず感激しました。一瞬で映画の世界に入り込んでしまいますよね・・・!
そして、私は夢にまで見た健さん(ちなみに役名は佐藤なんですが、もはや健さんで統一します)の働いていた幌舞駅の中へ・・・。
ガラガラ〜〜〜〜。
扉を開けた瞬間、「わぁ・・・!」と愛らしい声をあげました。(無駄な文章)
南富良野ロケーションマップが広がっています。
パキっとしたカラーのオレンジのイスに愛らしい座布団がそれぞれに並べられた待合室。
その奥には、「鉄道員 南富良野町 ロケーション記念展示コーナー」なるエリア発見してしまいました!!テレビが置かれ、映画も流れています・・。
この記念展示コーナーとやらの中に入ってみると・・・、想像以上にエイガな空間!
筋金入りのぽっぽやだった健さんのお写真の周りには、たくさんのお花が飾られていました…(涙)
このお花に囲まれた健さんのお写真を見て、私は思わずホロリ。ジーン…。
そして更に奥に進むと、実際に着用されていた衣装も!!
他にも貴重な資料だったり、サインコーナーだったり、スナップ写真も展示。
このエリアは婦人会の皆さまが大切に大切に維持されているそうですよ。
こうやって地元がロケ地となった映画のセットや資料を大事に守り続けようとしてくれている姿勢にも胸が熱くなりますよね。
ちなみに、この展示コーナーの開放時間は午前9時から午後5時までだそう。
このエリアがあることを知らなかったのですが、
ここは見応え抜群なので絶対、この時間内に来るべきです。
先ほど紹介した衣装などの展示を見るのも無料ですし、映画の解説も無料で配布していました。
万が一、一緒に行った人がこの映画を見ていない不届き者だった場合も最低限あらすじを把握してもらうことができます…(;´Д`)
そして私は待ちに待ったホームへ!!
健さんは雨の日も風の日も雪の日も、どんな1日も勤務に忠実でここに立ち続けたんですよね…。
そんな駅のホームは夏真っ盛り!幾寅はカラフルなお花が咲き乱れておりました。
空気が澄んでいてどこまでも遠くまで見渡せそうな・・・思わず深呼吸!
ここで数分ぼーっとしていたのですが、ノスタルジックと言いましょうか・・・
何とも言えない懐かしい気持ちになりました。
図らずも涙活できちゃう場所なのかもしれないです。
「はじめてきたのに、なつかしい。」そんな感覚に浸りました。
日本の原風景がどこまでも続いている美しい景色が見渡せます。
ちなみに私のInstagramでは動画も公開中!
映像バージョンが気になる方はこっちでもどうぞ♪
そんなホームを堪能した後は、先程幾寅駅の手前に展示されていたオレンジ色の電車「キハ12 23」に乗り込んでみました。ぽっぽやのもう1つの主役ですよね!
こちらも外観だけですまさず、中にはいってみて正解!
サインなど展示物が見ることができます。
動かないけれどキハ12 23の座席に座るだけでも雰囲気を味わえます。
おろろ…!
ちょっとボリューミーになってきたので、おすすめフォトスポットやアクセス方法などまだまだ書きたいことがありますので後編で紹介させてください(^ν^)
※後編はこちら
(取材・文:映画ソムリエ 東紗友美)
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